ただのモノローグ

しがないヘイホーが書く日記

鬱屈を晴らしに外へ出る

早い時間に目は覚めていたものの、仕事の疲れのせいか身体が重くて起き上がれなかった。

こういう事象はよくあることなのだけど、やりたい事はあるのに体が追いつかない状態で、何となく精神的にしんどかった。仕方がないので音楽を聴きつつそのままゴロゴロしていたら腰が痛くなり、自然と起き上がれた。

やっぱり週5の勤務って自分には向いてないなと思わされる。好きになれる仕事に就いていたら違ったのかな。5日間もやりたくない仕事をやらされ、接したくない人と話すことを強要させられて、擦り減った精神をたった2日間で回復するわけがないのに。

本当はもっとやりたい事があるのに(時間をかけて音楽や本や漫画を堪能したり、ふらふら外に出て図書館やブックオフで読みたい本を漁ったり、側からみればくだらないことかもしれないけど)、仕事に時間を拘束されるせいでそれができないし、「2回寝て起きればまた仕事」という事実に追われて土日も純粋に楽しめていないような気がする。

 

お腹が空いたので昼食を食べに行く。今日は丸亀製麺に行ってきた。

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すだちおろし冷かけうどん…のおろし抜き。大根おろし大嫌いなんだよな。昔から大根が苦手でそれでも大根サラダやおでんの大根は大人になってから少しずつ食べられるようになったのだけど、おろしだけは克服できそうにない。匂いがキツすぎるし、正直視界にも入れたくない。

サッパリした味付けの料理に何かと大根おろしがつけられることにも納得がいっていない。鬼おろしとか論外だ。あんなものは視覚的にも嗅覚的にも味覚的にも拷問そのものとしか思えない。

とにかくまぁ、すだちと出汁だけの冷やしうどんはおいしかった。

 

食後にベックスコーヒーに入り、アイスコーヒーをすすりながら本を読む。春日武彦『鬱屈精神科医、占いにすがる』を読み終えた。

還暦を迎えた精神科医が、やりきれない無力感や苛立ちに対して救いを得るべく占い師のもとを訪れ、そこから様々な哲学などが展開されていくという話だ。

最初の方の実際に占いに行ったところの話はつまらなく感じだけど、中盤からのエッセイのような話の数々が面白かった。精神医学の世界観や「救い」や「自己嫌悪」に対する考え方、世界や神に意趣返しをしたくなる気持ちなど、関心しながら読んでいた。

何となく自分も小学校の時からやり場のない不安感に襲われる時がちょくちょくあった事を思い出した。具体的な記憶は残ってないけど、頭の中で「第一の不安はあれで、第二の不安は…」とかいうのを考えていた気がする。思えば今もそれらの延長線上にあるのかもしれない。

 

ベックスコーヒーを出ると、外は流石に暑い。暑いけれど空は綺麗な青色だった。青空を見るとくるりの『青い空』がいつも脳裏によぎる。

 

ショッピングモールに行って、マッサージ椅子に座ってきた。腰回りをほぐしてくれる時が特に気持ちよくて、15分間のマッサージの後は身体が少し軽くなったような感じがした。

それから坦々麺を食べて夕方に帰宅したのだった。