ただのモノローグ

しがないヘイホーが書く日記

塔を目指して(3月21日〜3月24日)

3月21日(日)

病院で処方されている睡眠導入剤を毎晩飲む習慣が染み付いてしまって、この薬が無くなってもちゃんと眠りにつけるのだろうかと考えてしまう。

僕は不眠症ではないけれど、今は薬のおかげで寝られているという意識が根付いてしまっているので、そこから抜け出せるかどうかが心配になる。

まぁある程度プラシーボ効果に助けられている感じもありそうなので、薬がなくてもクッピーラムネとかを水で飲み込んで似たような効果が出たりしないだろうか。

 

雨風が強すぎる。3月はいつも天気が不安定だな。

図書館で借りた本を読んでいたら、いつの間にか寝落ちしてしまっていた。今日は物理的にだめだ。座椅子に座っていても集中できなくて、布団に寝転がりながら読んでいたのが一番マズかったのだろうけど。又吉直樹さんのデビュー小説『火花』を読んでいた。

 

今の生活になってから、夜更かしというものを殆どやっていない。大体いつも日付が変わる前には布団に入っている。

日中だらだらしながらも何かをやったりしているので、夜になるとエネルギーが無くなるというか、単純にやりたいことが浮かばなくなってしまう。スマホでネットを見るか音楽を聴くかぐらいしか行動の選択肢がない。夜中無駄に起きていても、変に考え事をしたりして気分が沈んだら嫌だし。

今日も適当な時間に、薬を飲んで寝ることにした。

 

3月22日(月)

そういえば今日から休職延長戦だな。朝マックで朝食。

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限定商品のずるいチョコいちごパイが食べたかったので。これで僕もずるくなった。

 

店内で一人旅の計画を練ったりする。目的地は大体決まっているんだけど、その辺に何があるのか、高速バスの料金はどのくらいか、宿はどうか、等をざっと調べたりして。

とりあえず行きたいところを数箇所決めておいて、あとは自由に動き回りたいと思っている。無理に有名な観光地とかへ行かなくても、知らない街を歩くだけでいい気分転換になるし。あとは日にちを決めないとだな。

 

一旦家に戻ってからスーパー銭湯に行く。

春休みシーズンなので平日でも混んでそうで心配だったけど、曇天のせいか普段通りで安心した。1時間ほど湯に浸かったあと、食堂でカレーを食べて帰る。

帰り道に寄った公園で子どもたちが凧揚げをしていて、それが木に引っかかってしまったみたいで大人たちが苦労していた。用務員さんらしき人が脚立を持って来てくれて解決したっぽい。

 

佐藤友哉『ベッドサイド・マーダーケース』を読んだ。

エリーツの影響で佐藤さんとは何度か直接お会いしたこともあるんだけど、この人の小説を読むのは初めてだった。たまたま図書館に置いてあったので借りてきたのだ。

SF要素を織り交ぜたミステリ小説なのだが、どうしてもディストピア感が拭えない。読んでいてたまにしんどかった。虐殺のシーンとか。それでも話のテンポがよかったおかげか、読みやすかったと思う。

自分が話の内容をちゃんと理解しながら読めていたかどうかはあんまり自信がないけど、物語の世界観に引き込むのが上手い。小説家ってすごいな。終盤になって伏線がどんどん回収されていって、こちらも夢中で頁を進めたりしてしまうのはミステリの醍醐味なのかなと思っている。

 

3月23日(木)

朝から佐川急便が来る。最近何か注文した覚えはないのに。荷物を確認すると、案の定氏名と番地が違っていた。

 

再抽選となったずとまよのライブが当選した。一安心。フラカンも当選したので、4〜5月とライブの予定が入って嬉しい。

LAMP IN TERRENの定期公演チケットがチケプラのトレードに出品されていたので申し込んでみたんだけど、抽選の表示が申込中のままなので別の人が当選したんだろうな。また新たな出品があればいいのだが。殆ど思い付きで申し込んだものだし、当たればラッキーぐらいに思っておこう。

 

会社の産業医さんと二度目の面談。駅のホームにある自販機からホット飲料が無くなっていた。3月ってまだまだあたたかい飲み物が欲しくなったりすると思うんだけどな。統計みたいなものがあるんだろうか。

 

珍しく寝付けなくて、夜中にヤケクソでカップ焼きそばを開けて食べてしまった。おいしい。久しぶりの罪悪感だ。

 

3月24日(水)

カップ焼きそばのせいで朝から胃が重い。病院に行く時間まで寝ていた。診察は一瞬だけど、薬局での待ち時間がいつも長いんだよな。

 

いい天気なのに気分はだるいままなので、気晴らしに電車に乗って東京タワーまで行ってきた。

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有名であろう、豆腐屋付近にある地下駐車場の階段から撮った写真。

 

僕はスカイツリーよりも東京タワーの方が好きだ。理由は単純に見た目の好みだけど。赤色の鉄骨がかっこよくて、つい細部まで見入ってしまう。
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東京タワーは上京1年目に友達と来たことがあって、その時は確かゴールデンウィークに近い時期だったせいか観光客が異様に多かった。ものすごく混んでいたから展望台に登るのは断念したんだったな。

 

せっかくなので、一番上のトップデッキまで登ってみる。チケット3,000円(メインデッキまでなら1,200円)。

上まで行くのにツアーに参加しないといけないことを知らなくて、しかも周りはみんな家族連ればかりだったので、僕だけ1人で少しつらかった。ツアーの途中で景色をバックにした写真撮影があって、それも1人で撮ってもらう。恥ずかしい。


