3月17日(水)
病院に行って診察を受ける。やはり1分にも満たない軽い雑談で終わったのだけど、ずっと週に一度の頻度で通っているので、その度に決して安くはない出費(薬代も含めて)がかかる。
こうして長い間休みながら通院してお金を払っていると、まさに「時間をお金で買っている」という感覚になってくるな。
診察のあと、先週その存在に気付いた図書館に行ってきた。
以前池袋のジュンク堂に行った時に気になった本をスマホにメモしていて、それらが置いてあるかどうか確認しながら書架を眺めたりする。確認の結果、半分以上置いてなかったのだけど。
メモの中身とは殆ど関係なく気になったものを数冊手に取り、利用カードを作成して借りてきた。
夕方は会社で面談。先週もらった診断書を渡し、休職延長の正式な手続きをした。
帰りに廊下で知っている人に大勢会ってテンパってしまった。いつだって不意打ちは怖い。
3月18日(木)
なんかやる気が湧かない。朝食を食べてから図書館で借りた本を読もうとしたものの、集中できなくて再び布団に寝転んだりする。
昨日の会社の面談で、本当に一瞬だけど上の人から癪に障ることを言われて、その時は適当な冗談で流したのだが後になってだんだん腹が立ってきた。
今更気にしても意味がないことなのだけど、こういうのをいつも瞬時に反発できないよなと思う。相手に悪気がないのも分かっているし、どうしても場の空気に流されてしまうというよくない癖か。そのせいでこんな風に、後になってから嫌な思いをしてしまうのがめんどくさい。
単純に頭の回転が悪いというのもあるだろうな。僕の話し言葉はいつもどことなくテンポが悪い感じがする。言いたいことを瞬時に整理して発信できるようになりたい。
頓服薬を飲んだら気分は少しマシになった。大体、プラシーボ効果みたいなものだと思っているけど。
家の本棚を軽く整理して、未読の本を見やすいように分ける。その後、電話が必要な用事を2つ済ませた。えらい。
夕方になると外に出られるようになったので、最近駅前にできた一風堂に行ってきた。オーソドックスな博多とんこつラーメンを食べて、替え玉も頼んだりする。おいしかった。
せっかく時間があるんだし、1泊か2泊くらい適当に1人旅にでも行こうかな。関東圏内で誰とも会わずふらふらする程度なら、そんなに咎められることもないだろうし。
3月19日(金)
寮の先輩が休みらしいので昼食に誘う。改めて説明しておくと、僕が住んでいる社員寮に先輩は1人しかいないので、この日記で度々登場する『寮の先輩』は全て同じ1人の人物であると把握していただきたい。ものすごく今更だが。
デニーズでだらだら喋ったりする。先輩とは1年半くらい同じ事業所で仕事していた時期があったので、ああそんなことあったなぁ懐かしいなぁとかいう思い出話も出てきた。
色々面白いこともあったけど、やっぱり元の部署に戻って仕事をやっていける自信はないな。
デニーズを出て先輩と別れたあと、電車で松戸まで行く。
少し歩くと公園があることを知っているので、散歩しながら写真を撮ったりした。
桜が咲き始めている。うちの近所はまだ蕾のままだったな。
それ以外にはブックオフで本を1冊買ったり、ドトールでスピッツを聴きながらうたた寝したりした。
1月に行われたヨルシカの配信ライブが円盤化されるようで、Twitterのトレンドにも上がっていた。
個人的には、特典としてライブ音源のCDも出してほしかったな。藍二乗とかのアレンジにすごく感動したので、それらをWALKMANで聴いたりしたかったし。
あの日のライブはとてもよかったのだけど、映像が全体的に暗くて、演奏者があまりよく見えないのがもったいなく思っていた(殆ど水槽の魚ばかりが明るく映されている感じだった)。そういうコンセプトと言われればそれまでだろうけど、せっかくストリングスとかパーカッションとかいろんな楽器があったのに。
しかしユニバーサルミュージック限定のオリジナルイヤホンは気になる。suisさんの音声ガイドとか素晴らしすぎでは……。
夜中に突然インターホンが鳴ってビビった。すぐに切れたのでモニターを確認できなかったんだけど、ただの間違いだろうか。なんか怖いな。
3月20日(土)
この日記は大体いつもスマホのアプリから書いていて、プレビューを頻繁に利用したりするのだけど、はてなブログの書式が微妙に変わったように見える。
以前は太字にするともう少しインパクトがあるように見えたんだけど。ググっても何も出てこないし、おそらく気のせいだろうな。
家で音楽を聴いていると窓から陽が差してきた。明日からまた天気が崩れるみたいだし、外に出られるうちに少しでも歩いておこう。
うちの近所でもところどころ桜が咲き始めている。春だな。1本だけ、ほぼ満開に近い状態の木があった。
適当に歩いたあとに漫画喫茶に入る。鬼滅の刃を最終巻まで読み終えた。
流すように読んできたけれど面白かったな。何より登場人物の動かし方が本当に上手かったと思う。敵味方問わず、どの主要人物も丁寧に掘り下げられていて殆ど無駄がないように見えるのはすごい。
個人的には不死川玄弥の死が一番ショックだったかも。炭治郎の同期で唯一の犠牲者になってしまうし。てっきり風柱の兄が庇って死ぬみたいな感じの王道っぽい展開になるかと思っていた。
23巻最後の書き下ろし部分で見せられた、玄弥の純粋な笑顔ときたら。本当にいい奴だった。
夕方、まいばすけっとで買い物をしていたら突然地震が来る。漫画喫茶を出てからずっとぼんやりしていたので、目眩でも起きたのかと一瞬本気で勘違いした。近くの人と「いま揺れてますよね?」とか確認したりしてしまう。
最近よく揺れるな。ひどい大災害が起きないければいいんだけど。