8月4日(木)
在宅勤務。雨がすごい。朝一でメールを送ったあと、ゆっくりと自分の仕事を進める。
昼休みにポストを覗くと、大量に押し込まれたチラシの中に、スピッツベルゲンの会報が入っていた。ファンクラブ限定ライブの案内もあった。これは絶対行きたい。落ち着いた土日に申し込もう。
8月5日(金)
いつも朝起きて30分から1時間くらい冷房をかけるのだけど、今日はなんか寒いなと思ったら、気温23度だった。急に下がったな。
会社参加のイベント対応。外も涼しすぎる。気合を入れるために、電車の中でフラワーカンパニーズのプレイリストを聴いていた。
僕は今日も控室管理なので、基本的に何もせず終わる。ボーッとしてたら2時間なんてあっという間。午後は半休を取っているので自由だ。
有明に来ているので、有明ガーデンの温泉・泉天空の湯に行ってきた。
浴場の面積はそれほど広くなかったけど、それなりに楽しめた。寝風呂が気持ちよかったのと、よもぎ風呂がいい香りだった。
サウナに入る気にはならなかったので、30分ほどで上がって仮眠スペースへ。クッションが柔らかくて、音楽を聴きながら軽く寝落ちしてしまった。温泉を出たあとは有明ガーデンの施設内で、でかいハンバーガーを食べた。
手掴みでかぶりつけないほどのボリュームだったので、備え付けのナイフとフォークを使った。トッピングで注文したハラペーニョを、時々口直しの漬物感覚で食べるなどする。
それから電車を乗り継いで天空橋駅へ。今日はくるりのライブだ。
羽田イノベーションシティは去年も一度来たことがあって、あれから少しずつ店舗や施設が増えているみたいだけど、それでも興味をそそられるものはなかった。先行物販でラバーキーホルダーを買ってから、名物(?)の足湯に入る。
夕方から、Zeep Hanedaが会場。
ライブでは序盤に『忘れないように』が聴けた。僕がくるりを聴くようになったころに、ちょうどリリースされた新曲なので思い出深い(曲自体はかなり前に作られたものらしいけど)。優しいメロディと歌いやすいキーのおかげで、カラオケでもよく歌っている。
その後も、「グラミー賞など数ある賞を総ナメしたヒット曲(MCで言ってた岸田さんの冗談)」が満載だった。
『しゃぼんがぼんぼん』でノリノリになったあと直後には、『青い空』が。これがメチャクチャ嬉しい…!!くるりの中で一番好きな曲だったのだ。
今回のツアーはかなりロックなセトリだと、以前ツイッターのフォロワーさんから聴いていたので、正直この曲にすごく期待していた。岸田さんがギターを鳴らした瞬間、来た!セトリ見なくてよかった!!と喜びのあまりガッツポーズしてしまう。会場全体の盛り上がりも半端じゃなかった。
青い空は、くるりの曲としては異色のバリバリロックナンバーだと思う。けれど歌詞がものすごく好きで、今でもずっと聴き続けている。
「何かが違うと考える頭は真っ白に」は、仕事で頭がゴチャゴチャしている時によく浮かんでくる言葉だ。けれど「僕は今日も変わりなく何かのために生きている」とサラッと歌うところで、自分もまだ大丈夫、と思える安心感が生まれる。
今日はキーボードも入ったバンド編成で、原曲の疾走感を残しつつ、今のくるりにマッチしたアレンジが最高だった。青い空が生で聴けるまで死ねない、と思っていたほどで、今日人生の目標をひとつ達成した。
『loveless』もすごくいい曲で、今までちゃんと聴いてなかったけど、改めて好きになれた。歌詞がとにかく優しくて、何だか今の自分を肯定してくれている気分になった。今年作られたMVもいいな。
『ブレーメン』や『Tokyo OP』は、トランペットのファンファンさんが脱退してから初めて聴いたけど、変わらずに楽しむことが出来た。『ロックンロール』で本編は終演。
アンコールは、『琥珀色の街、上海蟹の朝』、『飴色の部屋』、『東京』という豪華3本立てだった。東京の「雨に降られて彼等は風邪をひきました〜」のくだりが、今の自分の状況とピッタリすぎる。
僕がくるりを聴くようになったのは今から4年くらい前なのだけど、ちょうどそのことを思い出すようなライブだった。最高。
今日のライブはどうしても行きたかったので、体調を崩さないようにかなり必死に頑張った。こういう楽しみって、本当に心身を支えるために重要なものなんだなと実感した。
悩みはつきないな でもそれくらいのほうが
君の気持ちが全部 わかるんだ
8月6日(土)
9時半くらいに起床。ほぼ家の中で過ごす。
プライムデーで買ったカルピスウォーター、24本もあったのに気が付けば残り僅かになっていた。この1週間を乗り切れたのは、こいつのおかげでもあるかもしれない。
Twitterのフォロワーさんが自分の人生をイメージしたプレイリストを作っていて、過去に自分も同じようなコンセプトで作っていたやつを載せてみた。
人生は基本的に虚無だと思っているので、中身は明るくない曲ばかりだけど、それでもなんとかやっていこうって気持ちもある。最後の『感情七号線』には、そういう思いを込めたつもりだ。
このプレイリストを聴いて「眠くなる」って感想を持った人は、心が健康な証拠だと思う。いい曲ばかりなのは間違いないので、1時間ほど暇な時があれば是非聴いてみてください。