「復職直後に休職前と同じ仕事量やらされてたら、そりゃ病むだろ」
去年の夏に復職して間もないころから、最近までずっと思っていたことだ。
時短勤務が終わったあたりから同じ班の同僚が出社しなくなり、その皺寄せがしっかりこちらにも回ってきた。自分は別の仕事と兼務状態だったのだが、職場全体の調整業務なのでそちらにつきっきりにならないといけない。
自分のあとから職場で何人か休んだ人がいて、その人たちは復職してから仕事を減らしてもらっているのに、なんで俺だけが。いや実際周りのことはどうでもいいけど、とにかく自分自身がつらい。状況が良くならないどころか悪化するとは思わなかった。
誰かがやらないと回らない仕事なのでどうにかこなしていたけど、同時にずっと苛立ちが込み上がっていた。休む前よりも精神状態が悪化して、処方される薬も増えた。うつ病と診断された時は「そんな大袈裟な」と軽く思っていたけど、職場でも感情がコントロール出来なくなっているところから、ようやくそのような自覚を持つようになった。無駄に被害者面したくないので大っぴらに言うのは気が引けるのだけど。
4月に年度が変わり、業務システムの専属担当になった。調整担当から抜けられただけでストレスはかなりマシになった。事業の拡大もあってやることはかなり多いけど、自分のことに集中出来るだけ遥かにマシだ。
少し精神が落ち着き、ふとした時に職場の人と会話をして、自分の職場にはかなりやばい人間が集まってるんだなということを改めて実感した。ろくに仕事が出来ない自分がまともだと言われるくらいに。みんな感覚が麻痺しているんだな。
新年度の時期にSNSでよく流れてくる、「今年の新人マジでヤバい!」的なポストが、割と他人事と思えなくなってきた。まぁ社会に出て間もない新卒の子なら、正しい仕事の進め方もすぐに理解出来ないかもしれないので(自分がそうだった)少しずつ矯正していけばいいと思う(それでもダメな人はダメだが)。
でも、経験採用で入社してきた人でも「なんでそんなことしちゃうの?」って疑問に思うのが結構居るんですよね。話を聞いてると、前職で同じ業種の仕事をやってたなら分かるよな?って部分が根本的にズレている。先日、温厚な班長が怒鳴っているのを見てゾッとした。自分は無関係だが怖くなったので社外の喫煙所に逃げた。
今の課に居ると、本当にいろんなベクトルでヤバい人間が居るのだなと考えさせられる。自分がそういう人に困らされたり、逆に人を困らせる側でもあるので余計に。
いま一緒に仕事している先輩(経験採用)も、ハッキリ言って精神的に幼いなと思わざるを得ない。変なところでヒステリックを起こすところとか。周りからは「そんな人とよく上手くやれてるよね」と言われるけれど、自分としては半分以上「諦め」の気持ちでやっているだけだ。その人の協力がないとどうしようもない場面もあるし、自分が頑張って大人のふりをして、上手いこと立てながらコントロールするしかない。よくないところを直すのはさらに上の立場の人にやってもらえばいい。大体それすら振り切って癇癪起こしてるけど。
色々考えはするけれど、結局はいつも自分のことで精一杯なので、みんな最低限の常識くらいは弁えてくれ〜、そして俺を不安にさせないでくれ〜と願いながら会社のモニターと向き合っている。
精神が悪化し休日もずっと無気力な中、いろんなニュースが流れてくる。世界情勢はメチャクチャで流石に危機感が無いわけではないが、正直自分の生活が変わらなさすぎて実感が持てない。最も確実な問題は資源の枯渇だと思っているけど、自分の業界でその類の影響を受けている話は聞かないし(現場のほうは物資調達に苦労しているのかもしれない)。
自分に人を変える力は無いし、政府や組織なんて最早どうしようもないと思っている。いまの日本が良くなっていく展望が見えないので、自分自身はどうにか壊れず責任を全うして、好きなコンテンツを全力で楽しみながら支えていくことしか出来ないな。とりあえず戦争は嫌だ。
2月にEnfantsのワンマンライブに行ってきた。恵比寿ガーデンホールに設営されたセンターステージに、4人のメンバーが立つ。閉塞感や行き詰まりを音や言葉で表現する曲を聴いていると、自分も肯定されているようで安心した。
1stフルアルバムに収録されている『星の下』は、前身バンドの雰囲気も感じさせる感傷的なロックバラード。歌詞に出てくる「羽根がなくても自由に舞うあの人」は、自分にとって、去年バンドを解散したが今でも変わらず音楽活動を続けるロックスターをどうしても想像してしまう。あの人のように自分の世界を思い通りにコントロール出来る力があれば、もう少し生きやすかったのかな。
4月はスピッツのファンクラブ限定ツアーへ。1次先行を申し込み忘れてメチャクチャ落ち込んだのだが、急遽始まった2次先行で東京公演が当選した。
ファンクラブ会員のリクエストをもとに組まれたセットリスト。途中でドラムがステージ前方に移動し、演奏されたのは『魔女旅に出る』。初期にリリースされたシングル曲で、ストリングスが美しい。間奏ではギターとストリングスのメロディに涙腺が緩んだ。
続く『若葉』で、緩んだ涙腺が崩壊した。自分が中学の時に発売されたアルバム「とげまる」に収録されていて、当時の記憶なども蘇ってくるのだが、実際それらはほとんど関係なく、終盤になるにつれて感情が込み上がるように厚くなる演奏に、ただただ感動してしまった。
2〜3年に一度くらいの頻度でライブでボロボロ泣いてしまうのだけど、普段は何かに感動しても全然涙が出ないので、まだ自分にも感受性が残っているのだなと安心する。本当に来れて良かった。ライブに行く頻度はずいぶん減ったけど、こういう機会は大切にしたい。

Xは意図的に見ていないことが多い。界隈(…という言葉もあんまり信用しなくなったが)で盛り上がっていることにどんどん共感出来なくなり、自分のペースで気持ちを取り戻すまでは距離を置いた方がいいと思っているので。それでもたまには、こうして色々発信したほうが前に進むかな、という気持ちがふわっと戻ってきた。コピーバンドは引き続きコンスタントにやってます。
いま、ドトールでタバコをふかしながらこのブログを書いている。ゴールデンウィークは9連休。予定は無ければ無いほど快適な主義なので大したことはやらないのだけど、適当にやりたいことをのんびりやりますよ。
どうせ来週からまた忙殺されるのだから。




























