ただのモノローグ

しがないヘイホーが書く日記

人と会ったり話したり(2月13日〜2月16日)

2月13日(土)

職場の人(70代のおじいちゃん)とご飯を食べに行く。わざわざ僕の最寄り駅まで来てくれた。実はこれが初めてではなく、1月半ばくらいにも一度来てくれたのだった。

近所のファミレスでチーズインハンバーグを食べながら、おじいちゃんの話を色々聞く。今日は1時間くらいで解散したのだけど、この人とはこれくらいがちょうどいいかもな。前は2時間近くファミレスに滞在していて、ずっと相手の話を聞いていたので流石に疲れた。50年以上も前の話を延々とされても困る。

前に公園で撮った梅の写真を見せてみると、よく撮れてるねぇと喜んでくれた。「せっかく時間があるんだから、日々の予定を立てて、日記とかつければ生活が楽しくなるんじゃないか?」的なことを言ってくれたけど、大丈夫、今ちょうどそれを実行しているところです。

 

おじいちゃんを駅の改札まで送ったあと、軽く散歩してから帰宅した。

Twitterのタイムラインがやたら盛り上がっている。今日はさわおさんソロツアーの徳島公演があるからだ。

ピロウズ関連の徳島公演ってこんなに賑やかになるものなんだな…知らなかった。四国に住んでいるバスターズの人、Twitterで結構見かけるもんな。さわおさんもお気に入りの地らしいし、なんか嬉しい。徳島出身のバスターズとして、東京から温かく見守ることにする。

 

Bar OiRANの最終営業日だった。僕は結局数回しか行っていないし、最後の4日間に行くことも出来なかったけれど、バスターズにとって大切な場所が無くなってしまうのは悲しい。

ここで書くことではないとは思いますが、本当にありがとうございました。

初めてOiRANに行った時のことを書いた文章を載せておきます。

未だにこのページが人気記事のトップなんだなぁ…。

やたら小説チックな文章に見えるけど、あえてそういうものを狙って書いた記憶がある。

 

2月14日(日)

昨日の夜に強めの地震があったのでネットを見てみると、東北地方で震度6強。各地で停電や怪我人も相次いだという。

こっちでさえぐわんぐわん揺れてて怖かったのに、現地の人が感じた恐怖は計り知れないな。コロナ禍で大地震なんてやってられないし、なるべく被害が出なければいいのだが。

 

有楽町でちょっとした買い物。そのあと贅沢して椿屋珈琲店なんかに寄ってみる。

メイドさんがコーヒーを淹れてくれるサービス。相対性理論とかを聴きながらボーっとしていた。せっかくなのでコーヒーおかわりお願いしたりして。

 

帰宅してからはだらだら本を読んでいた。

読んでいたのは近藤史恵さんの『スーツケースの半分は』。近藤さんの小説は前に「ときどき旅に出るカフェ」を読んでいて、読みやすい文章に好感を持ったので新たに買ったものだった。買って本棚に入れたまま半年近く経ってしまっていたのだけど。

やはり全体的に軽やかで読みやすい文章だった。自分にはこういう明るめのストーリーが向いてるんだろうな。物語の主人公とかが何度も深い絶望に陥ってると、その都度ページをめくる手も止まってしまうし。

あと僕は海外旅行へ行きたい欲がほぼ全く無いのだけど、それでも読みながら何となく香港とかアブダビとかパリとかをイメージさせてくれるのが楽しいというのもある。小説を読んだだけで実際に海外へ行きたくなるとは思わないけれど、読まなければ深く考えも想像もしなかったかもしれない分野なので、そういう面でも手にとってよかったと思える本だったな。

 

「自分はクソ陰キャだが学生時代は吹奏楽部だったおかげでバレンタインは強かった」といった内容のツイートをしたが、死ぬほど恥ずかしくなって一瞬で消した。余計な自己顕示欲に支配されるのはよくない。代わりに「ニャー」と呟いておいた。

フォロワーさんのツイキャスを聴きながら夜を過ごす。

 

2月15日(月)

あつ森のカーニバルの日。朝から羽根を取りまくった。

途中で昼食を食べようと外に出るが、中々の雨。めんどくさいけど仕方ないな…夜ご飯も買わないと行けないし。お昼は家系ラーメンを食べた。

 

午後もあつ森。カーニバル家具を集めまくる。

案内所の前と崖の上のところに、ステージっぽいエリアをそれぞれ作った。フロートがもらえることは完全に想定外だった。

家具を集めまくった末に、余り物で出来た謎のスペースがこちら。

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久しぶりに長時間ゲームをやったせいか、妙に頭が冴えて変な気分…。2時間ほど横になって水を飲んでシャワーを浴びたら、とりあえず回復した。

 

夜は地元の友人と電話をする。真面目な話半分、ふざけた話半分、くらいだろうか。

主に社会に関する愚痴を言い合っていた。昭和の高度経済成長期そのときの社会システムが、令和の現代にほとんどそのまま流用されているのがよくないし、何より自分たちのストレスになってるよな、なんて話もしたり。