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トップデッキ展望台から見た東京湾。このあとエレベーターでメインデッキまで降りていくのだけど、100m下がるだけで景色の見え方が全然違う。

トップデッキからスカイツリーを眺めたりしながら、WALKMANフラワーカンパニーズの『東京タワー』を聴いた。何となくこれが今日一番やりたかったことだ。東京タワーといえば、やはりこの曲。

夢がなくて金がなくて未来が暗くても、何とかやっていくしかない。

 

瞬発力の無さ(3月17日〜3月20日)

3月17日(水)

病院に行って診察を受ける。やはり1分にも満たない軽い雑談で終わったのだけど、ずっと週に一度の頻度で通っているので、その度に決して安くはない出費(薬代も含めて)がかかる。

こうして長い間休みながら通院してお金を払っていると、まさに「時間をお金で買っている」という感覚になってくるな。

 

診察のあと、先週その存在に気付いた図書館に行ってきた。

以前池袋のジュンク堂に行った時に気になった本をスマホにメモしていて、それらが置いてあるかどうか確認しながら書架を眺めたりする。確認の結果、半分以上置いてなかったのだけど。

メモの中身とは殆ど関係なく気になったものを数冊手に取り、利用カードを作成して借りてきた。

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夕方は会社で面談。先週もらった診断書を渡し、休職延長の正式な手続きをした。

帰りに廊下で知っている人に大勢会ってテンパってしまった。いつだって不意打ちは怖い。

 

3月18日(木)

なんかやる気が湧かない。朝食を食べてから図書館で借りた本を読もうとしたものの、集中できなくて再び布団に寝転んだりする。

 

昨日の会社の面談で、本当に一瞬だけど上の人から癪に障ることを言われて、その時は適当な冗談で流したのだが後になってだんだん腹が立ってきた。

今更気にしても意味がないことなのだけど、こういうのをいつも瞬時に反発できないよなと思う。相手に悪気がないのも分かっているし、どうしても場の空気に流されてしまうというよくない癖か。そのせいでこんな風に、後になってから嫌な思いをしてしまうのがめんどくさい。

単純に頭の回転が悪いというのもあるだろうな。僕の話し言葉はいつもどことなくテンポが悪い感じがする。言いたいことを瞬時に整理して発信できるようになりたい。

 

頓服薬を飲んだら気分は少しマシになった。大体、プラシーボ効果みたいなものだと思っているけど。

家の本棚を軽く整理して、未読の本を見やすいように分ける。その後、電話が必要な用事を2つ済ませた。えらい。

 

夕方になると外に出られるようになったので、最近駅前にできた一風堂に行ってきた。オーソドックスな博多とんこつラーメンを食べて、替え玉も頼んだりする。おいしかった。

 

せっかく時間があるんだし、1泊か2泊くらい適当に1人旅にでも行こうかな。関東圏内で誰とも会わずふらふらする程度なら、そんなに咎められることもないだろうし。

 

3月19日(金)

寮の先輩が休みらしいので昼食に誘う。改めて説明しておくと、僕が住んでいる社員寮に先輩は1人しかいないので、この日記で度々登場する『寮の先輩』は全て同じ1人の人物であると把握していただきたい。ものすごく今更だが。

デニーズでだらだら喋ったりする。先輩とは1年半くらい同じ事業所で仕事していた時期があったので、ああそんなことあったなぁ懐かしいなぁとかいう思い出話も出てきた。

色々面白いこともあったけど、やっぱり元の部署に戻って仕事をやっていける自信はないな。

 

デニーズを出て先輩と別れたあと、電車で松戸まで行く。

少し歩くと公園があることを知っているので、散歩しながら写真を撮ったりした。

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桜が咲き始めている。うちの近所はまだ蕾のままだったな。

それ以外にはブックオフで本を1冊買ったり、ドトールスピッツを聴きながらうたた寝したりした。

 

1月に行われたヨルシカの配信ライブが円盤化されるようで、Twitterのトレンドにも上がっていた。

個人的には、特典としてライブ音源のCDも出してほしかったな。藍二乗とかのアレンジにすごく感動したので、それらをWALKMANで聴いたりしたかったし。

あの日のライブはとてもよかったのだけど、映像が全体的に暗くて、演奏者があまりよく見えないのがもったいなく思っていた(殆ど水槽の魚ばかりが明るく映されている感じだった)。そういうコンセプトと言われればそれまでだろうけど、せっかくストリングスとかパーカッションとかいろんな楽器があったのに。

しかしユニバーサルミュージック限定のオリジナルイヤホンは気になる。suisさんの音声ガイドとか素晴らしすぎでは……。

 

夜中に突然インターホンが鳴ってビビった。すぐに切れたのでモニターを確認できなかったんだけど、ただの間違いだろうか。なんか怖いな。

 

3月20日(土)

この日記は大体いつもスマホのアプリから書いていて、プレビューを頻繁に利用したりするのだけど、はてなブログの書式が微妙に変わったように見える。

以前は太字にするともう少しインパクトがあるように見えたんだけど。ググっても何も出てこないし、おそらく気のせいだろうな。

 

家で音楽を聴いていると窓から陽が差してきた。明日からまた天気が崩れるみたいだし、外に出られるうちに少しでも歩いておこう。

うちの近所でもところどころ桜が咲き始めている。春だな。1本だけ、ほぼ満開に近い状態の木があった。

 

