ただのモノローグ

しがないヘイホーが書く日記

なけなしの原動力

オリンピックというものを全く見ないまま日々が過ぎ、連休が終わった。

 

元々スポーツに興味がないこともあるけれど、そもそもテレビ番組をほとんど見ず流行に一切関心を持たないまま、思春期を過ごし大人になってしまったので当然とも言える。

開催中に一度心療内科に通院したのだけど、そのとき主治医に「オリンピック見てる?見てない人は疲れてる人が多いから」的なことをさらりと言われた。とんでもねえ偏見だな、という反発を何とか心の中で抑える。

幾度にわたる通院で、この人はそういうやつだという諦めが既についていた。なのでどうでもいいや。診察がいつも30秒くらいで終わるのはありがたい。

 

日本人選手のメダルラッシュTwitterやその他ネットのニュースで逐一確認できた。

それ自体は輝かしいことだと思うが、そういった選手の功績さえも、何だか政府に搾取されているような感覚がどうしても拭えない。ひねくれすぎだろうか。オリンピックそのものにも、選手や楽しんでいる人たちにもなんにも罪はないけれど。

 

オリンピックが終わった今(まだパラリンピックがあるけど)、これからそのツケを国民であり都民でもある自分も払わされるんだな、という虚無感が襲ってくる。

日頃あらゆる責任から目を背けているし、ツケを払うといっても具体的に生活がどう変わるかなんて想像もつかないし、たぶん根本的なものは変化せずによくも悪くもこれまで通りなんだろうなと想像はつく。

何だかんだで社会がどうなろうと自分の身は自分で守らないといけないと思っているので、物理的にも精神的にも、何とか楽しみを見出して生活していきたい。何が言いたいかというと、今後楽しみにしているライブやイベントが中止にならないでほしいこと一点を願っているだけだ。

 

結局そういうイベントを中止・延期する判断は基本的にバンドや主催者が行うもので、その選択を憂いすぎるのは逆に相手を否定することのように見えてしまうのでよくないかもしれない。でも、そういう選択をせざるを得ない空気感になってほしくないなと思う。

9月以降にも楽しみにしているライブがたくさんあるので、可能な限り全部参戦したいし中止にならないでほしい。こんなことを書いてると、単に自分勝手な意見を押し通しているように見えるか。別にいい。どうせ人間は誰しも自分が一番かわいいのだから。

 

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色々話が膨らんでしまったが、僕の連休は淡々と過ぎていった。好きなだけ寝て時々音楽を聴いたりポケモンユナイトをやったり、夕方適当に料理したりして。

 

最近は何となく週1回のペースでブログの更新を意識しているのだけど、それは定期的に書くことが浮かんでくるから文章に起こしているという感じだ。ふとした日常のことや思ったこととかを何倍にも膨らませて書き連ねる作業。

たまに書きたいことが浮かんでも全く文章にできない時もある。言葉や短文が頭の中で散り散りになって、一つにまとめられないようなイメージ。こういう時は長時間考えても無駄というのが分かってきたので、逆にだらだらツイートでもしている方が精神的によい。

まぁ書くことが無いなら無いで仕方ないし、ペースなんて拘らずに今まで通りのびのびやっていくだろう。

 

 

LAMP IN TERRENの東京ホールワンマンライブが当選した。

あらかじめ設定されていたプレミア席(PAの前辺りの席で、音響的に一番よいとされている位置)からは外れてしまったけれど、こういう記念のライブに行けるだけで十分嬉しい。

ベストアルバムのクラウドファンディング企画は、基本プランに5,000円ほど上乗せする形で購入した。ワンランク上となるドキュメンタリープランでアルバムの選曲を投票できるのも面白いなと思ったけど、金額が高くて怯んでしまったのと、一緒に付いてくるドキュメンタリー映像を自分はそんなに観ないだろうなということで断念。

各プランの金額に加えてお金を上乗せできるのはクラファンのいいところだなと思う。金額の大きさが気持ちの強さに直結する訳ではないけど、自分の出来る限りの力でバンドへの思いを表現できるのはありがたいシステムだ。

8月の定期公演の一般チケットは買えなかったのだけど、おそらくほとんど空売りの状態だったんだろうな。定員90人だし。公式のトレードに申し込んでみようか。前回もトレードで落選しているし、あんまり当たる気はしないのだが…。

ライブもバンドも、自分にとって確かな原動力だ。なけなしの力を繋ぎながら、今後も満足いく形でここに記録したい。