ただのモノローグ

しがないヘイホーが書く日記

意味なんかいらない

カミナリグモのアルバムを買いたかったのだけど、家の近くのタワレコに売ってなかったので、秋葉原まで買いに行った。無事に見つかって購入できたのでよかった。

仕事以外で電車に乗るのは随分久しぶりだったな。

 

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時間が相当余ったので、まだ歩いたことのなかった上野公園まで行ってみた。

上野公園は異動前の職場時代にしょっちゅう傍を通っていたから何となく生理的に避けていたのかもしれない。

コロナなんて忘れてしまいそうなくらい大勢の人が来ていた。最早完全に外出自粛なんて無くなっているのではないだろうか。

家族連れ、カップル、老夫婦、スケボー大学生、撮影をしてるインスタモデルみたいな人、ホームレスっぽい爺さん等、様々な人種で溢れかえっていた。これぞ東京の縮図って感じがした。

 

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不忍池。自分の中でボートのイメージが強かったせいか、大量の蓮の葉に一瞬ゾッとした。

花は殆ど蕾だったけど、一輪だけキレイなピンク色のが咲いていた。

その他も色々写真を撮ってみた。また適当な記事に貼り付けるかもしれない。

 

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公園の近くに色んな博物館や美術館があるようなので、そのひとつの国立西洋美術館に入ってみた。

ロンドンナショナルギャラリーなる特別な展示もあったようだけど、事前に入場券を買わないといけなかったみたいなので通常展示だけを見て回った。

(ロンドンの方も展示期間まだまだあるみたいだし今度入場券買おうかな。ゴッホのひまわりとか見てみたい。)

 

美術館は中学の時に部活の一環で地元のそれに行ったことがある。当時吹奏楽部で、コンクールで演奏曲の起源となる絵画を見て想像力を広げて演奏に活かそう的なやつだったと思う。

その時は「強制的に絵を見させられている」感が強くてひたすらつまらなかったし、早く帰りたいとずっと思ってて絵なんて全く頭に入らなかったな。

今日見た絵画もルネサンス時代の歴史画が多くて、そこから想像できるものなんて殆ど分からなかったけど、中学時代に比べたらこういうものの楽しみ方が分かった気がする。

深く考えなくても、油絵具でコーティングされた表面をじっと見てみたり、風景画をキレイだなーとか思ってみたり、果物とか楽器とかのリアルさに感心したり、そのくらいでも十分刺激になるし面白い。こういうのに意味なんて考える必要はないのだ。

 

大体、生活とか趣味とか全てに意味を持たせるような考え方はビジネスマン臭くて良くないと思う。

無駄のない人生とか考え出したら、それは焦燥感や脅迫感に駆られる非常に息苦しいものになってしまうんじゃないだろうか。

だから僕は一見無駄っぽいものが大好きだ。普段だらだら休日を過ごしたり、こうして意味もなくふらっと美術館に入ってみたりもする。

 

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展示の中で一番印象に残った絵画のポストカードが売られていたので、専用の額縁と併せて買ってみた。

ジョアン・ミロの『絵画』(というタイトルの絵画)。現物は赤色のインパクトがメチャクチャ強くて視覚的にもかなり刺激が強かった。意味ありげっぽくあり無さげっぽくもある雰囲気が良かった。

 

久しぶりのまともな外出だったから動きすぎて疲れたな。。いっぱい絵を見て目も疲れた。