あと仕事を通して、何か得られるものがあったとハッキリ考えて言える友人がすごいなと思った。僕は仕事そのものに興味が持てないせいか、そこまで深く考える余裕が全くなかった。いや、ある程度は何かあったのかもしれないけど、もう全て忘れた。簡単に忘れてしまうほどなのだから、別に大したこと考えていた訳ではなかったんだろうな。

自分の中でモヤモヤしていたことも話せて少しスッキリした。何となく、また帰省したい気分になった。

 

2月16日(火)

八王子で友人と会う。最近直接会っていた人は何だかんだで会社絡みの人ばかりだったので、純粋な友人と会うのは本当に久しぶり。

ご飯を食べながら、互いの近況など色々話した。

気楽に話せる人が身近に居るというだけで安心感があるな。普段は1人で居るのが好きなくせに、時々不意に孤独に押しつぶされそうになってしまう。我ながら面倒な性質だと思っているけれど、皆案外そういうものなのかもしれない。

 

人の話を聞いていると、コロナ問題が周りの生活・社会に与えている悪影響についてよく分かる気がする。普段の自分が恐ろしいほど無頓着だというのが否定できないけど。

何事もすぐ劇的に変えられるものってそうないし、これからもしばらくは耐え忍ぶしかないのだろうか。とりあえずさわおさんソロの日までは希望を持っておこう。

 

昼食のあとオススメのパン屋さんを教えてもらおうと着いて行ったのだけど、店に着いたら定休日の張り紙が。いい散歩になった。八王子の街並みは綺麗で歩きがいがある。日頃ふらっと寄れるような距離ではないので、新鮮でよかった。

Switchのソフトをいくつか借りたので、遊ぶのが楽しみだ。

 

素晴らしきピコピコ(2月9日〜2月12日)

2月9日(火)

非常食のつもりで買っていた切餅が今朝なくなった。また食べたくなったら買うか。

いつも朝夕食後に薬を飲んでいるのだけど、なんか1錠だけ余ってしまっていることに気付く。明日の朝飲めば無くなるはずなのに。いつ飲み忘れたんだろう。

 

渋谷のHMV BOOKSに行き、ずとまよのアルバム『ぐされ』をフラゲする。

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近所のタワレコではなく何故わざわざ渋谷まで行ったのかというと、店舗限定特典が目当てだったからだ。

指定店でアルバムを買うと8bit音源(所謂ファミコンのピコピコ音楽)のCDが付いてくるのだけど、僕はずとまよ応援店(上記リンク参照)でもらえる、脳裏上のクラッカーのピコピコ音源が欲しかった。一番好きな曲だし、思い入れもあるし。

8bitのアレンジって、やっぱり何かワクワクするものがある。僕はファミコン世代ではないのだけど。

こういうの、もっといろんなアーティストも取り組んでほしいな。自分のわかる範囲では音速ラインしか知らない(ライブ会場限定発売だったCD)。逢瀬川という曲ののピコピコ音源が、昔のゲームのフィールドBGMみたいで、本当に素晴らしいのだ。

 

アルバムを買ってドトールで休憩してから、友人がオススメと言っていたラーメン屋で昼食。

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塩ラーメンのお店なのだが、メニューが豊富でどれにしようか迷ってしまう。

急に味噌ラーメンが食べたくなってしまい、食券の券売機ボタンを押す。バターを溶かさずともまろやかなスープがおいしかった。次はちゃんと塩を食べよう…。

 

帰宅してから夕方まで昼寝して、アルバムをWALKMANに転送するついでにプレイリストを編集したりする。

元々音楽流しながら何もせずボーッといるのが好きなので、ハマると時間があっという間に流れていく。僕の作るプレイリストは1つ流すと1時間くらいは余裕で経つし。LOST IN TIMELAMP IN TERRENやヨルシカを聴いていた。

 

2月10日(水)

何となく身体が重い。今日は通院の日だから起きないといけないのだけど。

とりあえず朝食をとって薬を飲む。やっぱり1錠余った。出発時間まで布団でだらだら。

 

診察が終わってから商店街やショッピングモール内を歩く。洋服の青山が閉店セールをやっていた。

松屋で昼食を食べたあと、駅前にクレープの屋台があったので、つい買ってしまった。食欲はそんなになかったが、甘いものは別腹らしい。

帰宅すると急に身体から力が抜けてしまう。そんなに長時間歩いた訳じゃないのにな。やっぱり今日はだめな日だったのかも。陽が暮れるまで、音楽流しながら布団の上でゴロゴロ。

 

日清のカップヌードルが食べたくなり、コンビニに行く。不健康極まりない晩ご飯だが、たまにはいいだろう。ものすごく安心感のあるおいしさだった。

 

2月11日(木)

そういえば祝日だった。寮の先輩を昼食に誘い、サイゼリヤに行く。

パエリアとエスカルゴとピザ4分の1でお腹いっぱいになってしまった。ただし食後のプリンは別腹。サイゼのプリンは世界一。

駅前でサーターアンダギーが売っていたので買う。1袋5個。これでしばらく朝食には困らない。

 

帰宅してからあつ森をプレイ。島のクリエイトを少し本格的に取り組んでみる。

カーニバル用のステージができればいいのだが…。今のところ、商店で買った分のカーニバル家具で大まかなレイアウトを考えてみる(カタログ注文できないし)。階段も建設してしまったけど、上手くいくといいな。

