ただのモノローグ

しがないヘイホーが書く日記

くるりのライブに行った1日の記録

8月5日(金)

今日は待ちに待ったくるりのライブだ。 

 

午前中は仕事絡みのイベント対応。僕は控室管理の担当だったので、基本的に何もせず終わる。ボーッとしてたら2時間なんてあっという間。午後は半休だ。

有明に来ていたので、有明ガーデンの温泉・泉天空の湯に行ってきた。普段行きつけのスーパー銭湯と比べると浴室は広くなかったけど、面積の割によくやっているな、という印象だった。寝風呂が気持ちよかったのと、よもぎ風呂がいい香りだった。

温泉を出たあとは有明ガーデンの施設内で、でかいハンバーガーを食べる。手掴みでかぶりつけないボリュームだったので、備え付けのナイフとフォークを使った。トッピングで注文したハラペーニョを、時々口直しの漬物感覚で食べるなどする。

 

それから電車を乗り継いで天空橋駅へ。今日の会場はZeep Haneda。先行物販でキーホルダーを買い、羽田イノベーションシティ名物の足湯に入った。

夕方に会場がオープンし、ドリンクチケットでビールをもらう。ビールの味はあまり得意ではないのだけど、1杯飲むだけで簡単にほろ酔い状態になれるので、開演までの待ち時間もあっという間に過ぎていく。

ライブでは序盤に『忘れないように』が聴けた。僕がくるりを聴くようになったころに、ちょうどリリースされた曲なので思い出深い。その後も、「グラミー賞など数ある賞を総ナメしたヒット曲(MCで言っていた岸田さんの冗談)」が満載だった。

 

『しゃぼんがぼんぼん』でノリノリになったあと、その直後に『青い空』。これがメチャクチャ嬉しい…!!くるりの中で一番好きな曲である。

今回のツアーはかなりロックなセトリだと、以前ツイッターのフォロワーさんから聴いていたので、正直この曲にすごく期待していた。岸田さんがギターを鳴らした瞬間、来た!セトリ見なくてよかった!!と喜びのあまりガッツポーズしてしまう。周りも同じような気持ちだったようで、会場全体の盛り上がりが半端じゃなかった。

青い空はバリバリのロックナンバーで、くるりの曲としては結構異色だと思う。けれど歌詞がものすごく好きで、今でもずっと聴き続けている。サビのところは仕事で頭がゴチャゴチャしている時によく浮かんでくるのだけど、続けてサラッと歌う間奏前の歌詞を聴くと、「自分もまだ大丈夫だ」と思える安心感が生まれる。

今日はキーボードも入ったバンド編成で、原曲の疾走感を残しつつ今のくるりにマッチしたアレンジが最高だった。青い空が生で聴けるまで死ねないと思っていたほどで、今日人生の目標をひとつ達成した。

 

終盤で演奏された『loveless』もよかった。あたたかいメロディに、どことなく喪失感も含んだ歌詞が乗る。しかしネガティブな気持ちを否定せずに包み込んでくれるような言葉が、今の自分を肯定してくれるようで泣きそうになる。暗いけれど前向き、そういう歌詞につい惹かれてしまうんだよな。最高のタイミングで聴けてよかった。

『ロックンロール』で本編は終演。アンコールは『琥珀色の街、上海蟹の朝』、『飴色の部屋』、『東京』という名曲3本立てだった。

 

僕がくるりを聴くようになったのは今から4年くらい前なのだけど、ちょうどその頃のことを思い出すようなライブだった。最高。

今日のライブはどうしても行きたかったので、体調を崩さないよう徹底し、何とか今日まで健康にやってきた。こういう楽しみって、本当に心身を支えるために重要なものだなと実感した。