適当に歩いたあとに漫画喫茶に入る。鬼滅の刃を最終巻まで読み終えた。

流すように読んできたけれど面白かったな。何より登場人物の動かし方が本当に上手かったと思う。敵味方問わず、どの主要人物も丁寧に掘り下げられていて殆ど無駄がないように見えるのはすごい。

個人的には不死川玄弥の死が一番ショックだったかも。炭治郎の同期で唯一の犠牲者になってしまうし。てっきり風柱の兄が庇って死ぬみたいな感じの王道っぽい展開になるかと思っていた。

23巻最後の書き下ろし部分で見せられた、玄弥の純粋な笑顔ときたら。本当にいい奴だった。

 

夕方、まいばすけっとで買い物をしていたら突然地震が来る。漫画喫茶を出てからずっとぼんやりしていたので、目眩でも起きたのかと一瞬本気で勘違いした。近くの人と「いま揺れてますよね?」とか確認したりしてしまう。

最近よく揺れるな。ひどい大災害が起きないければいいんだけど。

 

久しぶりに山のぼり(3月13日〜3月16日)

3月13日(土)

うちの近所には図書館がないとずっと思っていたのだけど、Googleマップでちゃんと調べたら、時々歩く散歩コースから少し外れたところにあったという事実に気付く。

すごく近い訳ではないが、天気さえよければ普通に歩いて行ける距離だ。何で今まで知らなかったのか。

 

雨に風に雷も落ちる。まさに春の嵐だな。

陽が沈む頃には雨も弱まってきた。しかし外に出たくなさすぎて、夕食で初めて出前館を利用した。

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近所のCoCo壱で野菜カレー弁当を注文。初回クーポン(2,000円分注文で1,500円引き)を使いたかったので、ライスの量を増やしてトッピングもつけまくった。手仕込とんかつ、納豆、アサリ、旨辛にんにく、そしてらっきょう。アサリは見えないけどカレールウの中に入っている。

後から気付いたけど、普通にサラダとかを頼めば簡単に2,000円まで達したんだよな。急に慣れないことをしたせいか、頭が全然回っていなかった。いつも行動が場当たり的すぎる。

まぁ日頃ここまでたくさんトッピングする事はないし、いい機会だったと思うことにしよう。

 

週明けくらいに高尾山に登りたいと思っていたので、ネットを見て計画を考えたりもしていた。

計画といっても、どのルートで登ってどのルートで降りようかな、程度のものだけど。

 

3月14日(日)

天気はいいが風が強い。

 

午後に漫画喫茶に行って鬼滅を読んできた。今日は9〜16巻まで。いい時間潰しになった。

近所の漫画喫茶はパックの時間が3・5・12・24時間と分けられているので、僕はいつも5時間パックで入っているのだけど、もう少し長居したい感じがする。6時間か7時間くらいのパックがあればいいのに。

19時以降のナイトパックだと7時間のがあるんだけど、それだと帰りが夜中になるから違う意味でキツいし。

 

夕方に坦々麺を食べてから帰宅。ずっとぼんやりしていたら寝落ちしかけた。

ツイキャスを聴きながら夜を過ごす。

 

3月15日(月)

高尾山へのハイキングを今日決行することに。

去年の同じくらいの時期にも一度登ったことがあるのだけど、その時は会社のハイキング部の活動として動いていたので、純粋な1人ハイキングは今回が初めてだ。

高尾山は特別過酷な訳ではないので、ちゃんとした服装をしていれば難なく登れる。それと最低限必要なもの(軍手、タオル、ビニール袋、そして食糧)をリュックに入れて来た。

 

初めは1号路という舗装が整備された登りやすい道を進む。

1号路は初心者向きのコースということもあって、なかなか人も多かった。

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途中で道が分岐していて、僕は事前に計画していた4号路を進んでいく。

(ちなみに去年登った時は、稲荷山コースというガッツリした登山道を歩いた。1号路とはほぼ真逆の方向から進んでいくコース。)

 

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4号路に入った途端に舗装がなくなって山道らしい雰囲気になった。道幅も狭く、フラフラ歩いていると崖から落ちてしまいそう。

しかし人もめっきり少なくなって静かになり、自然の音が鮮明に伝わる感じが気持ちよかった。時々、ピ〜ヒョロロとトンビの鳴き声も聞こえてきたりして楽しい。


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4号路の見どころでもある吊り橋。思った以上に揺れる。

横側から橋全体を撮ってみたりもしたものの、あまりうまくいかなかったな。夏頃に行けば木に葉が生い茂っていていい感じに映えるのかもしれない。

 

所々で写真を撮りながらゆっくり登っていたせいか、山頂まで辿り着くのに結構時間がかかった。

これが集団行動だとどうしても周りに合わせて動かないといけないので、こうして好きなペースで登ったり出来るのも1人ハイキングの魅力だろう。
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山頂で撮った写真。当日の朝に買ったファミマの鶏そぼろ弁当を堂々と添える。周りの目なんか気にしない。


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頂上の展望台からは富士山がハッキリ見られた。天気が抜群によかったからな。風が強くならないか心配だったけど、想像していたより穏やかだったので安心した。いいハイキング日和だ。

昼食を食べてからは、富士山の見える位置で腰掛けて音楽を聴いたり、売店のソフトクリームを買って食べたりした。

 

帰りは1号路の参道を下っていき、途中でケーブルカーに乗ったりして下山。高尾山口駅のすぐ側にある温泉に入る。正直、下山中はずっと「早く温泉入りてーなー」とばかり考えていた。

