ただのモノローグ

しがないヘイホーが書く日記

ライブってこういうもの(2月26日〜3月1日)

2月26日(日)

プレデターズコピバンの練習で、渋谷のスタジオへ。早めに近くの喫茶店で休憩して、気力を充電した。しばらくドラムを触ってなかったので心配だったけど、練習曲を一通り合わせたら体が温まった。

今日はスタジオの中で、偶然セッション会の界隈の人たちとたくさん会った。みんな同じ場所で練習してるのが面白い。さらに練習後、ピロウズコピバンの人たちに誘われて近くの店で飲んだ。レモンビールが美味しかった。

途中から参加する形だったので、すぐに店を出ることになったけど楽しかった。2次会には行かず帰る。帰りの電車の中でいきなり疲労感に襲われた。最近体力と気力の消耗がエグい。楽しいことをやってる時は純粋に打ち込めるけれど、それが終わったあとや1人になった途端に元気が無くなり、どうしようもない抜け殻みたいになってしまう。

 

帰宅してからすぐ布団に横になり、そこからしばらく動けなかった。昨日洗濯物を片しておいてよかった。スーパーで何となく買ってみたはちみつアップルティーが美味い。紅茶は苦手なんだけど、こういうフレーバーティーの類なら飲めるかもしれない。

 

2月27日(月)

仕事。一昨日のライブと昨日の練習で、身体がガチガチ。特に右腕の筋肉痛がじわじわ来ている。

なんか職場に居るだけでしんどい。タスクが早めに消化出来たので早退した。日中ほとんど何もやってないのに、定時で上がった時と疲労感が変わらない。

今年は梅の花が咲いているのをまだ見てないな、今は絶好のチャンスかもと思ったけど、公園が駅から遠いのでスルー。疲れてる状態でわざわざ気力を使って行くほどのものでもない。スーパーで卵と牛乳とパンを買い、帰宅して布団へ直行。何の躊躇いもなく爆睡した。

 

夜、NHKのプロフェッショナルを途中から観た。『サラダ記念日』で有名な歌人俵万智さんの特集だ。ツイッターで短歌遊びをやっている身として、これは無視出来なかった。

僕自身は短歌は全く勉強していないし、ちょっと関係する本を読んだだけのド素人なのだけど、日常と言葉の温かさに触れたようで心打たれた。番組中で詠まれる歌も、何気ない会話や出来事から生まれたものばかりで鮮明さがある。こういうのいいな、と純粋に思えた。

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番組を観終わったあと、不意にピロウズの『トライアル』が聴きたくなった。よく見たら歌詞が全部好きだ。

 

2月28日(火)

午前中は仕事を納品し、午後は在宅。最高気温20度は伊達じゃないな。とにかく眠気が半端ない。窓を開けたら多少はスッキリする。

終業後にポストを確認すると、くるりの新しいEP「愛の太陽」が届いていた。Amazonの予約特典の、コルクコースターがかわいい。

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新曲の音源も楽しみだったけど、いちばんの目当ては同梱されているライブのDVDだ。去年のライブツアーの映像が、一部分だが収録されている。初めて生で聴けて感動した『青い空』も入っているとのことで、これは是非とも入手したかったのだ。

収録された映像は僕が行ったファイナルではなく1日目の東京公演だけど、やっぱりメチャクチャよかった。思い出のライブが映像化されるのは本当に幸せなことだな。ピロウズのツアーファイナルも収録が入ったし、あとはヨルシカのライブも映像化されれば完璧なのだが。

 

夜中に嫌なものを覗いてしまって気分が落ち込んだ。それを面白半分で開いてしまった自分にただただ嫌気が差す。完全に自業自得だ。性格上、こういう怖いもの見たさのようなめんどくさい邪念は無くならんのかなぁ。

 

3月1日(水)

3月になってしまった。職場でぬくぬくと過ごしていられるのもあと1ヶ月かもしれない。午前中は納品後の対応のため出社し、午後はテレワークで帰宅した。

 

「働きやすさの改善」と「働きがいの向上」をごちゃ混ぜで使っているような場面を見かけて、それは違うと思ったしなんか嫌だなとも感じた。

(メンタル管理のサポートや育休を推奨するなどして)労働環境を良くすることで仕事のパフォーマンスは上がると思うけれど、それが社員のモチベーションに直接繋がるかというと、ちょっと違うのでは?という考えだ。やる気を上げたいなら、単純だが給料の底上げを検討すればいい。あとは他職種の業務に携われるなどして、可能性の幅を広げるとか。

実際にはいろんな制約があって実現は厳しいのかもしれないけど、そういうのを検討すら出来ないなら、やりがいとか働きがいみたいな言葉を安易に使わないでほしい。僕の嫌いな言葉だ。これをふとツイッターで呟いたのだけど、なんか虚しくなってすぐに消した。やっぱり長文ツイートをするのは苦手だ。代わりにここに書き残しておく。

 

終業後に荻窪へ行く。TOP BEAT CLUBという新しく出来たライブハウスで、ピロウズのワンマンライブだ。FC先行もない一度きりの抽選で当選したのは豪運過ぎた。

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レアなライブだし、久しぶりにフロアの後方ではなく前の方で観たいという気持ちになった。それでも整理番号はぼちぼちだったので真ん中辺りの位置に立ったのだけど、ライブが始まったら皆グイーと前に動いてかなりステージの近くまで来られた。

今日はとにかく楽しい曲ばかりで、これまた貴重なセットリストだった。1曲目『BAD DREAMS』は度肝を抜かれたな。『ノンフィクション』を生で初めて聴くことが出来た。曲の途中でMCが入るとは思わなかった。

最近『Kim deal』をよく聴いていて、ライブで聴けたらなーとぼんやり思っていたら本当に演ってくれた。皆さん超能力者なのか。

他には洋服ブランド・インディアン東京店のために作られた新曲『Have You Ever Seen The Chief』が聴けたり、『Stroll and roll』も想定外な選曲で良かった。

 

終始盛り上がる曲が続いて、休む暇がなかった。疲れを知らず腕を上げたりもみくちゃしたり頭を振ったり。ライブってこういうものだったよな、ということを思い出せた。後半は体力が限界でフラフラだったので、不意に周りの人とぶつかってしまったかもしれない。申し訳なさ…。

たくさんはしゃいでたくさん笑って、楽しい時間だった。ライブの後に何人かフォロワーさんに会ったのだけど、声がガッサガサになってて全然まともに喋れなかった。見苦しいところをお見せしてしまったかも。ない喉を振り絞ると大抵こうなります。

 

夢中になって憂鬱もかなり吹き飛んだな。帰宅してからしっかり湯船に浸かる。ライブでお腹いっぱいになったので、今日の晩ご飯はメロンパン1個だ。