ただのモノローグ

しがないヘイホーが書く日記

理想の喫茶店とは

今日も在宅勤務。

昨日と殆ど変わらない生活。一応、腹一杯飯を食べたい欲が出てきて、夕方に王将でダブル餃子定食を食べた。

朝の電話は起きるついでにかければいいからまだ気が楽だけど、夕方の電話は何となく落ち着かない感じになってしまう。

時々肩や首をぐるぐる回してみると、ポキポキポキと音が鳴る。何となくこの瞬間が、「俺、生きてるなぁ」と一番実感させてくれる。

 

近藤史恵『ときどき旅に出るカフェ』を読んだ。

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帯の言葉に惹かれて買ってしまった。。

茶店の理想ってこういう感じなのかな…って考えながら読んでた。景観が良く、決して広くないスペースでくつろぎつつ、たまに噂話が飛び交い、そこから物語へ発展していくみたいな。旅に出られる気分になるとかはまぁ置いておく。

自分は喫茶店でくつろぐ時もイヤホンを付けて周りを遮断してしまうので、こういう物語は生まれないだろうなとも思った。

僕は喫茶店でタバコを吸いながら、音楽聴いたり本を読んだりボーっと虚空を眺めたりして自由にくつろぐのが好きなのだ。自宅でもできるような事だけど、少し環境を変えて同じ事をすると良い気分転換になる。メニューはホットとアイスのコーヒーと、万が一小腹が空いた時用の軽食があれば十分満足である。

 

内容としては総じて、喫茶店好きとしても良い物語だなと思えた。起伏はあれど、基本的にカフェ・ルーズでゆったりとした時が流れていく様が心地よかった。あと、読んでいて空腹感を覚えてしまうのは仕方ないか。

(詳細は省くけど所々でメンタルを刺してくる場面もあった。気がする。)

 

短編集はちょくちょく気楽に休憩を挟み易くていいな。

元々集中力が絶望的に無いから、本を読んでいてもすぐに別のものへ意識が向いてしまったり、部屋中をブラブラ歩き回ったりしてしまう。

 

 

行きつけの喫茶店から、いつの間にか灰皿がなくなっていた。4月からの法律改悪化の影響で間違いないだろう。

ドトールとかも気楽に煙草が吸えるから好きだったのにな。コーヒーを飲みながら吸えなくなって行く気力がなくなった。

喫煙者の居場所がどんどん追いやられていく。コロナもそうだけど、その他諸々のせいで着実に生きづらい世の中に変わっていってるのが分かるな。

 

明日からまた出勤だ。出勤といっても二日間働けばまた在宅勤務なのだが。

一週間髭を剃らなかったせいで、自分の顔がかつてないほど老けているように見えた。

それだけならまだいいんだけど、ずっと顔に変なものがこびりついている感じがして落ち着かなかった気がする。こんな機会滅多にないから意地でも剃らなかったけど。

あえてこのまま出勤するのも面白いな。まぁ職場で何を言われるか分からないので、朝起きたら綺麗サッパリ剃り落とすとしよう。