1人なので露天風呂やサウナを気が済むまで堪能する。季節の湯としてよもぎ風呂というものがあり、ぬるめの温度とよもぎの香りが気分を落ち着かせてくれた。肌のトラブルを緩和してくれる効能があるらしい。

山登りでいい感じに疲労が溜まっていたおかげか、サウナ、水風呂のあとの外気浴がすごく気持ちよかった。もうこれだけで来てよかったと思える。

 

温泉にも長居したので、帰りの電車に乗っている途中で陽は完全に沈んでしまった。

帰宅してからは当然のように無になっていた。

 

3月16日(火)

夜中に地震が起きたらしいけど、全く気付かずに熟睡していた。ハイキングの疲労睡眠導入剤がよく効いていたのだと思う。

 

天気はいいけど部屋でだらだら。昨日の写真を整理したりする。

お昼を食べに一度外に出たのだけど、風が結構強かった。八王子市もこんな感じだったのかな。昨日高尾山に行っておいてよかった。

 

そういえばずっと前から、契約している生保会社から書類を郵送で送ると連絡が来ていたけど一向に何も届かない。他のいらない広告と一緒に捨ててしまったのかな。ポストはいつも念入りに確認していて、今まで大事な封筒をうっかり捨てたことはなかったんだけど。

確認のために電話した方がいいよな、でもめんどくさいなぁ…。

 

日常はまだ続く(3月9日〜3月12日)

3月9日(火)

レミオロメンは殆ど聴かないな。別に誰からも訊かれていないことだが。

 

松戸のラーメン二郎に行こうと思い、お昼よりかなり早い時間に家を出たのだが、雨が降っていて意気消沈。結局コンビニで色々買い込んでから戻ってくる。帰宅してからすぐに天気はよくなったのだけど、気分が乗らなくなったので断念。ご飯、1日分買ってしまったし。

 

僕が二郎に行く時は、いつもオープン前のなるべく早い時間に並ぶようにしている。店が開いてから最初のロットに入れるように。そうすれば待ち時間が長いのは同じだけど、開店と同時に食べられることが分かるのでいくらか気分が楽になるのだ。

既に店が開いている途中で長蛇の列に並んだりすると、果たして自分がいつ食事にありつけるのか予測がつかなくて不安になる。あまりに待ち時間が長くなったら、空腹が度を超えて気持ち悪くなる時もあるし。

 

しばらくだらだらしていると、またあのこってりを食べたい欲が湧いてきた。しかしわざわざ電車に乗り、行列へ並びに行くのはめんどくさい。せめてもの妥協で近所のインスパイア店に行こうと意気込んだものの、ふと冷静になる。あの店、確か火曜が定休日だった。

究極の妥協案として、壱角家の醤油壱郎ラーメンを食べた。キャベツと背脂が乗った家系ラーメンに、おろしニンニクを大量投入する。

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食後は親水公園を気ままに散歩していた。低木の下で不自然にガサガサと音がしたので猫でもいるのかと思ったら、雀が数羽、落ち葉をつついている様子が。かわいかった。

 

夜はパソコンでスピッツのプレイリストを編集していた。

個人的な感覚だが、スピッツは他のアーティストと比べてハッキリとしたイメージを持っていない。音楽を聴き出した中学の頃から、曲の意味など何も考えずに聴いてきたからだと思う。なのでプレイリストを作る時も、特に大きなテーマとかは深く考えずに作っているところがある。

最初に1曲目を決め、そこから殆ど直感で曲を選び繋いでいく(その中にはどうしても自分の好みが入ってしまうが)。そういう流れで、13曲入りのプレイリストを3つ作り上げた。

 

3月10日(水)

通院の日。

先週行った会社の面談で決まったことだが、大事をとってもう1ヶ月休職するような方針になった。

主治医に診断書をお願いする時、何か難癖みたいなことを言われないか不安になったが、状況を話したらあっさり了承してくれた。

 

こうして休みが1ヶ月延びる形となった。

結局のところ、メンタルが回復しているのかどうかは自分でもよく分からない。僕としては長期間休ませてもらったし、「そろそろ復帰した方がいいよな…」なんて事をぼんやりと考えてしまっていた。そんな中で、焦らなくてもいいと言ってくれた会社や産業医さん、他にも話を聞いてくれた方々には本当に感謝しかない。

休みが延びても生活面は相変わらずだと思うので、残りの期間でやりたいことをゆっくり整理してやっていこうかなと思う。この日記も休職期間中くらいまでは毎日継続して書いていきたい。

 

夕方に会社の人と会う。色々な愚痴と、来年度の人事異動のことを少しだけ聞いた。

 

あと、ずとまよとフラカンのライブ抽選を申し込んだ。両方とも当選しますように。

 

3月11日(木)

東日本大震災の日。当時はもちろんまだ徳島に住んでいたのだけど、その日はちょうど自分の中学校の卒業式だった。

式が終わりどこに寄ることもなく、まっすぐ帰宅して何気なくテレビをつけたら、信じられない光景が映っていた。どのチャンネルに切り替えても、現地の悲惨な映像ばかり。僕が偉そうに語る筋合いはないけれど、あの時の何ともいえない衝撃だけは今でも記憶に残っている。

 

朝マックで朝食。

ソーセージエッグマフィンをゆっくり食べ終えてから、いつものルートを散歩した。スマホを家に置いてきているので身軽だ。

梅園の梅は、もう殆ど花が散ってしまっていた。1月に初めて来てから何度も見てきたから悲しいな。木蓮の花だけが、以前よりも力強く咲いていた。

 

