ただのモノローグ

しがないヘイホーが書く日記

何かを考えるという習慣について

ブログに本や音楽の感想を書く時はなるべく自分らしい考えを盛り込むよう心掛けているのだけど、こういう習慣は学生の頃から続けてきたことかもしれない。

 

高専時代、ダウンタウン松本さんの著書『好きか、嫌いか 松本人志の二元論』という本を読んだことがあった。

bookmeter.com

世の中のありとあらゆるものに関して松っちゃんが好きか嫌いかを答え、その理由について説明していくという内容だ。昔、週刊誌に連載されていたものをまとめた書籍だったかな。

内容自体は完全に暇つぶし感覚で読んでいた。今では覚えてないけれど、面白い話もあればくだらないものまで様々だったと思う。

 

けれど最後のあとがきの文章で、ハッとさせられた。

最近は『微妙……』と表現することご多い
『そんなに好きじゃない』という意味で。
これ、エネルギーがない感じがしてイヤなんです。

好きか嫌いかを言うにはそれなりの意見を持たなくてはいけない。

 

 『それなりの意見を持たなくてはいけない』。この言葉に、当時厨二全開だった僕は衝撃を受けたことを今でも覚えている。単純といえば単純なのかもしれないけど。。。

それまでの僕といえば、流行りのものや少しでも気に食わないものに対して「〇〇はクソだ!」「△△なんて今すぐなくなれ!」と考えなしに頭から全否定するばかりであった。

中学時代に自分の好きだった音楽が周りから受け入れられなかった反動だった。今でも音楽に関していえば、世間の流行に乗っているアーティストや、所謂大学生受けしやすいフェス常連のバンドなんかにはついバリアを張ってしまいがちになってしまう。

 

話が逸れてしまったけれど、物事を考えなしに否定するのはそのコンテンツを好き好んでいる人たちに失礼だし、何よりもガキくさい。

松っちゃんの本を読んでから、僕の考え方がそれまでと一変したのは確かだった。

嫌いなものや納得いかないものに対して、「自分は一体何が気に食わないんだろう」と一呼吸おいて考える余裕が少し生まれたように思う。

…まぁそれでも当時はまだまだ子供だったし、そこから練り出される意見も殆どくだらない自己防衛みたいなものだったのだけど。少なくとも中学の時と比べたら大人になれたかな、というような感じだ。甘めに見れば。

 

成人して就職し社会人5年目になった現在においても、色々考える習慣はあるものの、それが基本的に自分中心であったり嫌なことから逃げるためだけに発揮されることが多い。仕事では全く活かせられていない。

根本的な思考が子供であるせいか、時にはストレスに身を任せて何かを攻撃してしまいそうな気分になるときもある。

そんな状況に陥っても、ふと我に返って冷静さを取り戻すことができるのは、間違いなくあの時出会った本の影響だと思っている。

 

今でもふとした生活の中でぼんやりと自分の考えが浮かぶ時があって、そういうのを頭の中で留めておくのは気持ち悪いと思うようになり、このブログを始めたのだった。

考えていることを上手く文章で表現できると気持ちいい。この快感のためにブログをやっているといっても過言ではない。

僕が今こんなことを書いているのは、今日でブログを作って1年経つことになると気付いたからだ。元々は自分のためだけに始めたものなので、〇年目とかいう周期に捕らわれるのはむずがゆく感じるけど、まぁせっかくなのでこういう真面目な意見を書き綴ってみた。

 

こんな自己満足のブログにも、時々アクセスしてくれる人がいるのは本当にありがたいな。

ためになる文章はそんなに書けないけれど、これからも暇つぶし感覚で読んでいただければと思います。