ただのモノローグ

しがないヘイホーが書く日記

近況

連休中に何度か台風が上陸し、それとほぼ同時に気温が下がって涼しくなった。朝出勤する時にジャケットを羽織るかどうか毎回迷ってしまう。夜は窓を開けると快適で過ごしやすく、この状態がずっと続けばいいのにと思う。もう10月だ。こんな時期は一瞬で終わってしまうので、今のうちにたっぷり満喫しておきたい。

 

昨日スピッツ主催のイベント「有明サンセット」に行って、『夏が終わる』という曲を聴いた。夏の残り香を連想する爽やかさと、どことなく尾を引く心残りを感じさせる歌詞が特徴的で好きだ。これをもって今年の夏は本当に終了したと言える。

その直後に演奏された『正夢』もすごくよかった。スピッツでいちばん好きな曲は『冷たい頬』なのだけど、2番目に好きなのはこの『正夢』だ。夏が終わる~正夢の流れがものすごく良くて「これ、まさに理想の青春では…?」とか思ったりした。

他の出演アーティストもとても良いステージだったので、日記の方に色々書くことにする。

 

最近残業はあまりやっていないけれど、妙に仕事に対する不安感や憂鬱感が強くなっている。午前中が特につらいのはいつものこととはいえ、人と話すことや電話をかけるのが億劫でたまらない。口を開くことがすごく重たく感じる。

休日と平日で睡眠時間が違いすぎる自覚があるのが原因だろうか。ここのところ休日は何もしたくなさすぎて、つい長時間寝てしまうんだよな。昼休みに仮眠すれば午後は気分もマシになるし、そういう傾向があると見越して上手く仕事のペースを考えるしかないか。

 

本当に一瞬だけ、どうしても小説を書きたい衝動に駆られたことがあった。夜中にパソコンをつけてnoteに入り、無我夢中でイメージしたものを具現化しようと必死で執筆していた。

ひとつの記事で完結する短編小説を目指していたのだが、2000字近く書いた辺りで何が書きたかったのか分からなくなってどんどんぐちゃぐちゃになり、熱意は急激に冷めていったのだった。とりあえず書きかけの何かは下書きに残してあるし、またアイデアが浮かんで書きたい気分になったら書こう。完成するのが何年先になるか、そもそもまた書く気になるかすら分からないレベルだけど。

 

 

 

アーティストの作品と人間性は全くの別物だと思ってずっと過ごしてきたのだけど、最近その考えが大きく揺らいでしまうことが頻繁にある。「考えの合わない奴らは切り捨てていく」っていうのはこういうことだったのか?というのを断片的に知ってしまったような気がする。

 

もっと個人的な視点で言うと、僕自身が楽しくてよかったと思っていたライブを全否定されている感じがあってつらかった。見ているものや見てきたものが全然違って想像出来ないことがたくさんあるし、あのライブをやるにあたって色々揉めたのが事実だとしても、ただの第三者である自分がとやかくいう立場ではない。一方の感情しか(全部じゃないけど、真意は分からんままだけど)知らない状態であーだこーだ憶測を立てるのもお門違いだろう。

実際ライブはとてもよかった。あれこれ考え過ぎて楽しめなくなると、何より自分のためにならないと考えたうえでの気持ちもあるけれど、やっぱりよかったのだ。諸々の経緯を無視すると、あのセトリも貴重で面白いしやばかったな、くらいに考えていた。何日か経って、正直むかついた。最近のライブで僕が行ったのはアレだけだったこともあり、いたたまれないような気持ちにやられていた。

 

元々音楽に関しては、曲やバンドが好きでもメンバーの人間性とか深い部分は積極的に知ろうとはしなかった。そこまで関心が回らないからだ。なので一応いろんなアーティストの有料ファンクラブに入っているけれど、その恩恵にあやかるのはチケットの先行抽選ぐらいのものだった(あとは物販の先行販売とか)。

なので大体は「嫌なら見るな」「嫌なら来るな」「嫌なら聴くな」などで済んでしまう話なのだけど、やっぱり学生の時から好きだったバンドで、単純に曲だけでなくいろんな方面で救われた場面があったし色々考えてしまう。特に最近のあれこれはずっと自分が否定され続けているような感覚があって、これまでの思いを含めたとしてもしんどいものがある。

 

ここに書いた不満は全部いち個人の感想で、ある意味ただの被害妄想だ。論理性の欠片もなく一方的な決めつけで間違いもたぶん多い。しかし今後も追い続けられるかどうか、ちょっと自信がなくなってしまった。

 

そういう気持ちとは関係なく納期は迫るしケツも叩かれる。脳死状態でも淡々と仕事をやっていくしかない。