棚園正一『学校へ行けない僕と9人の先生』を読んだ。

小・中学校と不登校だった著者の実体験を基にしたコミックエッセイなのだけど、やっぱり人生って偶然の連続だよなぁ、と思いながら読んでいた。この子の場合は、信頼できる先生や友人が立て続けに不幸に遭い、そのショックがあまりにも大きすぎたというのもありそう。

僕が捻くれているだけかもしれないけど、もしこの少年が鳥山明先生と出会わなかったらどうなっていたんだろう?とか考えてしまう。たまたまドラゴンボールのファンであり、たまたま親がその作者と同級生で、たまたま人づて等で先生に漫画を見てもらえた、という流れ自体があまりに奇跡的すぎるからだ。ここまでの奇跡が起きないことの方が、おそらく一般的な道だろう。

いい話だし純粋にすごいことだなと思ったけど、こういうレアケースが世間で標準化されていったらちょっと嫌だなとも思う。巻末で鳥山明先生自身が、その辺のことについて言及されていたので少し安心した。

前向きなことを言うと、「人間どんなにつらい状況でも、生きていれば時々面白いことが起こるかもよ」といった側面があるように感じる。かといって、それを読者に強く押し付けるような空気感も無かったのでよかった。

 

3月12日(金)

運転免許の更新で東陽町(江東免許センター)に行く。これで晴れて優良ペーパードライバーになった。やった、ゴールド免許だ。運転全然やってないけど。

前回の更新が初回だったので、講習の時間がやたら短く感じた。2時間と30分ってすごい差だな。一瞬で終わった。

 

東陽町なんて滅多に来ないので、せっかくの機会にと付近の公園を歩いてみる。

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案内図だけだと分かりづらいかもしれないけど、かなり広い。

そして規模も大きい。野鳥が集まるエリアがあったり、ボートや釣り堀もあったり。僕が普段散歩している近所の道も親水公園なのだけど、そこはまさに一本道のような感じで伸びていて人が大勢集まるという雰囲気ではない。

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公園内の水上アスレチック。しれっとスカイツリーも見える。子どもの頃にこういうの見かけたら、すごいワクワクしただろうな。

 

他にも色々写真を撮ったけれど、綺麗に撮れているのがTwitterにあげた4枚くらいしかない…。

横十間川親水公園を一通り歩き、そのまま仙台堀川公園も全部歩いて回ろうと思ったのだが、改良工事をやっていて入れない所にぶつかったので引き返して帰ることにした。

帰りは東陽町駅より南砂町駅の方が近かったので、そっちで電車に乗った。何だかんだで3時間くらい歩いたな。

 

疲労のせいか、夜急に肩こりがひどくなる。どういう姿勢で居ればいいか分からないので、とりあえず布団の上で仰向けになっていた。

 

不安の正体みたいなもの(3月5日〜3月8日)

3月5日(金)

昨日の余韻と疲労が混ざって妙な気分。不思議と身体は重くない。

梅園まで散歩に行ってみると、ついに木蓮が開花していた。

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初めて来た時からずっと蕾だったから、花が咲くところまで見られて嬉しいな。

その後は流れるようにスーパー銭湯へ行く。今日はあんまり長居せず、30分くらい湯に浸かる程度で上がってきた。

 

夕方に会社へ行って面談。今後どうなるかはまだちょっと分からない。

帰宅して中途半端な時間に眠ってしまったせいか、夜中やたら目が冴えて落ち着かない。とりあえず音楽を流して過ごす。

 

3月6日(土)

ライブの余韻が徐々に引いてきて、疲労だけが残っていく。腕の筋肉痛も時間差で増してきた。歳だな。

昼過ぎまで布団に籠ってしまった。ジャンププラスでチェンソーマンが一部無料公開されているので、だらだら読んだりする。3巻分読めば漫画喫茶に行く時間も省けて丁度いいかも。

 

下北沢へ友人に会いに行く。

ライブハウスの店外を飲みスペースとして活用しているらしく、どんな風なのか気になったので来てみた。今日は会場内でセッションをしていて、中から漏れる音がいい感じのBGMみたいになっていた。

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入店と同時に2ドリンク払い、僕はカシスオレンジを注文する(2杯目はジンジャーエール)。

店外は2人しかいなかったので、のんびり飲みながら雑談をしていて楽しかった。帰り際にとある雑貨屋にいる芝犬を撫でさせてもらって、これがすごくかわいかった。人生の中で動物に触れる機会がそこまでなかったからよかったな。

 

夜はフォロワーさんのDiscordのイベントに参加した。さわおさんソロツアーが完走した記念の打ち上げ会だ。僕はどうしても眠気に耐えられず、途中退出してしまったが。

 

3月7日(日)

新郎新婦の見当たらない結婚式パーティで、中学の同級生が突然Mallory(さわおさんソロの曲)を歌い出す夢を見た。絶対昨日の影響だろこれ。

そのあと別の同級生がスピーチを始めたのだけど、少し喋ってから「ゴメンやっぱ曲変えるわ」とか言いながらスマホでヒョイヒョイとBGMを変えたりしていた。自由だな。

 

寮の先輩をネギラーメンの店に誘う。僕は今日もネギ増しにして、先輩はライスも頼んでいた。

 

ここ数日で色々動きすぎたせいか、物理的に疲労が溜まっている感じがする。疲れているのに無理に行動するのはよくない。しばらくは適当に休もう。

 

