ただのモノローグ

しがないヘイホーが書く日記

人間は自由だ(12月12日〜12月17日)

12月12日(日)

昨日の夜、歯医者で仮埋めした部分が欠けてしまったので、めんどくさいけど午前中に電話を入れる。受付の人に、全部取れていなければそのままでも大丈夫ですよ、と言われた。大丈夫なのか。根元が少し露出してるから不安なんだけど。

なんか「こっちは予約でいっぱいなんだから、お前の些細な事情に構ってる暇はないんだよ」と、遠回しに言われている気がした。まぁそういう気持ちは分からんでもないから別にいいや。痛みが強くなったら改めて電話しよう。

 

ゲームをしていたら地震が起きた。最近よく揺れるな、って地震が来るたびに思っている気がする。

午後に意味もなく近所を散歩。ふらっと入った公園でアネモネが咲いていた。こんな時期に咲くのか。

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そのあと近所の図書館にも寄る。図書館のホームページにログインするためのパスワードを失くしてしまったので、再発行してもらった。

利用カードだけ持って現地に行けば本は借りられるのだけど、他の図書館から取り寄せたい場合、ホームページを利用しないといけないんだよな。取り寄せも活用すれば、読めるものが結構増えるので頭に入れておきたい。

 

夜に友人と電話をして、数週間前の鬱憤を吐き出しまくる。それは流石に相手がおかしい、という意見が返ってきた。

 

12月13日(月)

出勤。外が暗い時間に起きるのはしんどいな。家を出る頃には明るくなっているのだけど。納品後の書類作成や対応などをする。

 

自分の持つ不快感を、もっと他人へ瞬時に言い返す力があればいいのになと考えてしまう。何か嫌な目に遭うと理解が追いつかなくて思考が止まることがよくあったり、無意識に場の空気を読もうとして黙ってしまうところがあるので。決して僕が謙虚な訳ではなく、単に頭の回転が悪いだけだと思うけど。

そんな性質のおかげで救われた場面もあるんだろうけど、嫌なことは嫌だとその場でハッキリ突き付けられれば、いろんなものを今ほど引きずることもないんだろうか。よく分からん。嫌な奴とは関わらなければ一番いいんだけどな。

 

寝る前にピザポテトを貪り食った。最強のポテチ。

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12月14日(火)

朝早い時間に新宿へ行くと、街全体が再開発されている途中で寂れていた。景色がやたら砂っぽくて砂漠みたいだった。という夢を見た。

 

在宅勤務。お土産でもらっていた松浦漬を昼食に食べてみる。佐賀県の郷土料理らしい。

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鯨のかぶら骨(上顎付近の軟骨)を酒粕で漬けたものなんだけど、ちょっと僕には受け付けられなかった…。においを嗅いでオエッてなり、口に入れてさらにオエエッッてなる。これは食べれん。すぐに納豆で口直しした。

おそらく僕は酒粕漬の類がダメなんだろうな。そもそも日本酒が苦手だし。焼酎なんかもほぼ飲まず嫌い状態で、根本的にアルコールの苦さが口に合わない。

松浦漬、2口ぐらい食べただけなのに若干酔いが回ってきた。なんか色々弱すぎるな…。しばらく毛布にくるまってぐったりする。

 

何日か前にボーナスが入ったので、終業後に郵便局に行って8割くらいを貯金用口座へ移した。残りはクレジットの返済に充てたり、娯楽費の足しにするつもり。

ピクミンをおつかいに行かせまくって、カフェのコスチュームが全種類揃った。コーヒーが好きだからこれは嬉しい。

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あとはライブの抽選を2つ申し込んだ。

 

12月15日(水)

今日も在宅。午後に布団を干したりする。

 

