ただのモノローグ

しがないヘイホーが書く日記

やらかしの功名(2月26日〜3月2日)

2月26日(土)

10時間ぐらい寝た。

久しぶりにあつ森を起動。積もっていた雪はすっかり溶けていた。

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広場の前はクリスマス仕様のまま。こんな時期まで引きずってしまった。

 

昼から歯医者。神経治療の、最後のかぶせものを付けて終える。6千円近くお金をとられて悲しい。

天気も気温も快適で、そのまま散歩に出かける。少し長時間歩いて水元公園まで行ってきた。

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広くて心地いい。オープンワールドっぽいな。公園の半分くらいを、のんびり歩いて回った。


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鷺が2匹いたり、


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小さい植物園みたいなスペースがあったり。帰り道がやたら長く感じて、足が疲れた。でもまた来よう。

 

夕方は寮の先輩と焼肉に行った。

昼間歩きまくったのでとにかく腰が重い。クラウン治療によるプラスチックの歯が、口の中で異様に存在感を放っていた。

 

2月27日(日)

今日は真心ブラザーズのライブだ。キーボードやホーンセクションも入ったフルバンド「MB's」。もはや毎年の楽しみになっている。

電車で中野駅へ。まずは青葉の中華そばで腹ごしらえ。

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中野に来るとほぼ毎回このラーメン屋に寄る。魚介のスープが胃に優しい。

 

少し街を歩いて、ベローチェで休憩。個人経営の穴場みたいな喫茶店に入ろうかと思っていたけど、雰囲気が分からなくて気が引けてしまう。結局、チェーンの喫茶店に落ち着いてしまった。

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持ってきていた本を読もうとしたけど、人の声が煩わしい…。こんな時はMOTHERシリーズのプレイリストだ。歌詞のない聴き慣れたBGMが周りの声を遮断して、活字を読むのに集中させてくれる。

 

読んでいたのは雨宮まみ『東京に生きる』。以前から気になっていた1冊を、この前ようやく購入した。しかし、最後まで読んだのだけど感想がうまく出てこない。

同じように地方から上京してきた身として共感したいけど、考え方や生活スタイルが違いすぎて、全然違う世界にいるように見える。僕は何か欲しいものを得るために、わざわざ自分の身を削りたくない。

そうすることでしか手に入れられないようなものには、そもそもほぼ関心がない。偶然上京してきただけで、東京自体に特別思い入れがある訳でもなかった。

 

何もかもどうでもいいような顔をして、どうでもいいような毎日を過ごしている。でも、それは本当は何ひとつどうでもよくないからだ。何もかも思い通りになることなんかない。だから、最初からどうでもいいような顔をして、こっそりあきらめることに慣れていく。

(中略)

見苦しくてもいいから、なりふりかまわず怒る、というほど腹の立つことがあるのかどうか、わからなくなった。何もかもがどうでも良くなかったときの、自分の許せないことが何だったのか、わからなくなった。

雨宮まみ『東京を生きる』「殻」より

 

この部分には強く共感した。「どうでもいい」と思い込むのは、自分が傷付かないための手段であることをよく知っている。

いろんな嫌なものから関心をそらすことで、ある意味生きやすくなったところもあるけれど、それと同時に熱意とか前向きさとか、そういう気持ちを色々失ったように思う。自分にとって、どうでもよくなかったものとは何だったっけ。

雨宮さんは自分の欲望に愚直な人ということが、エッセイから感じ取れる。2016年に40歳で亡くなってしまったのだけど、今生きていたらどんな気持ちで文章を書いていただろうか。

 

 

ライブの開場直前に大ポカに気付く。紙のチケットを、家に忘れてきてしまった。最悪だ。ラーメンとかワッフルとか呑気に食ってる場合じゃなかった。

今から取りに戻ってもスタートに間に合わないので、もう最終手段、当日券を買い直すことにした。また無駄な出費が増えたな。自分が情けなさすぎる…。

自己嫌悪に陥ってしまうけど、当日券が残ってただけでも運がよかったと思おう。予定通りライブが観られるだけで十分だと思おう。開演まで好きな音楽を聴いて、沈んだ気分を持ち直そうとする。

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しかし、ライブ1曲目の『拝啓、ジョンレノン』で、モヤモヤは一気に吹き飛んだ。真心の中では割と有名な方だけど、去年から特にヘビロテしていた曲だ。

僕にとって真心ブラザーズは「自由の象徴」だ。どんなに偉大な人でも自分と大差はない、そういう気持ちで堂々と生きていたい、という思いが込められた歌詞が、心を軽くしてくれる。

それから『All I want to say to you』や『胸を張れ』と、明るい曲が続いた。和気あいあいとしたMCも健在。YO-KINGさんのツッコミに爆笑してしまう。

 

ライブの後半には、桜井秀俊さんが歌う『今しかない後がない』。ライブで初めて聴く曲だ。桜井さんボーカルの曲も、いろいろ聴きたいものばっかりだ。Sugarとかスマイルとか。

『STONE』でメンバーも観客も全員がはっちゃけたのち、『愛』と『COSMOS』で本編は終演。アンコールはMB's定番曲の『RELAX~OPEN~ENJOY』、そして『新しい夜明け』だった。

まったりしたあとのノリノリナンバー。今年も最高だったな。自分が心の底からよいと思えるものを、存分に吸収すればやっていける。

 

チケット買い直したことで、今回は座席が2階になった。中野サンプラザの2階席は初めてだ。ステージ全体が見渡せてストレスがない。

7,500円を犠牲によい席をとれたので、これはこれでよかった…?

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家に置きっぱなしのチケットは、持ってると自分の惨めさがぶり返しそうなので、帰宅後すぐクシャクシャに丸めてゴミ箱へ捨てた。

 

2月28日(月)

毎週月曜日はジャンププラスでダイの大冒険を読んでいたのだけど、今日ついに最終回を迎えてしまった。地味か楽しみのひとつだったから寂しい。

まだドラゴンボールが残っているのが救いか。個人的には、早く魔人ブウ編が読みたいのだけど…。(漫画で読んだことがなかったので。アニメはところどころ見た記憶がある。)

 

レジェンズアルセウスのアップデートがあり、会社からの帰宅後に追加イベントをこなす。大大大発生を活かしてポケモンを倒しまくったり捕まえまくったりすれば、短時間で研究ポイント満たせるかな。

 

3月1日(火)

在宅勤務。パソコンが異様に重くてやる気湧かず。

 

スーパーでブルーチーズを買って食べた。夜のおやつ。しかしクラッカーを買うのを忘れてた。チーズ単体だけで食べ続けると、だいぶしょっぱい。

ビールの後にマンゴーのチューハイも飲んで、こちらは甘さとしょっぱさのバランスがとれて食べやすい組み合わせだった。

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3月2日(水)

今日も在宅。昼休憩の時間に近所のタワレコに行って、さわおさんのソロアルバムを購入した。特典はクリアファイル。

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ここのところ、CDを滅多に買わなくなったな。新しい音源もサブスクに入っていれば、基本的にそちらから聴いてばかりいる。会場限定販売のような、サブスクに入らないものはなるべく買う。

終業後に会社のパソコンを片付けたあと、さっそくCDをマイPC~Walkmanへと移していく。この作業も今や原始的だよな…。

ご飯を食べ風呂から上がり、アルバムを通して聴いてみる。いいな。個人的には、今のところ「イザベルの朝」がお気に入り(歌詞とか)。