滝本竜彦さんのデビュー小説『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』を読んだ。

得体の知れない怪人と戦い続ける高校生男女の物語。同作者の『NHKにようこそ!』でも書かれていたことだが、「この世に永遠なんてものはない。どんな幸せも必ずどこかで邪魔が入り、いつか壊れる。世の中は不条理だ。」というような語りが印象的だった。

こうして書くとありきたりに見えるかもしれないけど、あの主人公に、ああいう過去があって、そしてあんな状況で思ったり語ったりするところに説得力を感じる。作者の滝本さんが、ひきこもり時代にずっと考えていたことなのだろうか。

結局僕も、主人公の山本(或いは『NHK〜』の主人公・佐藤)と同じような葛藤や願望を持っているのかなと考えてしまう。今が楽しくても、それが何年続くか分からない不安。先が全く見えない不安。そういうものたちに支配されているのかもしれない。

こういう事もいつかまとめて書き上げたいと思っているのだけど、たかだか20代半ばの身で結論に至るのは早過ぎるのではとか考えてしまい、上手く書けずにいる。

 

3月8日(月)

散髪をするタイミングというものが分からなくなってしまった。

最後に切りに行ったのが1月に入ってすぐの頃だ。もう2ヶ月以上経つのでタイミングとしては丁度いいのだろうけど、運転免許の更新が間近に迫っているから踏み留まってしまう。散髪直後の髪が少ない状態だと、実は面長なのがハッキリ分かるし嫌なんだよな…。免許証を他人に見せる機会なんてそんなに無いし、無駄な心配だというのは分かっているけれど。

まぁまだ前髪がギリギリ目にかかっていないし、更新期間に入ったらすぐ免許センターに行こう。たぶんまだ大丈夫。

 

午前中は布団に籠り、午後はマリオギャラクシーを再開し進めていた。

とりあえずスタッフロールまでたどり着く。パワースターは80枚ほど集めた。天文台のロフトから入るギャラクシーには、まだどこにも触れていない。

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スターを120枚全て集めたあと、確か2周目があるんだよな。その後に真の最終ステージがあるみたいなのを昔ネットで見た記憶がある。まだまだ先は長いな、まぁゆっくりやろう。

 

Twitterのタイムラインが普段より遅い気がするのは、やはり劇場版エヴァンゲリオンの影響だろうか。

エヴァは通らなかったからネタバレも全く気にしないし、むしろ長時間Twitterを開いてなくても後からタイムラインを追いやすいので、これはこれで快適だったりする。

 

夜、ゲームをやり過ぎたせいか頭が締め付けられるように痛い。布団に横になってボーッとしていたら、知らない間に寝落ちしていた。0時くらいに目が覚めたので、睡眠導入剤を飲んでもう一度寝た。

 

LIQUIDROOM!(3月1日〜3月4日)

3月1日(月)

会社から連絡がいつ来るか予測がつかず、朝から落ち着かない。本を読もうとしても全然集中出来なかった。脳や神経が変に強張ってじっとしていられない感じ。

色々諦めて、昼食のついでにスーパー銭湯に行くことにした。電話が来てたら折り返せばいいし。

 

今日はじっくりサウナにも入る。サウナ、水風呂、外気浴のルーティーンを3回こなしてスッキリ。風呂上がりに会社からのショートメッセージを確認したので、ホットココアを飲みながら返信する。

銭湯を出て、昨日編集したプレイリストを聴きながら歩いた。虚無な感じで、だらだらと。こういう時間が一番自分らしいと思っている。

もはや最近の恒例となっているけど、梅園のある公園にも行く。ずっと蕾だった木蓮が、所々咲きかけていた。やはり春は近付いているのか。来週くらいには開花してるといいな。綺麗に咲いたら写真撮りたい。

 

サウナの余韻が残っていたせいか、布団に潜ると気分がふわふわする。別のプレイリストを流しながら、長時間まったりした。

 

3月になったので、あつ森でマリオ家具を注文しまくる。1種類につき5個くらいは持っておきたいな。

夜にホタルイカを獲ったことで、海の幸をコンプリートする。これにて魚、虫、海の幸、どれも全種類コンプした。頑張った。

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思えばあつ森発売から、もうすぐ1年経つんだな。

 

3月2日(火)

雨という天気は自分にとって嫌いな面が多いけど、タイトルに雨のつく音楽はいい曲が多いなと思っている。

フラワーカンパニーズの『雨』、スキマスイッチの『雨待ち風』、LAMP IN TERRENの『雨中のきらめき』、the pillowsの『雨上がりに見た幻』、LOST IN TIMEの『通り雨』、ふくろうずの『通り雨』等々…。

低気圧のせいか、1日中ぐったり。頭がゆるく締めつけられているような感覚。昼食のために一瞬だけでも外へ出られたことを褒めてあげたい。

 

夕方くらいに布団から起き上がり、TSUTAYAで借りていた映画『ファインディングドリー』と『ズートピア』を観た。僕は特別ディズニーが好きな訳ではないのだけど、何となく気になっていた作品を休職中に少しずつレンタルして観ている。こんな時間がなければ一生触れることがなかったかもしれない。

どちらもいい作品だった。ズートピアの明るいエンディングを観終わった頃には低気圧のだるさもだいぶマシになった気がする。

あと、ファインディングドリーにボーナスムービーとして収録されていた『ひな鳥の冒険』がものすごくよかった。本編と全く関連性のない6分程度のショートムービーなのだけど、かわいさと健気さと温かさで溢れていて、ついニコニコしながら観入ってしまった。ドリーを観た後の余韻を引きずっているせいもあってか、若干涙腺が緩んでしまった感じがする。