真木悠介『自我の起源 愛とエゴイズムの動物社会学』を読んだ。

真木悠介とは、社会学者である見田宗介さんが、一般的な社会学の範囲を超えたテーマを論ずる際に用いる名前だ。

『自我の起源』では、「人間はエゴイズムを超えることができるか?」というテーマで書き綴られている。

人間やその他の動物による利己的行動・利他的行動の原理を探るために、34億年前にも遡る微生物(原核細胞)誕生から真核細胞への形成など、遺伝子(=生成子)の歴史や性質について、数多くの理論を紐解いていく。

 

すべての生物は遺伝子の乗り物であり、その遺伝子を残すために最適な行動をとるように仕組まれている(あくまで「遺伝子の繁栄」のためであり、「(個体としての)子孫を残す」行為とは必ずしも一致しない)。

人間以外の生物でも、他者と共存して繁栄していく例はたくさんある。寄生虫とその宿主、あるいは花と虫との共生が、何となく想像しやすいだろう。面白いポイントは、他の生物に害を与える方法よりも喜ばせる方法が、生存戦略としては優れている、ということだ。一見「他者を思いやっている(利他的である)」と思われる行動も、結局は遺伝子繁栄のために仕組まれたものに過ぎないのである。

しかし人間は、遺伝子本来の特性を持っていながらも、脳神経が異様に発達したおかげで、そんな枠組みを超えた楽しみも感じることが出来るようになった。そうして生存・生殖以外にも様々な文化が生まていったのが、人間の社会だ。

遺伝子の原理に従った快楽、そうでない独自の快楽(芸術など)、様々な選択が出来る。人間は特別で愚かで自由な生き物なのだ。

 

それにしても、文章中にたくさんの専門家が出てきて、誰が誰の理論か、全てを追い切れなくて読むのに疲れた。学術的な本をちゃんと読むのは初めてだったな。

 

2年前にポケモンのソフトを買った時、特典でもらった醤油皿を初めて使った。当時全く自炊をしてなかったので、記憶がすっ飛んでいた。

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普段は真っ白な皿だけど、醤油を刺すとモンスターボールの色が浮かび上がる。

 

12月16日(木)

出勤。朝起きる時は、いつもアラームを10分おきに2回設定しているんだけど、冬は3回ほどセットしないとうまく起きれないな。さらに今日は4回もスマホを鳴らしてしまった。

帰りに日高屋へ行く。中華そばにコショウをふり過ぎて辛かった。

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ここ1〜2年で、自分は本当に冷めて性根が腐り切った人間になってしまったな、と再認識した。

そうなってしまった原因は大体ハッキリ分かっているし、腐った性格自体はもう手遅れで直せないのかもしれない。しかし今日はちょっと軽はずみな発言で、少なからず周りを不快にさせてしまった。ダメだな。

普段から発信する言葉はそれなりに考えて選んでいるつもりだったけど、ちょっと気が緩むとこれだ。浅はかすぎた。落ち込んでしまうけど、完全に自業自得だ。

 

12月17日(金)

仕事。人事に提出するための資格を整理したりする。

 

先月嫌な目に遭わされた飲み会のグループに、今日再び巻き込まれそうだったのだけど、「行かない」とハッキリ断った。

そのグループの中で、自分がいつも不幸な役回りばかりを押し付けられている感じがあったから、ずっと居心地がよくなかったのだ。違和感は先月で明確な不快感に変わった。あまつさえそれが会社の同期というコミュニティだから、嫌でも完全に縁を断ち切れないところが一番つらい。

いじられキャラ的な扱いには慣れているつもりだったけど、ここまでひどいのならもううんざりだ。これ以上お前の(お前らの)しょうもない付き合いのために、俺の時間と金を消費されてたまるか。何も言わないからって何でもかんでも許されると思うな。

 

夜、いきなりステーキで晩ご飯を食べた。

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ワイルドステーキ300グラム。食べながら450グラムにすればよかったかなとか考えるけど、いざそうしたらたぶん後悔するんだよな。食べ終えると腹8〜9分目くらいだったので、帰りにコンビニでジャムパンを買った。

 

歯の欠けてる部分、やっぱり少しずつ浸食が進んでいる。1月まで保つのかこれ…。