ただのモノローグ

しがないヘイホーが書く日記

日常はまだ続く(3月9日〜3月12日)

3月9日(火)

レミオロメンは殆ど聴かないな。別に誰からも訊かれていないことだが。

 

松戸のラーメン二郎に行こうと思い、お昼よりかなり早い時間に家を出たのだが、雨が降っていて意気消沈。結局コンビニで色々買い込んでから戻ってくる。帰宅してからすぐに天気はよくなったのだけど、気分が乗らなくなったので断念。ご飯、1日分買ってしまったし。

 

僕が二郎に行く時は、いつもオープン前のなるべく早い時間に並ぶようにしている。店が開いてから最初のロットに入れるように。そうすれば待ち時間が長いのは同じだけど、開店と同時に食べられることが分かるのでいくらか気分が楽になるのだ。

既に店が開いている途中で長蛇の列に並んだりすると、果たして自分がいつ食事にありつけるのか予測がつかなくて不安になる。あまりに待ち時間が長くなったら、空腹が度を超えて気持ち悪くなる時もあるし。

 

しばらくだらだらしていると、またあのこってりを食べたい欲が湧いてきた。しかしわざわざ電車に乗り、行列へ並びに行くのはめんどくさい。せめてもの妥協で近所のインスパイア店に行こうと意気込んだものの、ふと冷静になる。あの店、確か火曜が定休日だった。

究極の妥協案として、壱角家の醤油壱郎ラーメンを食べた。キャベツと背脂が乗った家系ラーメンに、おろしニンニクを大量投入する。

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食後は親水公園を気ままに散歩していた。低木の下で不自然にガサガサと音がしたので猫でもいるのかと思ったら、雀が数羽、落ち葉をつついている様子が。かわいかった。

 

夜はパソコンでスピッツのプレイリストを編集していた。

個人的な感覚だが、スピッツは他のアーティストと比べてハッキリとしたイメージを持っていない。音楽を聴き出した中学の頃から、曲の意味など何も考えずに聴いてきたからだと思う。なのでプレイリストを作る時も、特に大きなテーマとかは深く考えずに作っているところがある。

最初に1曲目を決め、そこから殆ど直感で曲を選び繋いでいく(その中にはどうしても自分の好みが入ってしまうが)。そういう流れで、13曲入りのプレイリストを3つ作り上げた。

 

3月10日(水)

通院の日。

先週行った会社の面談で決まったことだが、大事をとってもう1ヶ月休職するような方針になった。

主治医に診断書をお願いする時、何か難癖みたいなことを言われないか不安になったが、状況を話したらあっさり了承してくれた。

 

こうして休みが1ヶ月延びる形となった。

結局のところ、メンタルが回復しているのかどうかは自分でもよく分からない。僕としては長期間休ませてもらったし、「そろそろ復帰した方がいいよな…」なんて事をぼんやりと考えてしまっていた。そんな中で、焦らなくてもいいと言ってくれた会社や産業医さん、他にも話を聞いてくれた方々には本当に感謝しかない。

休みが延びても生活面は相変わらずだと思うので、残りの期間でやりたいことをゆっくり整理してやっていこうかなと思う。この日記も休職期間中くらいまでは毎日継続して書いていきたい。

 

夕方に会社の人と会う。色々な愚痴と、来年度の人事異動のことを少しだけ聞いた。

 

あと、ずとまよとフラカンのライブ抽選を申し込んだ。両方とも当選しますように。

 

3月11日(木)

東日本大震災の日。当時はもちろんまだ徳島に住んでいたのだけど、その日はちょうど自分の中学校の卒業式だった。

式が終わりどこに寄ることもなく、まっすぐ帰宅して何気なくテレビをつけたら、信じられない光景が映っていた。どのチャンネルに切り替えても、現地の悲惨な映像ばかり。僕が偉そうに語る筋合いはないけれど、あの時の何ともいえない衝撃だけは今でも記憶に残っている。

 

朝マックで朝食。

ソーセージエッグマフィンをゆっくり食べ終えてから、いつものルートを散歩した。スマホを家に置いてきているので身軽だ。

梅園の梅は、もう殆ど花が散ってしまっていた。1月に初めて来てから何度も見てきたから悲しいな。木蓮の花だけが、以前よりも力強く咲いていた。

 

棚園正一『学校へ行けない僕と9人の先生』を読んだ。

小・中学校と不登校だった著者の実体験を基にしたコミックエッセイなのだけど、やっぱり人生って偶然の連続だよなぁ、と思いながら読んでいた。この子の場合は、信頼できる先生や友人が立て続けに不幸に遭い、そのショックがあまりにも大きすぎたというのもありそう。

僕が捻くれているだけかもしれないけど、もしこの少年が鳥山明先生と出会わなかったらどうなっていたんだろう?とか考えてしまう。たまたまドラゴンボールのファンであり、たまたま親がその作者と同級生で、たまたま人づて等で先生に漫画を見てもらえた、という流れ自体があまりに奇跡的すぎるからだ。ここまでの奇跡が起きないことの方が、おそらく一般的な道だろう。

いい話だし純粋にすごいことだなと思ったけど、こういうレアケースが世間で標準化されていったらちょっと嫌だなとも思う。巻末で鳥山明先生自身が、その辺のことについて言及されていたので少し安心した。

前向きなことを言うと、「人間どんなにつらい状況でも、生きていれば時々面白いことが起こるかもよ」といった側面があるように感じる。かといって、それを読者に強く押し付けるような空気感も無かったのでよかった。

 

3月12日(金)

運転免許の更新で東陽町(江東免許センター)に行く。これで晴れて優良ペーパードライバーになった。やった、ゴールド免許だ。運転全然やってないけど。

前回の更新が初回だったので、講習の時間がやたら短く感じた。2時間と30分ってすごい差だな。一瞬で終わった。

 

東陽町なんて滅多に来ないので、せっかくの機会にと付近の公園を歩いてみる。

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案内図だけだと分かりづらいかもしれないけど、かなり広い。

そして規模も大きい。野鳥が集まるエリアがあったり、ボートや釣り堀もあったり。僕が普段散歩している近所の道も親水公園なのだけど、そこはまさに一本道のような感じで伸びていて人が大勢集まるという雰囲気ではない。

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公園内の水上アスレチック。しれっとスカイツリーも見える。子どもの頃にこういうの見かけたら、すごいワクワクしただろうな。

 

他にも色々写真を撮ったけれど、綺麗に撮れているのがTwitterにあげた4枚くらいしかない…。

横十間川親水公園を一通り歩き、そのまま仙台堀川公園も全部歩いて回ろうと思ったのだが、改良工事をやっていて入れない所にぶつかったので引き返して帰ることにした。

帰りは東陽町駅より南砂町駅の方が近かったので、そっちで電車に乗った。何だかんだで3時間くらい歩いたな。

 

疲労のせいか、夜急に肩こりがひどくなる。どういう姿勢で居ればいいか分からないので、とりあえず布団の上で仰向けになっていた。