 

3月3日(水)

週に一度の通院日。診断は相変わらず一瞬で終わる。

お昼に先週行ったネギラーメンの店に入った。

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ネギ増しで頼んでみると、中々インパクトがすごい…。ネギでお腹を膨らませる日が来るとは思わなかった。おいしかったけど。

 

2年くらい前から始めていた500円玉貯金を久しぶりに確認してみたら、13万円近く貯まっていた。嬉しい。

当初はまだコロナのコの字も出ていなくて、貯金とか気にせずにライブ行きまくるぞ!と決めていた時期だった。それでもお金が全くなくなると困るし、万が一のために最低限の貯金はやっておこうと思って始めたものを、今も継続してやっている。

「外から帰宅した時に財布に入っている500円玉は全部貯金箱に投入する」という自分ルールでやっていたのだけど、地道にコツコツ貯めてきたものが気付かないうちに山となっているというのはやっぱり気持ちがいいな。特に使い道は考えていないし、今はボーナスも殆ど使わず貯金しているのだけど、こういう過程が面白いので今後も続けてみよう。

 

3月4日(木)

さわおさんソロツアーファイナルの日。朝から妙にそわそわする。

気を紛らわすために散歩でもしようかと思ったけど、歩きすぎて体力や気力が消耗したり、午後寝落ちしてライブに遅刻するみたいな事故をやらかしそうな気がしたのでやめた。

代わりにあつ森を起動して延々と海を泳ぎ、海産物を乱獲していた。3時間くらい。もう生物が絶滅するんじゃないのって勢いで獲りまくった。メチャクチャお金が貯まったので、中途半端に残していた地下室のローンをやっと完済させた。

お昼に牛丼を食べて仮眠をとり、夕方に恵比寿の会場へ向かう。リキッドルームは12月にLAMP IN TERRENのツアーファイナルで行ったばかりなので、それほど久しぶりでもなかった。場内は12月と同じ、区画分けされたスタンディングといった方式だった。

 

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ライブは本当によいものだった。

セトリが素晴らしかったとか、熱くなれたとかいう気持ちもあるけれど、全体的に総括すると『心が浄化された』ような気分になった。それまで何となく抱えていたモヤモヤが、ライブ中だけは一切合切なくなってしまったのだ。さわおさんの歌が、バンドの演奏が、それらを払い除けてくれた。そう思えるくらい夢中になれたし、感動したのだった。

細かいことを言うと、昨年出たアルバム3枚もそうなのだけど、他にも破壊的イノベーションからたくさんの曲を演ってくれたことが個人的に嬉しかった。高専時代の最後の1年間、よくこのアルバムを聴きながら通学していたし、思い入れの強いものだったのだ。特にHEAVEN'S PINHOLEは(理由は分からないけど)当時の自分にとって希望の曲だった。文化祭で後輩たちと組んだピロウズのコピバンでも、無理にお願いして一緒にコピーしたこともある。そんな思い出の曲も初めて生で聴くことができて、まさに感無量だったな。

 

さわおさん自身も心の底からライブを楽しんでいることが伝わってきた。バンドが大好きなおじさんの言葉は、時に軽やかで、時に重くのしかかり、それでもいつも熱い何かを秘めている。ラストのケモノミチを聴きながら、そんなことを考えていた。さわおさんを観るのが久しぶりだったこともあるし(有江さんのバースデーイベント以来なので、大体1年ぶり)、たぶん無意識に忘れていたことだ。

 

あと、地味にベースの安西さんのMCに期待していたのだけど、案の定すごく面白かった。ふくろうずが解散する前はよくライブに行っていて、いつもじわじわくる話しをしてくれていたので。ツアーの賜物故か、明らかに面白さがパワーアップしていたな。恥ずかしながらあの瞬間だけはメチャクチャ爆笑していた。

 

感動と迫力と少々の笑い、他にもいろんな感情が混ざり合ってあの夜が出来ていたと思う。

その夜が自分に取り憑いていた悪いものを洗い流してくれた。ここまでの感覚は初めてかもしれない。色々あってツアー自体参戦するかどうかものすごく迷っていたのだけど、本当に来てよかった。ライブひとつで人生が大きく変わることなんてそんなにないと分かっているけど、あの日は自分の中で忘れられないものになったと思う。

何よりも、こんなコロナ禍の状況でツアーが完走できて本当によかった。さわおさんありがとうございました。

 

そして今日は早めに会場に入ったこともあり、何人かフォロワーさんに挨拶することができた。初めましての方も、お久しぶりですの方もいた。終演後はサッと帰ってしまったし、お会いできたのはほんの数人だったけど本当によかったです。皆さんありがとうございました。

 

 

 

(余談)帰宅中に大学4年生の弟から珍しく連絡が来たのだけど、どうやら就職先が決まったらしい。とりあえずおめでとうと言っておいた。

 

個性の宿る文章(2月25日〜2月28日)

2月25日(木)

朝食を買い忘れていたので、たまたま家にあったえびせんを貪り食う。

あつ森のアップデートが開始されたのでさっそくプレイ。もう雪が溶けている。草地をサクサク歩くのも、何だか懐かしい感じだな。早くマリオ家具が欲しいし、海の幸もコンプリートさせたいから3月にならないものか。

 

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午後は会社の産業医と面談をした。予約時間より早く着きすぎたので皇居周りを歩いたり、神保町まで行って本を買ったり。

