ただのモノローグ

しがないヘイホーが書く日記

ビギナーのまま動いてる(9月末の日記)

9月23日(土)

午前中はドラムの個人練習。ライブの本番で上手くやれるかどうか、急に不安になってしまった。今までは時間的に余裕があったのであまり気にしていなかったのだけど。色々考えるとどうしてもミスしてしまう。ライブ中とかでも、純粋に楽しめばいいのについ余計なことを考えてしまう時がよくある。動きをちゃんと頭と体に染み込ませよう。

 

夕方は高円寺へ。そぞろ書房という書店で開催されているpha展に行ってきた。

ゆるい言葉や絵が詰まった空間は、全体的に時間がゆっくり流れているみたいでよかった。phaさんの新しい日記本や、書き下ろしのステッカー・ポストカードも買った。

そぞろ書房のレシートを近くの書店・蟹ブックスに持って行くと、これもphaさん書き下ろしの蟹ステッカーがもらえる。ここで何も買わないのも恐縮に感じたので、オリジナルのアクリルキーホルダーを買った。蟹かわいい。

 

9月24日(日)

ここ最近、やることはあるので体はどうにか動くけど、常にどこか迷ってて行動に芯が通っていない感じがする。ずっと「何もしたくない、休みたい」という意識と隣り合わせで、何をやるにも身が入らない。個人的に今年は秋がいちばんの正念場なのだけど、大事な場面の前にくたばってしまいそうで怖いな。

 

バンドのリハで渋谷に行く。起きるのがつらいのでギリギリの時間に出ようかと思ったけど、一度トイレで起きると自然に体が動くようになり、そのまま勢いで準備し早めに家を出た。毎回こんな感じ。

スタジオでは曲を合わせまくったけど、普段より腕が疲れなかった。腕がガチガチになっていない。個人練を毎週、腕の筋トレ(4分半)を毎日続けている成果だと思いたい。上手くキマったところも多くて気分が良くなった。ライブまでに仕上げていくぞ。

 

スーパーで適当な惣菜を買い、お酒の缶を開けながら雑な晩ご飯にする。ツイッターで見かけた缶のお酒を買っていた。食中酒というだけあって、特に肉との相性がよい。舞茸の天ぷらだけは味が微妙だった。

 

9月25日(月)

仕事。普通にやってもチェックに2日ほどかかる書類を、今日の夕方渡されて明日中にチェックして返してほしいと言われた。アホか。残業強制かよ。

各担当者の納期について、こちら側の最終チェックで帳尻を合わせてもらえると勘違いされたら困るんだよな。新人じゃないんだからちゃんとしてくれよ…。まぁ僕も去年まで逆の立場だったので、その苦労を今痛烈に感じている。

月曜日なのにかなり遅くまで残業した。こんなことばっかりでうんざりする。

 

9月26日(火)

昨日の書類を約束通り今日返却する。修正時間に余裕を持たせるために、昼休み明けすぐに渡せるよう頑張った。あんまり傲慢なイキリ方をするのは好きじゃないけど、この時ばかりは俺って優秀なのか?と思ったりした。実際はボリュームが多いだけで複雑な内容は無いので、機械的に見ていけば普通に終わるチェックだ。めんどくさいけど大したことはない。

 

9月27日(水)

仕事を午後半休で早退した。本当は昨日時間休を取るつもりだったけど、打ち合わせとか色々あって間に合わなかったので。

帰宅してからポケモンを起動し、図鑑を埋めていった。アメでレベルを上げたり進化の意志を使ったりして、完全に作業である。別バージョンでしか出ないポケモンや通信進化、その他進化方法がめんどくさいやつなどが残った。寮の先輩にでも頼るか。その後2時間ほど仮眠し、起きると寝汗が酷くて不快だった。

夜、急に息苦しさに襲われ、寒気や冷や汗も止まらなくなった。仕事でいろんな対応に追われていて、ずっとストレスが溜まっている自覚がある。こんなにたくさん働きたくないのに。薬を飲んでから、音楽を流しつつphaさんの日記本を読むと、少し気分が平坦になった。

 

9月29日(金)

有給休暇。午後からのんびり外出し、夕方から豊洲に向かう。スピッツのライブイベント「豊洲サンセット2023」に行くためだ。1ヶ月に2度もスピッツを観るのは贅沢かもしれないが、ツアーに行かせてもらえないならこのぐらいいいだろう。

会場の豊洲PITはゆりかもめ新豊洲駅が最寄りだけど、東京メトロ豊洲駅からの徒歩でも余裕で来れる。道中の豊洲公園に寄り、プレイリストを聴きながら散歩した。

 

今日のトップバッターはズーカラデル。これも2週間前の、大阪のロックロック以来だ。しかし今回はドラムの人が体調不良で参加出来なくなった。その代打となったのが、なんとEnfantsのドラマー・伊藤嵩さん。ここに来てさらに知っている人が出てきて驚く。

セトリの曲自体は前回のライブと同じだったけど、良い曲ばかりなので変わらず楽しめた。『ダダリオ』から始まったのがよい。『ノエル』では伊藤さんのパワー溢れるドラムが印象的だった。

 

今回のイベントは会場に3つのステージが作られており(メインステージの両端に小さめのステージが2つ)、転換時間が短く済んで良かった。あの時間、地味に苦痛なんだよな。

他の出演者はスピッツを除くと知らないアーティストばかり。一度トイレに行くためにロビーへ出ると、スピッツの出番まで休憩しているらしい人たちがちらほら居た。まぁそういう人もいるよな。

 

スピッツの1曲目は『バニーガール』。出演者のRyu Matsuyama(バンド名)に対抗するTatsuo Sakiyamaが面白かった。崎ちゃん、二の腕がムキムキですごいなと思う。リーダーが隣のサブステージまで移動して前方は盛り上がっていたらしい。僕の位置からはよく見えなかったけど。

『ハチの針』はリズム隊がカッコイイと言ったけど、サビのギターもメチャクチャ良いな。もちろんマサムネさんのボーカルもイカす(特にCメロのところ)。つまり全員カッコイイのだ。

スピッツの夏イベントは毎回1日目と2日目でセトリが大体2パターンに分かれていて、今日はロックロックの時とは別パターンのセトリだったようだ。おかげで違う曲が結構聴けて満足。

『ビギナー』は僕がスピッツを聴くようになった中学時代に発売されたシングル曲で、これが本編のラストだったのが何ともエモい。アンコールの『愛のしるし』は音源よりもアップテンポで楽しく聴けた。良いライブだった。