ただのモノローグ

しがないヘイホーが書く日記

あうあう、あ

台風16号が最も接近する日とヨルシカのライブがまるかぶりしていて、最悪中止になってしまったらどうしようという考えが頭から離れず、ここ数日気持ちがずっと安定しなかった。天気予報と台風情報とヨルシカの公式情報を延々と確認し続ける日々を過ごしていた。

 

一度こうなってしまうと負のスパイラルから中々脱出できなくなる。万が一電車が止まってしまったら?延期になったとしても2回目のワクチン接種と被ってしまったら?他のライブに行く日と被ってしまったら?嫌な可能性が次々に浮かんでしまう。

他のライブだったら「まぁ自然の力には逆らえんししょうがないよな」くらいに納得できたかもしれないけど、ヨルシカの盗作ツアー(もちろん、アルバム「盗作」も。)は個人的に思い入れがすごく強く、何としてでも行きたいものだった。理由はどうであれ、その予定が崩されたら絶対落ち込む。不安が募りすぎてツイッターのタイムラインもずっと見る気になれなかった。

 

2年前にも予期しないタイミングでライブの予定が崩されたことがある。

その日は日曜日だったのだけど、急に上司から休日夜勤を命じられてライブに行けなくなった。普通に断ればよかったんだろうけど、周りの先輩も出勤できないと言うばかりで、結局末端の自分に話が回ってきてノーと言えない状態だったのだ。

何があっても仕事より趣味を優先するという信念を当時から持っていたので、相当つらかった。あのとき断れなかった自分に嫌気が差すし、何より当時の上司のことは今でも心底恨んでいる。

 

色々話が逸れてしまったが、今回の台風は南側へ動いてくれて、被害も特別大きくはなさそう(軽視してはいけないけど)。ライブの中止・延期の告知もなく、おそらく通常通り開催できるだろうと思えてきたので、気持ちもだいぶ落ち着いてきた。雨が降るのは100%確定だろうけど仕方ない。

つい最近まで、ライブの日は晴れ男とか言っていた自分を殴りたい。大体、ずっと調子に乗った態度をとっていると後々決まって大コケするんだよな。もっと謙虚に生きねば。

…まぁ仕事の打ち合わせが延期になってライブの日と被ってしまったんだけど、終わってから会場に直行すれば余裕で間に合うので問題ない。物販が混まなければいいのだが。

 

本来なら明日取るつもりだった有休を今日に回したので、天気のいいうちに近所を散歩していた。

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家から割と近い位置にあって面積も大きいけど、あまり立ち寄ったことのなかった公園。風は冷たいけど気温はそこそこ高くて日差しも強い。

緑の多さと気温のバランスがよかったせいか、やたらと蚊が多く飛んでいた。ブロック舗装の地面には大量のどんぐりが落ちていた。秋だ。


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川沿いまで移動してふらふら。車の音と鳥の鳴き声くらいしか耳に入らないので落ち着く。

道中に寄った別の公園で、お年寄りがゲートボールをやっていた。ベンチに腰掛けて音楽を聴いたりする。


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そのまま川沿いをなぞるように歩いて帰った。途中で水上バイクが2台ほど轟音を立てて追い抜いていった。兵庫県での水上バイク事故のニュースを読んで怖いイメージを持っていたけど、実際乗ってみたら気持ちよさそう。やっぱり怖いけど。


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陽の光が水面で反射して川がキラキラしていた。写真にうまく写っているとよいのだが。日差しの強いところを長いこと歩いていたせいか、腕と顔と首のうしろが真っ赤に日焼けした。

 

 

気分を内へ内へ潜らせていくと、元に戻りにくくなるかもしれないという怖さもあるけど、その潜り込んだ闇の中でぼんやり漂っているのが妙に心地よいと感じてしまう。

ツイッターから意識的に距離を置いているとそういう気持ちになりがちで、このままよく分からん遠い地に逃げて引きこもっていたいとか、普段考えない物事が頭の中で浮かんだりする。

年末年始辺りで、実家でも東京でもない、どこか違うところにひっそり泊まって過ごしてみるのもいいかもしれない。ツイッターとかブログとか気にせず精神を潜らせて新年を迎えてみるのも面白そうだし。(まぁ、後にブログに書き起こしたりはするだろうけど)