 

さわおさんソロ最終公演のチケットを一般販売で購入した。

 

2月12日(金)

昨日買ったサーターアンダギーを朝食として食べてからだらだら。少しあつ森をやったあと、カラオケに行ってきた。事前に龍角散のど飴を舐めていたので、コンディションはバッチリだ(たぶん)。

2時間いろいろ歌って叫んで楽しかった。あと1時間は気合で歌えたかもしれない。

 

昨日ポケモンまとめサイトで、映画『水の都の護神(ラティオスラティアスのやつ)』の主題歌が上がっていて、久しぶりに聴いた。いい曲だなぁ。

カラオケで挑戦してみたら何とか原キーで歌えて嬉しい。練習しようかな。

 

カラオケの後、近所の二郎系ラーメンで昼食。

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麺も野菜も少なめにしたけれど、定期的にこういうものを食べないと、胃が縮んでいくばかりな気がする。

 

ずとまよの『ぐされ』を今更ながら聴く。

個人的には胸の煙〜正しくなれないの流れが一番好きだな。繰り返す収獲もいい曲だった。ずとまよはスルメ曲が多いので、聴き込んだり歌詞をちゃんと見ることで色々好みが変わると思う。

YouTubeでずとまよのTHE FIRST TAKEを見た。ACAねさん、だんだんメディア露出が増えていってるなぁ…。映像はやや暗めだったけど、歌っている横顔が割とハッキリ見えた(シルエットみたいだが)。素敵だったな。

 

スランプとは言いたくない(2月5日〜2月8日)

2月5日(金)

実を言うと昨日の夕方から若干風邪の予兆があったのだが(痰の味が変だったのと目眩が強かったこと。熱はなかった)、湯船と水シャワーのコンボをキメてバファリン飲んで早めに寝たら何となくマシになった。熱は変わらず異常なし。

今のご時世、軽い風邪でもすごい腫れ物のような扱いをされるような気がして気軽に発言できないな。ネットも現実も怖いものだらけだ。

念のため今日は最小限の外出で済まそうと思う。スーパー銭湯行きたかったけど。

 

松屋でシュクメルリ鍋定食を食べた。去年はこの時期にしょっちゅう食べていたし、実際おいしかったけれど、今年はとりあえずノルマ達成といった気分だ。たぶん今シーズンは多くてもあと1〜2回くらいしか食べないと思う。

 

帰宅してジュンク堂で買った『相談の森』を読む。

正論ばかりで片付けることがほとんどなく、「しんどいよね。でも安心していいんだよ」という感じで、相談者に寄り添うことを第一とした文章が好きだ。悩みに対する回答だけでなく、相談者その人のつらい状況を汲み取って労る気持ちも忘れない姿勢がいいなと思った。

 

未だに痰の味がおかしいままなので、大事をとって早めに寝た。

そういえば今日は珍しく音楽を一度も聴かなかったな。

 

2月6日(土)

こんな生活をしていても、土日はなんか空気が違う感じがするな。心なしか気分が重い。布団の中でモゾモゾ音楽を聴く。

とんぷく薬を飲んでから散歩に出かける。公園でテナーサックスを吹いている人がいた。

帰ってきたら、注文していたphaさんの無トートバッグが届いていた。メッセージ付き。

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午後はパソコンでeo Music Try 20/21のストリーミング配信を見ていた。毎年関西で行われている音楽コンテスト(今回はコロナの影響で無観客配信ライブ・オンライン投票で実施との事)。Twitterのフォロワーさん経由で投票に参加することになった。

1,279組の中から選ばれた7組のファイナリスト。個人的には、電子てろてろの世界観が好きだなぁと思った。shandy Wzさんのダブル受賞はおめでたい(そしてポッキー1年分は純粋に羨ましい)。

関係ないけど、大阪のBIGCATは2年前にヨルシカのライブで行ったのが懐かしいな。

 

OiRANが閉店するというツイートを見てショックを受ける。

 

2月7日(日)

身体が重い。起きる気力がないのでだらだら寝てそのまま変な夢を見て、目覚めても妙なパニックになっていて起きる気にならず、また眠りに入って変な夢見て…という謎のループに陥っていた。果たして何度寝したんだろうか。

何とか起きて外に出るものの、なんかめんどくさくなってすぐ帰ってきた。

 

なんか頭の中で考えていることをうまくまとめて書けなくなった。

世間一般ではスランプといわれるものなのだろうか。そんな贅沢な言葉で表現したくないな。あまり大したこと書いてる訳じゃないし。

パソコンで自分の過去のブログを見てみる。去年1年間で119回も更新したのか、どんだけ暇だったんだ。一体何書いてたんだっけ。あ、やっぱりほとんど大したこと書いてないや。

気が付けばTwitter経由でブログを見られることを意識しすぎて、無理矢理いい文章を書こうと考え過ぎたのかもしれない。たぶん昔はもっと気楽だった。くだらないことを平気で書いたりもしていたし。

そういえば1月にブログとして書こうとしたけど、上手くまとめられずに下書きのままだった文章が残っていた。それを何とか修正して公開する。相変わらず卑屈でだらしない自分をさらけ出すものになってしまったけど、多分これでいい。書き続けること自体が重要なのだと思うから。

