そういえば今の社員寮に引っ越してきてもう1年が経つ。
前の寮には3年間住んでいたから今はその3分の1になる訳だけど、そうか、まだ1年しか経っていないんだな。
感覚的に今の所が慣れすぎてしまって、実際はもっと長いこと住んでいたように思う錯覚に陥ってしまう。今年度はいろんなことをやったから何だかんだで1年間を長く感じていたのかもしれない。
ここに引っ越してきた当初はすごくワクワクしたものだ。
前住んでたとこは周りにスーパーくらいしかなく、コンビニとか本屋とかは駅まで行けばあるけどその駅まで徒歩で15分くらいかかるもんだから、何かと億劫に感じていた。
今の寮は駅からも近い、コンビニも本屋も近い、外食も充実していて少し歩けばタワレコもあるといいこと尽くしだった。
あと、前の寮は構造がロフトベッドだったんだけど、これもあんまり好きになれなかった。
自分はつい部屋の中を意味もなくウロウロ歩く癖があって、ロフトベッドだと布団から出入りするのに階段を経由しなければならず、その動作が面倒くさかった。
今は床に直接敷布団を敷いていて(実家でもこのスタイルだった)、布団の出入りもストレスなくできるから良い。普通のベッドもあれば快適なんだろうけど、そんなに必要性を感じないな。
引越してきた翌日の朝目が覚めると、普段とは違った感覚になって変にテンションが上がったな。駅のホームの案内音が家まで聞こえてきたり、商店街のBGMが流れていたりするのが新鮮だった。
1年経った今ではこういうことも流石に慣れてしまって、部屋の快適さとか周りの風景とかも何だか当たり前になった。マンネリというやつか。
もう一度、あの時のワクワクを体験したいなと最近思ったりする。
けどまぁ引越しってかなりお金かかるし、何より社員寮を出てしまったら家賃も全額負担したりとかで経済的にしんどくなってしまうから、中々簡単にできるものではないと分かっている。
とりあえず会社辞めるまではここに住むのが賢明だな〜。寮は30歳くらいまでしか居られないらしいけどぶっちゃけそんな歳まで会社に居れる自信がない。