Twitter経由でこういう記事を見かけた。
自粛要請によって生活スタイルが大幅に変わり、色々考え方などが変わった人は多いみたい。
自分はどうか。ここ最近の変化についてまとめてみる。大体、過去に書いたような内容ばかりかもしれないけど。
プライベート面に関して
会社で自宅待機日が設けられたことで家にいる時間が大幅に増えた。土日の休みと合わせて実質4連休がザラにある生活だ。
当然かもしれないが私生活面での余裕はすごく増した。寝たい時に好きなだけ寝てられるし、だらだらゲームしたり音楽聴いたりできるし、元々大した趣味はないから家の中で息苦しくなった時は、人通りの少ないところを散歩するくらいで十分満たされるし。
寝過ぎとスマホの見過ぎのせいか肩こりと首こりが重くなったかもしれない。首とか頻繁に回してポキポキ鳴らしてしまっている。
仕事におけるストレス
実質休日が増えて仕事も落ち着いて臨めるようになったか?否そんな事はない。
出勤日が少ないうえで業務の締切はそんなに変わらないので、より計画的に効率よく仕事を進めないといけない。しんどい。
2班体制で交代の出勤形態なので不在者のカバーをしょっちゅうしなければならない。僕は下っ端だから余計そういう事をやらされている感じがする。ひどい時は丸1日他人の仕事をやっている場合もあった。
何よりしんどいのは、嫌いな上司と同じ班で、事務所内の人数は少ないのにずっと同じ空間にいるって事だった。
日中仕事せず周りをウロウロしてばっかりで僕のうしろを何回も何回も往復したりしていて気が散るし、仕事してる時に無駄に絡んだらしてきて鬱陶しい。
オフの時と総合するとストレスがある時とない時のメンタルの浮き沈みが激しくなった感じがする。
十分休んだ明けの出勤時は動悸が止まらないし、2日目の出勤は身体が重く頭も回らない。
自宅の快適さを目一杯感じているのもあって、仕事なんかする気にもならない。でもやらないといけない。本当にだるいな。
興味の消失
ライブに行くのが数少ない趣味だった。昨年度は自分の出来る限りアホみたいな本数のライブに行った。
そんな日々がいきなり奪われた。仕方ないとはいえ、最初はショックで中々割り切ることもできなかった(当時くるりのワンマンライブを楽しみにしていたこともある)。
今はどうだ。ライブのない生活に完全に慣れてしまっている自分がいる。
既にチケットを買っていた公演もことごとく中止。最近じゃ中止のショックよりチケット代返金によって財布が潤う喜びの方が勝ってしまっている。
チケットの予約ってどうやってやるんだったっけな。それすらおぼろげなレベルまで落ちてしまった。どうしようか。
好きなアーティストの新しいアルバム情報もいくつか出ているけど、まだどれも予約すら行っていないな。近所のタワレコはもう営業してるだろうか。
暇を見つけてはあつ森をプレイしていたけど、推しの写真をゲットしてからはやる気も激減してきた。
一応毎日岩を叩きつつ魚や虫を獲ってちびちび小遣い稼ぎをしてるけど、今作は理不尽レベルの高級家具があり過ぎて中々貯金が貯まらない。カブに手を出す気もならないしな。めんどい。
それ以外は好きな漫画の最新刊を買って読むくらいしかできないな。
「外」に目を向けてみて
これはコロナと直接関係ないと思うけど、主にTwitterを通して身内だけじゃない色んな人たちの生活を見てきた。
それで僕が感じたのは、『やっぱり会社員という生活だけが全てではない』ということだった。
もちろん普通に会社に通って給料をもらって生活していくのが最も標準的な生き方だろうし、特別苦痛もなければそうしていくのが一番やり易いとは思う。
しかしながら、それが向いてない人間も一定数いる。僕だってそうだ。
少し前までは「生きていくためならば多少しんどくても社会人として耐えなければならない」っていう考えが少なからずあった。
ネットやリアルの中で(数多い訳じゃないけど)様々な人の生き方を知って、別にひとつの生き方に縛られる必要はないんだなと気付けた。
何より「嫌なことを無理に耐えて続ける必要はない」、「向いてない土俵でどれだけ努力しても負けるだけ」ということを強く認識できるようになった。
ずっと前から、何の興味も湧かない仕事のせいでつらい思いをしたり無駄な時間を費やすことに納得がいかなかった。
思えば僕が好きなバンドマン達だって、自分たちがやりたい事を選んで進んできた人たちだ。どう生きるかくらい、もう少し自由に選んでいいはずだ。
何となくこれからの選択肢が増えたような感じがして、未来に少し希望が持てるようになった気がする。今は変わらずしんどいけど。
週5出勤に戻ってしまう
本当に明日から緊急事態宣言は解除されるのだろうか。
それ自体はまぁいいのだけど、今の2日おきの出勤体制に終わりが来て、元の週5出勤に戻ってしまうのがやっぱり苦痛だな。
また5日間会社で嫌なことに耐え続ける日々に戻ってしまうのか。
色々あったけど、「コロナウイルスの影響で生活や考えが変わった」というよりかは、『自分が元々持つ潜在的な考えがコロナウイルスによって浮き彫りになった』感が強い。
今後の生き方というものが大体固まってきたかもしれない。今はまだぼんやりとだけど。
長生きしたいとは思わないけど死ぬのはまだ勿体無いし、何とかして生きてみよう。適当でもいい。
どうせ、人生なんか死ぬまでの長い暇つぶしだしな。
フラワーカンパニーズの春色の道、カミナリグモの白い雨、吉田拓郎の今日までそして明日から、この辺の歌詞が自分の生き方の目標になっているように思う。