弱くて何も取り柄のない人間に出来ることといえば、その弱さを晒すことくらいだ。別にこんなことをしても何か前進できる訳じゃないことも分かっているけれど、こんな文章でさえ誰かの小さな娯楽になるのならいいじゃない。何かに没頭していれば知らない間に何かが変わっていることを、今は信じよう。

つまらない今日の先にもきっと
思い描いてた日々が待っているから
そう信じていなきゃ壊れるでしょ
ただでさえ憂鬱な夜明け
たまには変わってみろってんだ

LAMP IN TERREN - ワーカホリックより)

 

2月8日(月)

気温が急に下がったけど、普段通り起きられた。けどやっぱり寒い。

 

朝からスーパー銭湯に行く。せっかくなのでphaさんの無トートバッグにタオルを入れて、歩いて行ったら開店直後の時間に着いた。

朝風呂は流石に年配の客が多いなと思っていた矢先、どんどん人が入ってくる。若い人もちらほら居た。あっという間に浴室内が混雑状態に。いつもこうなのか。

いつも通りサウナにも入ってまったり過ごす。

サウナのテレビは今日もニュース番組。ここ数日のコロナ感染者数が何となく把握できた(最近ニュースすら確認するのも億劫だったので全然知らなかった)。

徐々に感染者数が減っていること自体はいいことなのだろうけど、どうしても政府が操作しているような陰謀論くさいことを考えてしまうのは自分だけだろうか。

 

風呂から出たあと、マッサージ椅子にお世話になった。

最近このマッサージ椅子に異様にハマっている。近所のショッピングモールにもあるのだけど、散歩のついでに寄ってしまい、ついお金を投入してしまう。15分300円ってかなり割高なんだろうな、とか考えながら。マッサージが気持ちいいというよりかは、単純に外で15分間椅子に座って何もせずボーッとできることそのものがいい。

今日も無重力機能というやつを使い、天井を眺めながら時々肩甲骨をボコボコ殴られたりして、15分間無になっていた。身体は昨日よりほぐれていると思いたい。

それから食堂でカレーを食べて外へ出る。何となく乗り物に乗りたい気分だったので、徒歩ではなくバスで帰ってきた。

 

帰宅してからサウナの余韻(?)でだらだら。

Clubhouseという音声版TwitterのようなSNSアプリが流行っているみたいなので、僕はCrabhouse(カニのおうち)をダウンロードした。

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カニの声をひたすら聞きまくる。

無駄にBGMがいい。

 

気付けば社会の歯車となっていた

今のコロナ禍におけるマスク社会を見ていて思い出したことがある。中学時代のことだ。

 

中学時代に所属していた吹奏楽部は、一応県内有数の強豪校という位置付けにあった。

県内有数の強豪校という位置付けにあったので、当然練習は厳しいものだった。

学校の授業が終わると毎日陽が暮れるまで練習、土日も朝から夕方まで練習。長期休みなんて無いに等しいも同然だった。

 

そんな部活生活の中で、確か中学2年くらいの夏だったと思うけど、世間で新型インフルエンザが流行した。一部のクラスが閉鎖されたり部活が一切停止になった時期があったりして。

吹奏楽部も流石に例に漏れずしばらく練習はなくなったのだけど、部員は必ずマスクをつけて学校生活をするようにと部から正式に御触れが出た。

他の部活ではそこまで厳しくされていない所も多かったせいか、周りと同じようにマスクをつけずに過ごしている部員もいたりした。そういう人たちは顧問とか先輩に結構注意されていたらしい。僕は怒られるのが嫌だったので、何も考えずマスクを身に着けていたのだけど。

 安直すぎるけど、なんだか自粛警察の行動と結びつくところがあったよなぁと考える。

 

 

違和感のある場面は他にも色々あった。

 

合奏練習の間、管楽器の人たちのミスの方が頻繁に目立つ時がある。音のピッチが中々合わなかったり、ひどい時はくだらないミスを連発したりして講師の先生は怒り、顧問もブチ切れて長時間の説教が始まる。(打楽器だった僕はミスの無いよう淡々とやっていた、つもり。)

この説教モードは最早恒例のパターンなんだけど、僕はいつも心底うんざりしていた。先生が色々熱く喋っている間、早く終わらないかなーとばかり考えていた。同じ部員なので全く無関係と思ってはいけないけれど、自分は何もしてないのにここまで一緒に付き合わされることにどうしても納得がいかなかった。説教は練習終了予定時間を平気で越えて続いたりしてたし。

 

部員だけでのミーティングも頻繁にあった。

上級生が主となって、よくない所やたるんでる点などを注意していくという進め方だ。1人ひとり(特に3年生)が何か注意をしなければならない、というような暗黙のルールみたいな空気感があって、ミーティングの連絡が入る度に憂鬱になっていたことを覚えている。

僕は周りへの関心がほぼ皆無だったので、適当に重箱の隅をつつくような注意を促したり、だるい時は全く発言しなかったりという体たらく。皆、いろんなことに気付けてすごいなーといつも思って聞いていた。終盤辺りになって指摘するところが無くなってきて、同じような状態になる人も明らかにいた。

