ただのモノローグ

しがないヘイホーが書く日記

代表曲と定番曲(9月中旬の日記)

9月9日(土)

日記本の作業を進める。原稿に前書きや後書き、あと奥付けや目次を加えた。日記本に目次って必要なのかどうかは微妙なところだけど、僕はどんな本でも目次があると、この章はあと何ページといった目安が分かるので助かる。いろんな読み方があると思うので、その指標になればという思いでつけた。

こういう作業も含めて、最近は休日も頭を回す時間が多くなっていて疲れる。夜中に数日分の日記を書き、睡眠薬を飲んで寝た。

 

9月10日(日)

スタジオを予約しドラムの個人練へ。やっぱり多少だらけても2時間予約して腕を温める方がいいのかも、と思い始める。スタジオを出た後にマックで遅めの昼食。とりあえずノルマ感覚で月見バーガーを食べた。

完食しても多少お腹に余裕があったので、限定ソース付きのナゲットも頼めばよかったかも。柚子胡椒とか絶対美味いもんな。

帰宅後はサッとシャワーを浴びて昼寝する。いろんな夢を見た気がするけど、弾丸で大阪に行こうとしてたことだけ覚えている(それは今週末実行する)。

 

9月12日(火)

仕事。朝から選択肢のひとつを間違えてしまい、無駄に自分の負担を増やしてしまった。色々追われている状態でいきなり何かを振られるとまともな判断が出来なくなる。落ち着いて一呼吸おけばよかったのだろうけど、すぐ始まる会議に関わることなので焦ってしまった。

自分の職場のことではないけれど、組織って本当にクソだなと思わされる場面があった。業務の効率化や簡素化からどんどん真逆の方向に進んでいてアホらしい。いつだって偉い連中の保身のために動くしかないのか。どんな綺麗事でも言うだけならバカでも出来る。

終電近くまで残業。消化しても消化しても仕事が無くならない。最近、ツイッターで愚痴混じりのくだらない呟きをしてもすぐ虚しくなって削除する、という無駄な行為を繰り返している。このブログはとりあえず色々自由に書いているつもりだけど、それすらしょうもないのかなと思ってしまう時がある。なんか自分が分からない。

今のところ仕事による追加報酬が(年2回のボーナスを除くと)残業代ぐらいしかないので、ちゃんと働いた時はしっかり超勤をつける。そうでもしないとやってられん。

 

9月16日(土)

1週間を満身創痍で乗り切り、どうにか週末へ。

新幹線に乗り大阪へ。スピッツ主催のイベント・ロックロックこんにちは!に行ってきた。出演者はあいみょん、ズーカラデル、そして真心ブラザーズだ。(程度の差があるとはいえ)知ってるアーティストばかりが集まるのも貴重だと思い、チケットの抽選に申し込んだのだった。

ロックロックは今年で25回目の開催となる。今回はラジオを模したMCで転換の時間を繋ぐ、という演出だった。もちろんスピッツのメンバーも参加している。

 

1番手は真心ブラザーズ。サポートメンバーはグレートマエカワさんとサンコンJr.さん。グレートさんはスピッツの田村リーダーと仲が良いし、ピッタリの編成だ。今日は『BABY BABY BABY』の歌詞がよく沁みた。やりたいことをやりたい時にやれば、心はより良くなる。

『FLY』はライブでは初めて聴く曲で、しっとりと、しかし壮大なスケールに胸を打たれる。『サティスファクション』も7年前のロッキンジャパンで聴いた以来だった。時間があっという間に過ぎていく。

ワンマンライブではいつものんびりと面白いMCをしてくれる真心だけど、今日は時間の都合もあり、明るいながらもちゃんと真面目に進める感じだった。…と思いきや、最後の最後でYO-KINGさんが桜井さんに無茶振りをかまして爆笑した。自由で明るいおじさんたちのライブが楽しくないわけがない。『明日はどっちだ!』で出番は終了。

 

2番手はズーカラデル。曲は前から好きなのだけど、ライブを観たのは某都内のサーキットイベントでの一度だけだった。好きと言っても初期のアルバムしか知らなかったので、最近の曲を前日に予習しておいた。その中でいいなと思っていた『ダダリオ』を今日聴けて嬉しい。最後の『シーラカンス』で気持ちよくノリながら終わる。

腰が少し痛み出したので次のあいみょんは座って聴こうとしていたが、登場して間もなく、スタンド席の客が一斉に席を立った。マジか。みんなさっきまで座って聴いてたやん。同時にあらゆる所から歓声が飛ぶ。立派なパフォーマーだ。

月並みかもしれないが、『マリーゴールド』が生で聴けたのはよかった。「アイラブユーの言葉じゃ足りないからとキスして」という言葉が、ドラマチックで美しいと思っている。ロックロックとスピッツへの思いを乗せて歌われた『君はロックを聴かない』も感動した。

 

トリはもちろんスピッツ。今日は『エスカルゴ』からのスタートだった。お馴染みの登場SEからドラムの連打は最高にブチ上がる。

『ハチの針』はこれまでもアンコールなどで演奏する機会があったようだけど、僕は初めて生で聴いた。メチャクチャライブ映えする曲だな。リズム隊がカッコ良すぎる。イベント恒例のカバー曲は、藤井風の『きらり』だった。

新曲『美しい鰭』も聴けた。水を表現したステージの演出も綺麗だったな。『8823』はライブの定番だけど、ピロウズで言うFunny Bunnyやハイブリッドレインボウのように、そのバンドの代表曲がライブ定番曲とイコールじゃないところが不思議で面白い。

スピッツだと一般的な代表曲がチェリーやロビンソンになるはずで、8823も有名とはいえ、知名度は大きく違うだろうのに。最後のサビでラストスパートをかける感じが最高なので、いつ聴いても楽しめる曲だ。

 

アンコールでは最新シングルのカップリング曲『アケホノ』が初披露された。『スパイダー』で本当の終演。CD音源と違ってフェードアウトせずキッチリ締められるのが良いところだ。最後はあたたかいエンドロールも用意されていて、ホクホクした気持ちで大阪城ホールを出たのだった。

帰りは夜行バスで移動。乗車してから10〜20分ぐらいで腰や背中が危なくなり、老いを実感させられる。もう流石にしんどくなったので遠征する時は無理やり日帰りにせず、ちゃんと宿をとってゆっくり休んだ方がいいよな…。