5月7日(土)
スーパーで買った、ネギ味噌だれの納豆がメチャクチャうまい。米が進む。
心療内科と歯医者の予定が同時に重なった日。
心療内科では、仕事で残業をするようになったことを淡々と話す(そしていつもの薬を出される)。一度帰宅して、歯医者に行く時にタイミング悪く雨が降った。傘を刺したけど、その雨は一瞬で止んだのだった。
あとはダラダラ勉強しながら、ネットの記事や文章を読んだりして過ごす。ノートパソコンから、文学フリマ東京のウェブカタログを眺めてみたりもした。
うーん、ほとんど文字だけの紹介だと、何がいいのかよく分からんな。いつもエッセイばかり買っていて流石にワンパターンすぎるし、評論や小説や詩集といった、それまであまり買わなかったジャンルを中心に見てみようと思うのだけど。
エリーツのブースで色々買うとして、それ以外は当日ふらふら回りつつ気になったものを買うか。財布の残りに気を付けながら。
5月8日(日)
気付けば連休も最終日。
生活のたのしみ展で買った、ドライフルーツの瓶を開ける。
コーヒーとよく合うな。中に入っているデーツって果物、前にコンビニで売ってたのを食べた時は変な味だなって思ったけど、もう一度食べるとおいしかった。小豆のような芋のような、和菓子に近い味。
フィグ(イチジク)のドライフルーツも、食べたことがなくて新鮮だった。生で食べる時と味がガラリと変わるし、こういうの面白いな。この日は半分くらい食べて蓋を閉める。
スカートとラッキーオールドサンのツーマンライブに行ってきた。渋谷ラママのイベントだ。コロナで延期になっていたライブらしいけど、それがなんと2年も前らしい。
ラッキーオールドサンは初めて観る。今日はメンバー2人のアコースティック仕様だ。
ひとつのマイクを囲むようなスタイルで、篠原さんのコーラスが入ると、2人がマイクに集まって、ささやき合っているような感じがして愛らしかった。女性ボーカルのナナさんは、MCの時はしんと佇んでいてお人形のようだった。
僕はまだまだ知らない曲が多いけど、今日は『街の人』と『ミッドナイトバス』が聴けた。街の人はラッキーオールドサンを知るきっかけになった曲。
ミッドナイトバスのCD音源はポップだけど、今日はアコースティックによるしっとりした雰囲気で、このアレンジもすごくよかった。
続くスカートも、澤部さん1人の弾き語り仕様。
ずっとバンドセットのライブしか観たことがなかったので、弾き語りは初めてである。『静かな夜がいい』や『セブンスター』ではギターをジャッキジャキに鳴らしていた。
この日のラストは『すみか』。個人的にスカートの中でもかなり好きな曲で、MVも作られているし定番でもあるはずだけど、意外と今までライブで聴いたことがなかった。
ラッキーオールドサンは今月、下北沢でバンドセットのワンマンライブをやるのだけど、それもチケット買っておけばよかったな…(現在は既に完売している)。リセールが出れば嬉しいんだけど。すずらん通りとか聴きたい。
帰りに物販でCDを買いたかったけど、諸事情でそれが出来なかったので、終演後はサッと帰った。
5月9日(月)
連休明けの仕事…なのだけど、午後に早退して某駅で用事を済ませる。
実は昨日、渋谷で財布を紛失していた。その時の記憶から、電車の中で失くしたことだけは明白だった。
鉄道会社に何度も連絡し、財布そのものはライブの前に確認出来た。僕が来た路線の、少し先の駅にある案内所に届けられた、とのこと。元々渋谷のオシャレ銭湯に寄りたくて早めに来たのだが、そのおかげで時間がとれたのだった。
電話で聞く限り、中身も盗られていないようなので安心した。ここが日本でよかったと心から思う。
昨日はライブを優先したかったので、翌日取りに行くことを駅員さんに伝えた。スマホと家の鍵と、チャージの残ったSuicaは手元にあるので、とりあえず1日くらいは何とかなる。(見つからなかったら流石にライブは断念するつもりだった。)
現金が全く無かったのでドリンク代をどうするか考えたけど、どうにもならなかったので、同じ会場の人に頭を下げてお金を借りた。見ず知らずの他人に、本当に感謝しかない。今日は帰宅してすぐさま恩人に連絡し、お金を返す予定を決めた。
だらだら起きていても何もいいことがないし、早めに寝れる時はサッサと布団に入る。
5月10日(火)
仕事。返却された書類の修正を淡々とやる。明日がほとんど何も出来ないので、今日のうちになるべく業務を進めた。
メンタルが落ち着いてきたら睡眠薬を少しずつ抜いてみて、と心療内科の医者に言われているのだけど、少し前に同じことを試したら全く眠れなかったことが結構なトラウマで、今も変わらず飲み続けている。
残業疲れで自然な睡眠を期待したけどダメだった。ちょっとしたモヤモヤがあるとすぐ弱る。なんか仕事をしてる限り、こういう不安は解消しない気がする。