部員の気を引き締めるためにやるといつも言っていたけれど、僕にはどうしても形だけやってるだけじゃね?と捻くれて考えていたものだ。

 

夏のコンクールの時期になるといつも赤い鉢巻を頭に巻いて練習をする習慣があって、これも僕にとってはすごく苦痛だった。おでこに布がくっついている違和感が気持ち悪くて、演奏に集中できなくなってしまうのだ。

身に付けていると集中できなくなるので鉢巻は外して譜面台に掛けたり、コンパクトに折り畳んで目に留まる位置に置いたりしていたのだけど、そういうのよくない、と周りが注意していたこともあった(確か鉢巻つけてなかったのは僕だけじゃなかった記憶があるので)。

正直咎められる意味が全く分からなかった。気持ちがまとまらないって何だ。意味のないことを強要して集中力を落とさせてどうするんだ、これは我慢大会じゃないんだぞ。当時はあまり深く考えずに仕方なく従ったけれど、あの時抗議していたら何か変わったのだろうか。

思えばあの頃の自分は、同調圧力みたいなものに無意識で流されていたのだと思う。湧き上がる違和感に対して反論できなかったというよりかは、反論する能がなかったと言った方が正しいだろう。所詮中学生にそこまで深く考えろと言われても無理だっただろうけど。

 

こういう連帯責任や同調圧力、考えれば考えるほど現代社会に通じるものがあるのではと思ってしまう。

学生時代に強豪の部活に入っていた人は、少なからず似た思いを抱えたことがあるのではないだろうか。大半の人は、そういう違和感を跳ね除けて夢や目標に向かって精進していたのかな。僕はいろんな理不尽に対して頭が麻痺してしまって、正直夢も目標もコンクールも全国大会金賞なんかもどうでもよくなっていた。県大会で落ちてさっさと楽になりたいとさえ考えていた。

 

気付けば僕は社会に対する英才教育をされていたのか。

当時つるんでいた友人たちは全然違う男友達ばかりだったのだけど、いつも自分だけ浮いているように見えて何となく疎外感を感じていた。皆それぞれ部活に入っていたけど、僕だけあまりに環境が違っていたことは明白なので、浮いて見えることは仕方ないことだったのかもしれないな。書いていると傲慢に見えるかもしれないが。

 

そんな早い段階で社会の歯車を経験していた自分が、今は休職。でもあの頃から全く周りに適合できていなかったので、この結果はある意味必然だったのかもしれないな。

上野症候群(2月1日〜2月4日)

2月1日(月)

2〜3ヶ月くらいに一度訪れる、意味もなく上野をうろつきたくなる症候群がやって来た。

(家の最寄駅から電車でそれなりの距離があること、上野公園があるおかげで散歩がしやすいこと、渋谷や新宿ほど人混みがなく落ち着けること等々、様々な要因が関係していると思われる。)

 

電車に乗ること自体がかなり久しぶり。家を出る直後はまだ身体が重かったけれど、上野公園の改札を出た時点で随分マシになったかも。

動物園は緊急事態宣言の影響で閉まっていたので、何となくマルイの中のロフトに行ってみる。以前ドラクエのキャラクターグッズが並んでいた所がボードゲームの棚になっていた。

半年ほど前は歩道橋の上から人や車の流れをボーッと眺めるのが楽しかったのだけど、今日はそもそも人がまばらでつまらなかった。平日だからか。

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それから通過儀礼の如く上野公園を歩く。2匹の猿と散歩している人や、水彩画を描いている人を見かけた。

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昼食を食べた後、何となく湯に浸かりたい気分になり、寿湯に初めて行った。

露天風呂が割とぬるめでよかったな。タワーマンションを見上げながら浸かる風呂も悪くない。サウナは普段行きつけのスーパー銭湯と比べて、温度が高めに感じた。

サウナについているテレビが非常に厄介だと思う。時間帯故か、放送されている番組がいつもワイドショーじみたニュース番組ばかり。内容もコロナ関係や政治家の不祥事等、ネガティブな報道が多くて嫌になる。鬱屈した感情を和らげたいがためのサウナなのに、嫌なニュースで余計なストレスを与えないでほしい。他に番組がないのなら、適当に熱帯魚が泳いでいる映像とかでも流してくれればいいのに。

今日はサウナに入っている途中で係員が一度テレビの番組を変えに来たのだが、ニュース番組が別のニュース番組に変わっただけで報道内容も全く同じだった。何しに来たんだ。

 

2月2日(火)

寒すぎていつもより早い時間に目覚めた。暖房を入れ靴下を履き、もう一度眠る。

以前は夜眠っていても1時間に一度くらい頻繁に目が覚めてしまって全然寝付けなかった。今はそれがだいぶマシになっていて目覚めもスッキリしているので(ダメな日もあるが)、処方されている睡眠導入剤が少しは効いているのだろうか。

 

雨予報と聞いていたので前日のうちに約1日分の食糧を買い込み、引きこもりの準備は万全。しかし昼頃には窓から綺麗な青空が。おいおい…と思ったが午後過ぎにまた降り出していたな。

