ただのモノローグ

しがないヘイホーが書く日記

バカはある意味羨ましい

そういえば昨日は弟(現在大学生)の誕生日だった。

少し前にLINEでプレゼントという名の現金をせがまれたのを忘れてた。

 

面倒くせえなと思いつつも、昨日親に送った仕送りから適当な金額送ってあげて、と連絡しておく事にする。

 

それにしても僕の弟というのは、とてもよくできた人間だと思う。

決して優秀という訳ではない。寧ろ逆。『全体的に頭がわるい』。

これは最早家族公認なので堂々と書いておく。

LINEの文とか、普段の立ち振る舞いとか、頭の悪さが滲み出まくっている。

まぁ僕からしたら、その清々しいほどのバカさが逆に羨ましいとさえ思う。

 

僕とは対照的で、基本的に何も考えないタイプなんだな。

だから中学時代のブラック部活でもものすごくマイペースにやってたと聞くし、高校でも相当な有名人だったらしい。

大学ではバイト漬けの生活らしいけど。それで金欠とは如何なるものか。

 

何だかんだで、たまに弟の様子を見られると息抜きになったりする。

疲れている時やストレスが溜まっている時は、適度なバカを相手にするといいのかもしれない。

 

何より僕が社会人になってから、弟が僕の言うこと「だけ」異様に素直に聞くようになった。

理由は言わずもがな、素直になってれば小遣いくれると信じて疑わないのだろう。

(実家で会ってもあまり会話することはないけど。反対に姉とはしょっちゅう幼稚な会話ばかりしてる。)

 

何となくそれが面白いから、面倒くさくても結局毎年お年玉をあげてしまう(もちろん学生の間までだが)。

毎回毎回律儀にお礼をくれるのも妙に可愛らしい。

 

こんな弟も、近い将来大学を出て就職することになるという事実がある。

無論、就職浪人になってニートと化する未来も容易に想像できるけども(笑)

 

具体的な根拠はないけど、彼は僕と違って社会をのうのうと生き延びていけそうだなと思う。

弟よ、その強靭なメンタルで将来大物になってくれ。

そして大富豪と結婚して、兄を楽させてくれ。