9月20日(火)
午前3時、台風による暴風の音で起こされる。轟音の中何とか目を閉じて二度寝。
午前5時、なんか空がおかしいと思ったら朝焼けだった。一瞬本当に世界の終わりみたいな色をしていたので面白かった。
暴風域は消滅したらしく、家を出る時は雨も降っていなかった。気分は重くて崩れ落ちそうな感じ。電車の中はぎゅうぎゅうで、やっぱりこれが東京だ、とか思った。
会社から帰ってきてマスクを外したら、鼻の上に出来てたニキビが赤黒くなっていた。知らないうちに血が出て固まっていたっぽい。昼休みにマスクを外して後輩と喋ったのだけど、俺はこんなグロいものをずっと見せていたのか…。
9月21日(水)
台風が消えて急に気温が下がる。この時期はこんなもんだったな。結構寒くてジャケットを羽織るかどうか迷う。半袖で出歩いている人もいてすごいなと思う。
電車を降りて職場へ向かっている途中、イヤホンがズボンのベルトに引っかかってWALKMANを落としてしまった。特に壊れはしなかったけどつらい。有線イヤホンはこういうことがあるのがネックだけど、かと言ってワイヤレスのやつはいちいち充電しないと使えないのが面倒なんだよな…(いちおうひとつ持っているけど)。
久しぶりにガッツリ残業した。空腹のせいで、静かな職場でお腹の鳴る音が響いて恥ずかしい。同じく残っていた人に「なんかすいません」と言ってみたらお菓子をもらった。立派な物乞いである。
残業から帰ってくると食欲も無くなるので、スーパーで値引きされた助六寿司で晩ご飯を済ませた。
9月22日(木)
相変わらず寒い。気力湧かず。これからどんどん(環境的に)悪化していくんだな。電車の中で周りを見てみると、やっぱりスーツのジャケットを着ている人が多い。僕もそうすればよかった。
午前中の打ち合わせだけでエネルギー切れ。週3の出勤だけでここまでダメになるか…。つい楽な方に進んでしまいそれを否定されないので甘えまくって、どんどん耐性が弱くなっていっているのかも。
松屋で野菜煮込みカレーを食べる。しっかりトマトの味で美味かった。
無意識にスマホをいじり続けていたらあっという間に時間が流れてしまう。左瞼がピクピク痙攣し始めたのでよくないな。何気なくGmailを開いたら、ブログを始めて3年経った通知が届いていた。
9月23日(金)
今日はフラワーカンパニーズのライブだ。会場は日比谷野音。僕が初めて行ったフラカンライブも野音だったので感慨深いものがある。一風堂でお昼を食べ、早めに現地まで行った。
適当に街や日比谷公園をウロウロ。予報よりも早く雨が降り始めた。傘はなく野外ライブ用の合羽しか持ってきてなかったので、木陰で雨宿りという原始的なやつをやる。
ライブは16時半に開場。野音に来るのは3年ぶりだ。好きなバンドから好きなバンドへのスタンドフラワー、見ると幸せな気分になるよね。
チケットに記載された席に着き、持参していた合羽を羽織る。
1曲目の『夢の列車』が終わってから雨が強くなった。それからは降ったり止んだり。
フラワーカンパニーズは結成33周年、野音は99年。両方ゾロ目の奇跡のライブ。セットリストは最新アルバムの曲から、久しぶりに演るという古めの曲までバリエーション豊富だった。
恥ずかしながら知らない曲も多かったけど楽しかった。『人間の爆発』や『モンキー』がカッコよかったな。ライブ中に圭介さんが、雨に濡れたステージ上でスライディングをキメて面白かった。スーパーマリオサンシャインのアクションを思い出す。
野外ライブのいいところは、視界が広くて自由なことだ。ステージだけでなく、周りの木々や奥に見えるビル、時には意味もなく空を見上げて物思いに耽るのもよい。この時期は虫の鳴き声も良い雰囲気を作ってくれる。
この日の個人的なハイライトは、本編ラストの『夜明け』だ。ライブでは初めて聴けた気がする。良い曲だ。歌詞も好きなのだけど、何よりアウトロの熱い演奏に、何だかジーンと来てしまった。
自宅の最寄駅に着いた頃には、雨が更に強くなっていた。走っても無駄そうな雨量だったので、もう一度合羽を着て帰った。
物販で買った「お土産缶(中には金太郎飴が)」と、入場時にもらった記念の手ぬぐい。
昼間から外をウロウロしていたので疲れた。帰宅してしばらくぐったり過ごし、『シャドーハウス』2期の最終回を観る。3期を期待せざるを得ない終わり方だったな。1期のように変なアニメオリジナルの展開を入れられるより、全然いいのだけど。