今日は節分か。季節のイベントとかに殆ど無関心な家庭で育ってきたせいか、この日も何も感情が湧かない。恵方巻は食べなかったけど、昨日たまたまコンビニで納豆巻きを買っていた。10個くらいがパックになっているやつ。今年の方角ってどっちだったの。

 

外へは一歩も出ずに過ごした。佐藤多佳子『明るい夜に出かけて』を読む。深夜ラジオを織り交ぜたストーリーなのだけど、こういう青春物語にありがちな、根暗な性格の主人公にいい加減うんざりしてきた。作品が悪い訳ではなく、単に自分の捉え方の問題なのだけど。

頁を進める度に一々自分と重なって、つい手を止めてしまう。主人公の葛藤や問題が、「お前はどうなんだ?」と自分にも振りかけられているような感覚に追われてしまう。滝本竜彦さんの『NHKにようこそ!』は逆におバカな方面に振り切っていて全くストレスを感じなかったのだが。

(少なくとも今の)自分はもっと喜劇的な話の方が合うのかもしれない。

 

2月3日(水)

なんかいろんな夢を見ていた。中学時代の部活とか、高専時代の学生寮とか。

高専学生寮では毎朝点呼をやっていたのだけど、夢の中でも「やべ、点呼行かなくちゃ」って思って急いでいた。しかしぼんやり起きるとそこはいつもの自分の部屋。一応社員寮だが、別に点呼も何もなかったのだった。

 

通院の後、せっかくなので先週の散歩で見かけた梅の花の写真を撮りに行くことにした。

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気温が暖かかったおかげか、先週より多くの花が咲いていた。

福寿草木蓮も植えてあるので、時期が近付いたらまた写真撮りに来ようかな。

その後ガストで遅めの昼食。最近あまり野菜を食べていないなと思ったので、生野菜を大量に摂取した。

 

住野よる『麦本三歩の好きなもの』を読み返す。住野さんの小説はこれが一番好きだな。読んでいるだけで三歩がかわいいって分かるし、基本明るいけどきちんと真面目に物事と向き合っているストーリーがいい。他の青春系の小説は、なんかもうええわって思ってしまう。

 

本を読んでいる途中に、いきなり外から男の怒号が聞こえてきた。何かのクレームみたいだ。内容は全部聞き取れなかったけど、怒鳴り声で「俺ぁ障害者なんだよ」って感じの言葉が聞こえて溜息が出た。

何だかなー。そういう自身の持つ障害とかを盾に強く出ようという姿勢って情けないなーとか器小さいなーとか思ってしまう。障害の問題を無下にしてはいけないのは分かっているけれど。すぐに大声で攻撃的に振る舞う人間は全員敵だ。そうやって捲し立てられるだけで頭が真っ白になって何もできなくなってしまう人間も一定数いることを、奴らはきっと分かっていない。

まぁもしかしたらクレーマー側も相当酷い対応をされたのかもしれないし、皆大変なのだなぁと思い込むことにしておく。

 

2月4日(木)

池袋のジュンク堂に行ってきた。何となく大きい本屋に行きたくなったので。

池袋、定期区間外だからふだん気楽に行かないんだよな。最後に行った日を憶えていない。下手すると2年くらいぶりかもしれない。

 

WALKMANでスカートのプレイリストを流しながら、店内を歩く。スカートの曲は書店とか図書館とマッチする。たくさん並んだ本を眺めていると、何だか美術館とか、そういう所にいるような感覚になってくるな。

文芸書の階を見て回り、面白そうな本の著者・タイトルをスマホにメモしておく。気になったもの全部買ってしまうと流石に金銭的にやばい。まだ家に未読の本もいっぱいあるし。

メモしたものは家にある本をある程度読み切ってからとか、ブックオフで安く見かけた時に再検討しよう。以前から気になっていた燃え殻さんのエッセイ『相談の森』だけを買って店を出た。

いろんな階をゆっくり回ってたので、何だかんだで2時間近く滞在してしまった。お腹が空かなければもう少し長居できたかも。

 

ドトールで昼食と休憩をとり、帰り際に西武百貨店のロフトにも寄った。

キャラクターグッズのブースにて、ポケモンのコイルとレアコイルのシールを発見。つい買ってしまう。

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これはダメだ、かわいすぎる…。

レアコイルって超音波のイメージあったかなと思ったけど、単に電磁波と言葉をうまく合わせただけかもしれないな。

 

帰宅してから昼寝でもしようかと思ったが、なんかうまく寝付けなかった。

 

明るいおじさん(1月27日〜1月31日)

1月27日(水)

週1回の通院日。億劫だけど仕方がない。肝心のそれは、軽い雑談であっさり終わる。

診断の後、郵便局で諸々の用事を済ませた。会社絡みのマイナンバー登録手続きと、ライブチケットの返金手続きだ。

マイナンバーカードと運転免許証を事前にコンビニで両面コピーしたのだけど、ここでも自分の要領の悪さに悲しくなる。コピーを所定用紙に貼り付ける時も、これはこっちで合ってたっけとか、他に足りないものなかったっけとか、動作の一々に不安になってしまう自分が情けない。簡単なやりとりのはずが異様に疲れてしまった。

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ぐったり疲れて近所のカフェでランチ。コンビーフのホットサンドがおいしかった。

