ただのモノローグ

しがないヘイホーが書く日記

SFも偶然のひとつ(1月31日〜2月4日)

1月31日(火)

仕事。外が暗くてつらいけど頑張って起きた。

会社の勤怠管理システムが一新される予定で、今は移行期間に入っている。その関係で課長と事務処理担当の人がずっとやりとりをしているのがしんどかった。僕の席がちょうど2人の間にあるせいで、自分の周りでずっと喋っている構図になるのだ。特別忙しいわけではないけど居心地が悪い。何度もトイレの個室に逃げ込んでいた。

なんか1日中イライラしてしまったな。こういう時に限って頓服の抗不安剤を忘れてきてしまってる。人にも冷たくあたってしまったかもしれない。

 

近所の壱角家が期間限定で普段より安くなっていたので、帰りに行ってきた。家系ラーメン1杯650円。財布の中であり余っていた小銭をまとめて使った。

 

2月1日(水)

1月が終わった。半分近くコロナで休んでいたので、先月は本当に一瞬で終わったな。

この時期になると寒いのに飽きてくるので早く暖かくなってほしいと思うのだけど、逆に新年度が怖いから来ないでほしいって気持ちも同じくらいある。

朝目覚めが悪かったのと、内臓が気持ち悪い感覚があって妙にしんどかった。淡々と仕事を進める。途中で他部署の同期と会って少し気分が良くなった。

 

帰宅後にピロウズとヨルシカ、2つのライブ抽選に申し込んだ。サイトにログインしたり個人情報やカード番号を入力するのが億劫で、こういう申し込みは「やるぞ」ってスイッチを入れないと中々動けない。まぁ一度始めてしまえば割と一瞬で終わったりするのだけど。

スピッツの新しいライブツアーが発表された。やばい。これは絶対行かなければ。東京の公演は来年になるようなので、比較的前半の埼玉公演と一緒に申し込むかなぁ。

 

2月2日(木)

仕事。降りる駅のひとつ手前で、よく目の前の席が空いたりする。めんどくさいのでそのまま立ちながら無言で人に譲ったりしてるけど。職場では相手に送った確認内容の回答待ちで、基本的に手持ち無沙汰。後輩が色々勉強している隣でスマホをいじって漫画読んでた。

 

ツイッターAPIが有料化されるとのことで、タイムラインが少しざわついていた。ツイッターと連携しているアカウントは消えるかもしれないのでログイン手段を確認しておく必要がある。

僕は何も連携させてなかったのだけど、ニンテンドーアカウントの写真投稿とかも使えなくなるのかな。あれ地味に便利だから無くなるとつらい。

 

2月3日(金)

適当に布団でゴロゴロしていたら、電気も暖房もつけっぱなしで寝落ちしてしまった。夜中1時くらいに電気を消す。

今日は在宅。確認内容の回答が帰ってきて、それを協力会社に回す。今日やったことはそれだけ。お昼にスーパーで恵方巻を買って食べた。

 

夜は寮の先輩と焼肉に行く。バジルソースの豚カルビが美味かった。

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帰宅したらバスター君のアクリルキーホルダーが届いていた。今回のピロウズツアーから登場したグッズ。結局物販には行かなかったのだけど、ファイナル公演がとても良かったので、思い出の品としてオンラインで注文したのだ。

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2月4日(土)

僕が北海道へ転勤となり落ち込んでいるところに、母親から姉が出産するニュースを聞いた。という夢を見た。姉が子供につけた名前は「太刀太郎」。メチャクチャいかつい。ちなみに会社の性質上、北海道に転勤することはあり得ません。

久しぶりに何の予定もない土日だ。こういうのはとても大事。午前中はだらだらして、午後は外に出かける。梅の木を見に行ったけどまだ花はほとんど咲いてなかった。道中で見かけた切り株が、なんか妙に生々しく見える。

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映画『かがみの孤城』を観た。7人の中学生たちが不思議なお城の中で、何でも願いを叶えられる鍵を探しながらそれぞれの現実とともに1年を過ごしていく物語。

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ひとつひとつのシーンごとに思うところがあって中々感想をひとことで言い表せないんだけど、とてもよかった。思春期の未熟さや不安定さを見せる描写が上手い。自分にその自覚がなくても、皆それぞれいろんなところで戦っているのだ。

この映画は中学生たちが主体になっているけれど、子供も大人もそれぞれ違った事情で「居場所のなさ」を感じている人が、どの時代にも一定数いる。だけど今がしんどくても、人生は偶然の連続なので生きていればそのうち何かが起こったりする。だから大丈夫だよ、という風に解釈をして、これはとても大きな救いのように感じた。SFの展開だって登場人物からすればひとつの偶然だしな。

 

自分が中学生の時にこの映画を観たらどう思っただろうか、と考えてしまうな。「安心して大人になっていいんだよ」というメッセージは、きっと当時の僕にも刺さるんじゃないかなと思う。エンドロール後の特別映像もすごく良かった。それぞれの「その後」を描いたイラストの数々に目が潤んだ。