産業医さん、ものすごく丁寧に話を聞いてくれる聖人のような人だった。診察の時の安心感がそれまでと全然違うように感じて、僕もこれまでの経緯を落ち着いて話すことができた。そこから冷静に状況を分析してくれて、今後のアドバイスやフォローとかもいただいた。本当に感謝しかない。

 

最近、三浦しをんさんのエッセイ『お友だちからお願いします』をだらだら読んでいる。

過去に様々な新聞や雑誌等に掲載された、主に日常についてのエッセイを集めた1冊なのだけど、僕はこういうものが大好きだ。物語と違ってちょっとした時間の合間にも頁を進めることが出来るし、音楽を流しながらでもすんなり内容が入ってくる。この人の小説はひとつも読んだことがないんだけど。

今日も寝る前に1時間くらい読み進めた。文章中のさりげない言葉から、書き手の性格とか個性が想像できるところが好きだ。人のブログを読んでいる時の感覚とよく似ている。僕もこういう日記を通して、何となく個性を想像させられる文章が書けたらいいなぁと思うのだが。

 

2月26日(金)

目が覚めた瞬間は寒く感じて暖房をつけるのだけど、布団から出てフリースを羽織り、座椅子に腰かけて朝食を食べていると、暖房が効いているのか分からなくて電源を落とす。 結果としてそれほど温度差は感じない。最近よくこういう感じのを毎朝繰り返している気がする。電気代の無駄かな。

 

休職期間が残り1ヶ月を切っている。

職場復帰、した方がいいのかなとは思う。相変わらず気分の波は激しいが体調に大きな異常はないし、割と決まった時間に寝て起きて、少量ながらも3食食べて生活出来ているし。このまま休み続けても埒があかない、会社から部署異動の選択肢もくれたし、それを呑んでとりあえず仕事に戻った方が、かえって楽なのかもしれない。

しかし復帰後のことを考えると不安が募って胸が痛くなってしまうことと、「休職期間を延ばしてもっとだらだらしたい」と考える邪な自分がいることも事実だ。

『復職』というのは、休職前の業務が通常の程度に行える健康状態にまで回復している場合に可能とされている、ということを人から聞いた。僕の場合に置き換えて言うと、『元々所属していた、あの現場中心の部署で普通に業務がこなせる状態』に戻っていないといけないということだ。

それ、永遠に復職出来ないのではと思った。そもそもの業務内容が自分に適性がなさすぎる。4年ちょっと続けてみたが、まるで成長している実感がない。だから一度は会社を辞めようとしていたのだ。

現場にあまり出ない他部署への異動も提案されていると、昨日の面談で産業医さんに話したところ、そうなると「条件付きでの復帰」という扱いになるそうだ。面談の概要は会社へ伝えてくれるとのことだし、僕も軽く職場の所長に報告した。

会社と相談しながら、何とか決めよう。今深く考えてもたぶん意味のないことだ。

 

外で昼食を済ませたあとにスーパー銭湯へ行こうと思ったが、会社から連絡が来そうな気がしたので断念。帰宅して本を読んだり寝落ちしたりする。

結果としてスマホは一度も鳴らなかった。18時くらいに家の風呂に浸かった。

 

2月27日(土)

朝起きてポケモンプレゼンツの情報を見る。ダイヤモンドパールのリメイクやっと来たか。

ポケモン本編は結構やってきたけれど、何気にリメイク版は買ったことないんだよな(FRLG、HGSSORASどれも)。ダイパは色々あって思い入れ強い作品だし、これは買うことになりそう。

 

近所のネギラーメンの店に初めて行く。

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表面上はネギしか見えない。さわおさんが見たら気絶しそうだ。

スープが自分好みの感じでおいしかった。ネギもシャキシャキして食べ応えがあるし、麺の量もほどほどなので食欲がなくても食べられそうだ。次はネギ増しで頼んでみよう。

 

食後にショッピングモールへ行き、ユニクロでチノパンを買う。週末だからか、施設は流石に人で溢れかえっていた。

裾上げの待ち時間中にベンチで休憩していたら迷子案内の放送が流れたりして、なんか妙に懐かしい気分になった。僕自身は迷子センターにお世話になったことは一度もない。記憶では。

 

帰宅してマリオギャラクシーを進めたり、夜は友人と電話したりした。

 

2月28日(日)

2月最終日。普段よりもだらだら起きる。

 

住野よる『麦本三歩の好きなもの 第二集』を読み終えた。

三歩の個性がぎっしり詰まった1冊だった。読みながら所々で笑いが漏れてしまう。三歩、ひたすら天然で純粋すぎるな。それに噛みすぎ。

作者のnoteを読んでいると、麦本三歩というキャラクターに相当愛情を持っていることが分かる。これからも三歩の物語を書き続けてくれるみたいなので、今後彼女の周り(とか、彼女自身)にどんな変化が起こるのかが楽しみだ。

あと、作中でさらっとthe pillowsという単語が出てきた時は思わず「え、うそ」と声を上げてしまった。大したネタバレにもならないので、あえてここで書く。これから読む予定の人はごめんなさい。どこで出てくるか、是非探してみてください。

 

WALKMANのプレイリストをいじったりもした。Apple Μusicに公開していたやつも、合わせて編集したりする。

今まではプレイリストひとつにつき15曲入れるという自分ルールを設けていたけれど、それだと聴いていて長ったるく感じてしまうようになった。最近編集する時は曲数を減らしたりもしている。

普通の音楽アルバムのように、13〜14曲くらいがちょうどいいのかも。ただそれでも大抵は1時間を越えてしまうのだけど。