ただのモノローグ

しがないヘイホーが書く日記

花と憂鬱(4月下旬の日記)

4月21日(日)

鬱っぽい気分で目が覚める。何をやっても無意味なように思えて身体に力が入らない。頑張ってスタジオに電話したので、1時間ほど早く家を出て歩いて向かう。公園の花壇が綺麗だった。

感覚を鈍らせないために、なるべく週に一度はドラムを触るようにしている。今日は腰の痛みが強くなったので、程々のところで切り上げた。帰りにいつも寄っているラーメン屋が値上がりしていて悲しい。それでも他の店に比べると安いので助かるけど。

文章を書こうとすると頭が締め付けられるみたいになる。冷えピタを貼って横になり、スピッツLAMP IN TERRENのプレイリストを聴いた。ここではないどこか自由な場所で、ずっとダラダラ過ごしたいという気持ち。

 

4月22日(月)

去年散々嫌な思いをさせられたクソイベントのPTメンバーで飲み会をやりたがっているらしいけど、死ぬほど行きたくない。当時のことを思い出すだけで気分が悪くなるし、あの人たちに近況なんか話したくない。連休明けに日程調整するらしいけど絶対断る。

 

今更だけど、技術士試験は受けないことにした。おそらくもう二度と受験しないと思う。勤務時間外に仕事のことを考えると物理的に具合が悪くなり、試験勉強に手をつけても同じ症状が出る。

仮に必死こいて資格を取ったとしても、それを利用されるだけだろう。仕事の幅が広がると言えば良いことのように見えるが、自分にとってそれはメリットではない。今の会社で活躍したいとか全く思わない。

 

4月23日(火)

目覚め最悪。電車の中で動悸と眩暈。コンビニでウイダーインゼリーの鉄分のやつを買って出社。ゼリーはほんのり血の味がした。

 

何ヶ月分も溜まっていて処方を止めてもらった睡眠薬が、残り1ヶ月分を切ってしまった。最近調子が悪化して、眠れないわけではないけど使用頻度が上がっている。

医者に頼めば再び処方してくれるのだろうけど、そもそも薬に軽く依存しているところもあるので、いっそすべてなくなった状態で思い切って生活するのもアリかな。それが無くても案外問題はないかもしれないし、眠れない時は眠れないで仕方なくやっていくしかないのだから。

頓服の抗不安剤も最近消費が激しい。まぁ朝の出勤前に1錠、日中会社でもう1錠の飲んでいればそりゃあすぐ減るわな。諸々回復しないことも含めて、普通はこういう状況を心療内科で話すべきなのだろう。

 

4月26日(金)

出張からの直帰。明日から10連休なのだけど、仕事先にメールで伝えた休暇期間が間違えていたことに、帰りながら気付いてしまった。仕事を忘れるための連休なのに、自分から悩みの種を作ってどうする。

 

4月27日(土)

バンドのリハだったけれど、メンバーのうち2人が急遽来れなくなったので、残りの2人でスタジオに入った。最近は何かと無気力気味だけど、ドラムはバンドとして活動している以上、ある種の義務感や責任感のおかげでどうにかやれている。

解散後は帰り道にラーメン二郎があるので、途中下車して久しぶりに行こうとしたけれど、夜営業だけに変わっていて昼間はシャッターが下りたままだった。ドトールでサンドイッチを食べて帰宅。

 

ずっと精神がよくない状態について、それを人に話そうとするとつい「何となく仕事がだるい」「会社員そのものに飽きた」みたいな言葉を使ってしまう。嘘ではないとはいえ、どうしても真剣さが伝わらず薄れてしまうようなのでよくないなと思う。他にもどうしようもないことを悩んだり恐れているところがあるけれど、今はとりあえず気持ちを休めた方がよさそう。

 

4月28日(日)

真心ブラザーズのライブで渋谷へ。毎年恒例、10人編成のMB's公演。中野サンプラザが使えなくなり今後はどうなるかと思ったけど、今年は渋谷のLINE CUBEで開催が決まった。

ライブはすごく良かったけれど、前の席のオバサン2人が曲間でいちいち会話しているのがとにかく不快だった。皆で合唱するタイミングじゃないところでもでかい声で歌いたがる、通称・カラオケマンと同じくらい厄介だ。ライブ中に余計な他人の声を聞きたくない。

それ以外にも、公演中に色々関係ないことを考えてしまう悪い癖が出てしまい、純粋に楽しめない時があったことに落ち込んだ。普段聴かない管楽器の音は気持ちよく、久しぶりに『炎』が聴けて嬉しかった。ライブを通してたくさん笑って気分が浄化されたのは間違いないし、毎年楽しみにしている公演なのでこれからも定期的に開催してほしい。

 

4月29日(月)

体温は測ってないけど微熱っぽい。微妙な喉の痛みと、顔面全体にねっとり貼り付くような不快感がある。ずっとストレスにやられている自覚があるし、それが緩んだら体調も悪くなるよな。むしろ体を動かせる程度の微熱で済むなら軽いものか。

バファリンが切れていたので薬局まで買いに行く。あとは1日かけて『宝石の国』を読んでいた。面白かった。