帰宅してから湯船の掃除をして、真っ昼間から湯を張って浸かった。冷たい水シャワーで身体を締める。そのまま布団に倒れて音楽を流してゴロゴロしていると、最高に気持ちよかった。

 

夜、少し不安の波が押し寄せてくる。もしものためのとんぷく薬は今日診察前に飲んでいるし、1日に複数回飲むのは気が引けるしな。

気を紛らわすために、レンタルしていた『トイ・ストーリー』シリーズを観ていた。コーヒーを啜りながら、今日は1〜2まで。楽しく観れた。

悪いものが込み上げてくる前にさっさと寝ることにした。

 

1月28日(木)

最近似たような夢を頻繁に見る。

中学時代の吹奏楽部の練習風景だ。けれどそこは学校の音楽室でも体育館でもなく、無機質な灰色のホールみたいなところ。

顧問の先生が合奏の指揮・指導をしているし、生徒は各々の楽器を持って演奏しているのだけど、何故か僕だけボーッと突っ立って楽譜を眺めているだけ。周りも何も咎めないし、僕自身もそんなに焦る気持ちがない。

例のホールは何故か学校の廊下と繋がっていて、合奏練習後にそのまま授業を受けに行くのだけど、そこで僕はいつも何か忘れ物をしている。ある時は国語、ある時は数学、ある時は化学。理科ではなく化学。。毎回何かを忘れているので、今日も不安だなぁという気持ちで授業に臨んでいる(合奏中は何故不安にならないんだという話にもなるが)。

日によって細かい差異があったりするが、夢の全貌は大体こんな感じだ。授業が始まるってタイミングでいつも目が覚める。

 

昨日見た夢はそれとは全く別物だった。内容は忘れたけど小学校の同級生が居たような気がする。

気分はやや落ち込み気味。午後から雨予報みたいなので朝のうちに散歩する。

広めの公園の中に、『梅園』なるスペースを見かけた。その名の通り、100本以上の梅の木を植えているらしい。寒紅梅という種類のものが一部開花していた。スマホを持ってきていなかったので写真が撮れなかったけど、また来ようかな。

真心ブラザーズのプレイリストを聴きながら歩くと、心なしか気分が軽くなった。これが明るいおじさんたちの力か。

夕方、窓を開けたら大粒の雪が大量に降っていてビックリ。雪は見ているだけで寒くなる。

トイ・ストーリー』3〜4を観る。4は初見だったのだけど、なるほど、こういう落とし所でくるかぁと思わされる。ネットでの評価は賛否両論あるけれど、シリーズを通して見ればウッディの心の成長が分かりやすく見えて、よく出来ているのではと思う。あまりに悲しすぎる別れだったが。

それにしても、最後の手作りおもちゃ同士の会話がどうしても頭から離れない。

「私たち、なんで生きてるの?」

「さぁ…なんでかね?」

 

1月29日(金)

天気がいいので今日も散歩。TSUTAYAにDVDを返却し河川敷を彷徨いてから、上島珈琲店で休憩。

ちょうど先週、会社の先輩と同じ店内で会って話したのをぼんやり思い出す。職場は違うのだけど、会社のハイキング部に入っていて一緒に富士山にも登った人だ。突然LINEで連絡が来て、悩みを聞くという形で会うことになったのだ。

色々心配してくれたことはありがたいけれど、やっぱり元の部署に戻ってもう一度仕事できる自信はないなぁと思ってしまう。

帰りに再びTSUTAYAに寄ったら、YOASOBIのアルバムが数個返ってきていたので急いでレンタルした。

帰宅してからは急激にやる気ダウン。布団の中が心地よかった。夜は食欲が湧かなかったので、たまたま買っていた菓子パンでやり過ごす。

 

1月30日(土)

土日は人が多い上に、会社の人と不意に会ってしまう可能性があって外に出にくくなってしまう(住居が社員寮という都合上)。

早起きして借りたCDを返却ポストに入れ、朝マックで朝食。

肝心のYOASOBIのアルバムは、個人的にちょっと期待外れといった感想だった。恋愛ソングばっかりだったせいか、全曲ラストが転調でワンパターンくさかったせいか…。ネットで色々見てると、やっぱり自分はボカロ(またはそれに近い曲)が苦手なのかなと思う。ikuraさんの歌声も初音ミクのそれっぽいし。学生の頃、初音ミクのどこかピコピコした歌声がどうしても受け入れられなかったんだよな。

それでも何だかんだで夜に駆けるはいい曲だと思う。

 

夜、NHKの番組SONGSを観る。ずっと真夜中でいいのに。がテレビ初登場ということで、これは観なければと思ったのだ。

テレビでずとまよの演奏やACAねさんを見られたのが新鮮でよかったな。インタビューのシーンとか、なんかドキドキした。僕もずとまよはMVのアニメーションに惹かれて聴くようになった身だったりする。

 

1月31日(日)

相変わらずだらだら。隣駅まで歩いてラーメンを食べに行く。

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緊急事態宣言の延長が騒がれている。ネットにはいろんな意見があるけれど、4月と比べて緊急事態という空気感が無いのは明白だよなと思う。こんなのんびりしたことを言えるのは、自分がコロナ禍でも安定した収入を得られる会社に居られているからだろうか。所詮はぬるま湯なのかな。

