ただのモノローグ

しがないヘイホーが書く日記

諦めが足りない

3月に、会社の同期たちが来年度(今でいう今年度)上級昇給になる的な話をしていた。

この前出勤した時に発令通知の封筒が置かれていたので、少し期待をして開けてみたが、自分は普通の昇給だった。

(弊社は特に何もなくても毎年昇給のあるシステムではある。優秀と判断された人は上級昇給になったりする。)

初めは「生活が潤うと思ったのに残念だなー」とか楽観的に考えようとしてたけど、自分が周りと比べて劣っているという事実を嫌でも感じざるを得なかった。

そんな事とっくに分かってたはずなのにな。一層仕事にやる気が湧かなくなってしまった。

自分に適性の無い環境で周りと同じように戦おうとしても絶対に負けるだけだし、バカバカしい。好きと思える仕事だったらもっと努力しようという気になれたのかな。

 

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村田沙耶香コンビニ人間』を読んだ。詳細は省くが、読んでいてかなり心苦しかった。

個人的に、コンプレックスを強くえぐってくるような内容は精神的にキツイのかもしれない。

コンビニバイトの問題児がクビになり、皆が集まってそいつの愚痴をこぼしている中、主人公の「私が異物になったときはこうして排除されるんだな」という語りが印象に残った。

社会人になってから社内外問わず割と色んな人を見てきたが、自分が働けなくなった時も、こうしてたくさんの人に陰で文句を言われる事になるんだろうな。

その他、ダメ人間の末路(っぽいもの)をリアルで感じたような気がした。物語の本筋とはだいぶ違うだろうけど。

 

自分が未だにコンプレックとかに対して一喜一憂してしまうのは、多分まだいろんな事を諦められていないからだと思う。

もっともっと自分の身の丈を知り、色々諦めて楽に自由に生きることだけを考えなくてはいけないな、と思った。

 

夕方、TSUTAYAに行って文庫本とか漫画とかを買い漁った。全部で7,000円くらいした。最近の買い物としては大きい出費だ。

その後コンビニで菓子パンや揚げ物を大量に買い、帰宅してそれらを一気に貪り食った。

思えば食事の時間もだいぶ不規則になってきた。

心が安定しない時はわざと軽い自傷行為みたいなのに走って、あえて適度なところを壊しておくのが良いのかもしれない。セラミックスにあえて小さい亀裂を無数に入れることで割れにくくするアレみたいな。