状況が状況なだけに、やっぱり心にいろんな枷がかかってしまう。あまり周りに関心を持たない僕でさえ、「コロナさえ無ければ」と思わされる場面がいくつもある。一体いつまで自粛を強要させられるのだろう。

 

1月ももう終わりか。

 

ゆるい日々(1月23日〜1月26日)

しばらく日記形式で日々のことを書き綴っていこうと思います。

今は休職中で、どうしてもしんどい日があったりもするのですが、こういう方法をとれば少しは毎日何かやってみようかという気力が湧きそうだと思ったので。

まぁ、本当にだめな時はだめな時でだめだめしています。

 

1月23日(土)

同じ寮の先輩と焼肉に行く。

近所のチェーン店に行ったのだけど、食べ放題のメニューに野菜単品がなくて悲しかった。ピーマン食べたかったのに。

2時間の食べ放題コースだったけど、1時間くらいでお腹いっぱいになってしまったな。元々食べる速度が遅いので、小皿にたまった肉をだらだら時間をかけて食べたりしていた。先輩は延々と肉を注文していた。

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そのあと僕の家であつ森をプレイ。DIYレシピが少し増えたのと、ちくおんきの家具が入手できて嬉しい。

コロナの影響で人に会えず、基本的に一人で過ごすばかりの日々だけど、気の合う人が近くに住んでいるだけでもありがたいと思おう。

 

1月24日(日)

身体が鉛のように重く動かなかった。処方されている薬の中に睡眠導入剤があるのだけど、それが効きすぎているのだろうか。或いは単に気圧の影響か。

13時くらいに無理矢理起床。Twitterのタイムラインで話題?になっていた松屋に行く。

帰宅して座椅子に腰掛けてもだるさが抜けず、眠りに落ちてしまう。その後もずっとだめで、20時くらいに布団に入ってしまった。

 

1月25日(月)

なんとか自然に起きられたので、電子レンジで切り餅をふやかして醤油をかけて朝食にした。やはり天気がいいと動きやすい。

お昼に坦々麺を食べた。山椒をたくさん振って、口の中が痺れていい気分だ。

喫煙者の友人から連絡が来て、タバコやめようと思うんだけどと言われて驚く。結婚でもするのかと聞いてみたけど、単に健康を考えてのことらしい。とりあえず禁煙外来を勧めておいた。

 

夕方、レンタルしておいた『リメンバー・ミー』を観る。

家族愛が感じられたかどうかは微妙なところ。(むしろ伝統という名の圧力や拘束力の恐ろしさを感じた。僕の家族はそういうものとはほぼ無縁の世界だったので。。)

それよりも、最後にガイコツのヘクターが報われてくれて本当によかったと思う。現世への出国許可が下りるところで、堰を切るように涙が止まらなくなってしまった。

かつての相棒に何もかもを奪われ、真相を知らないまま家族にも見捨てられ、誰からも記憶されず消えようとしていた男の、あの門をくぐった時に見せた幸せそうな表情。ほんとによかったなぁ、よかったなぁ…と心の底から彼を祝福した。

それにしても映画でここまで号泣したのは、小学校の時に観たクレヨンしんちゃんのオトナ帝国以来だと思う。本当に久しぶりだった。20分近く泣いていたせいで頭がクラクラしてたけど、感情を爆発させられてよかった。

リメンバー・ミー』は、ヘクターのためのタイトルだと自分の中で確信した。

 

1月26日(火)

普通に起きられたので朝マックなんかに行ってみる。ソーセージエッグマフィンとコーヒー。

その後ヒトカラへ。たくさん歌うぞ〜という気持ちでフリータイムを抑えたのに、1時間半くらいで喉が潰れてしょんぼり。龍角散のど飴を持ってきておいてよかった。結局3時間くらい滞在してから出た。

 

ヨルシカの新譜のフラゲ日だったので、タワレコで色々買った。

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ヨルシカは「CDの無いバージョン」が話題になっていたが、僕は普通にCDとして欲しかったのでAタイプを買う。

カネコアヤノは最近なんとなく気になっていたアーティストだったので、手を出してみた。大賞を獲ったらしい最新アルバムと、YouTubeで聴いた「爛漫」がよかったので、そのシングルを買った。

もののついでにYOASOBIも買うつもりだったけれど、店内品切れっぽい。ツタヤのレンタルもいっぱいだって…流石だなぁ。

 

漫画『アスペル・カノジョ』がネットで最終回以外の全話を無料公開しているとの事で、帰宅してから読んでいた。

僕は本や漫画は紙派なのだけど、中々コミックスが書店に並ばないのでしばらく未読のまま放置していた。もう最終回だったのか。

いい作品、と簡単に形容するには難しい漫画だけど、僕としては人付き合いの考え方についての参考という感覚で読んでいた。

発達障害に焦点を置いているけれど、物語の中で、そういうの関係なしに人とのコミュニケーションで通ずる部分があるのではと思う。

89話(コミックス8巻収録)での電話のやりとりは、個人的にもグサッときたので読んでほしい。普段他人を拒絶しているような奴が困った時だけ助けてもらおうだなんて、虫がいいにも程があるよな。僕も気を付けなければ。