ただのモノローグ

しがないヘイホーが書く日記

いろいろ始め(1月4日〜1月9日)

1月4日(火)

仕事始め。朝の電車はまだ空いていた。業務のかたわら、社内の挨拶回りにも行く。

コロナの感染者数がまた増加している。沖縄225人はビビるな。米軍基地でクラスターが発生したみたいだけど、そんなの知らねーよって感じで振る舞ってるのだろうか。県民がちゃんと感染対策をしていても、そこで好き勝手されたらどうしようもないよな。

 

帰りに松屋で夕食。牛めしの肉増量キャンペーンをやっていた。いつも通りネギ玉牛めしを注文して食べる。

あつ森を起動して、今日が推しの誕生日であることを思い出す。あぶないあぶない、祝い忘れるところだった。

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1月5日(水)

出勤。職場の中で、僕が実年齢よりも若く見える的なことを言われた。嬉しいといえば嬉しいのだけど、それって多分、いつまでも腰が低く下っ端意識が抜けない僕の性格の問題なのでは…と思ってしまう。これでももうすぐ入社して7年目だ。

 

時間休をとって散髪に行った。さっぱりし過ぎて頭が寒い。

コロナの感染者数、今日も激増したな。東京390人、沖縄623人。うえぇ。自分の周りが全然感染していないので実感が湧かない。

また去年みたいに戻るのかな。もはや緊急事態宣言なんて出しても効果無さそうだけど。

 

香山哲『ベルリンうわの空 ランゲシュランゲ』を読んだ。

ドイツのベルリンで生活しながら描き綴られたコミックエッセイ。最終巻となる今作では、主人公の生活や仕事を通して、自身の内面に強くスポットライトが当たっていた。

 

食事や散歩、カフェでの時間や友人との会話など、日常の場面にすごくそそられる。僕は海外に行ったことはないし、今のところ住みたいとも思わないけれど、生活面やメンタル面で共感する部分がたくさんあった。時折挿入されるコラムもすごくよい。

日々生活していると、どうしても様々な要因で心がすり減っていく。僕もちょっとしたストレスを受けたり、騒がしい環境に身を置かれるだけで、いろんなところがガリガリと削られてしまう。

そうしてボロボロになった自分を時々回復させるために、趣味や娯楽や人との交流が重要視されている。でもそれだけではなく、もっと日常の些細な変化や新しい試み、時にはあえて何もしないことなどでも楽しめる余裕を持ちたいな思えた。全部ひっくるめて「生活」だ。

大事なことを思い出させてくれる本の存在はありがたい。とりあえず生活に変化や刺激をもたらすために、スーパーで食べたことない食品を少しずつ買って挑戦してみようか。

 

1月6日(木)

在宅勤務。朝食は餅。

息抜きにカラーボックスの整理をして、いらない本やCDをブックオフへ売りに行った。外は雪が降っていて寒かったけど、京都での豪雪と比べると優しい方だ。

そこそこの値段で買い取ってもらい、そのお金を使って、昔売って後悔したCDを買い直したりした。モノとカネの循環。

 

帰り道の自販機で、350ml缶のカルピスウォーターが50円で売られていた。つい飲みたくなり買ってしまう。暖房の効いた部屋で冷たいやつを飲むとうまい。

外はどんどん雪が積もっていく。家に居るだけならすごいなーって思えるけど、この状態で通勤するのは地獄だよな。在宅でよかった。

 

1月7日(金)

今日も在宅。餅に生卵とだし醤油を絡めて食べてみたら、なんかすき焼きみたいになった。

資格試験の勉強をやろうとしたけれど、集中力が全然続かない。あれもこれもやろうとするからダメなんだろうな。1日1分野、みたいにしっかり対象を定めてやった方がよさそう。

 

夜、note再開の告知をした。まぁ両方とも気ままにやっていこう。

週末のためにお菓子やパンを買い溜めていたのを、1日で食べ切ってしまった。つい目先の欲を貪ってしまう。やっぱり食べ物は極力視界から外さないといけないな…。

 

1月8日(土)

電車で埼玉の春日部駅を乗り継ぎ、南桜井という駅へ。防災地下神殿こと首都圏外郭放水路の見学に行ってきた。先月思い立って、ツアーに申し込んだのだ。

 

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展示室で事前説明を受けてから、調圧水槽(地下神殿の部分)へ。台風などの大雨の際、ここに溜まった雨水が江戸川へと放流される。

とにかくでかい。そして広い。見学者が歩けたのは面積の半分以下だったけど面白かった。実際に入ってみるだけでも十分価値があると思う。人間と比べて、柱がいかに大きいか伝わればいいのだが。

中で意味もなくピョンピョン跳ねてみたり、柱を触ってみたりした。専用のスマホアプリもあって、AR動画で洪水時の状況を疑似体験することも出来る。


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それから第1立坑まで案内される。首都圏外郭放水路のツアーは何種類かあって、僕は日にちと時間帯の都合から、この調圧水槽+第1立坑のツアーを選んだ。(他にも調圧水槽だけのツアーや、排水ポンプまで見られるツアーもある。)f:id:Abraham-Anaconda:20220108173448j:image

深さ71m。首都圏外郭放水路にはここ以外にも4つの立坑があり、そこで中川や倉松川などの河川から水を取り込んでいる。

この第1立坑はどこの川とも繋がっていないのだけど、他4つの立坑から水をトンネル経由でここに集め、調圧水槽に送り込む(写真右側が、調圧水槽へと繋がっている部分である)。各立坑を繋げているトンネルも、写真からちょこっと見えるのが分かるだろうか。

 

階段で少しだけ下に降り、そのあとガイドの説明を聞きながら立坑周りをぐるりと1周してから地上へ戻り、解散となった。

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ちょうど春日部駅などを通る無料シャトルバスが出ていたんだけど、僕は徒歩で南桜井駅まで戻ることにした。難なく歩ける距離だ。天気もいいし、ちょうど正午に近い時間帯で気温も上がって気持ちいい。

道路にはところどころ雪が残っていた。途中で公園に寄り道したり、新発売のサムライマックを食べたりしてから駅に着く。


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帰宅後に昼寝してから、noteの記事を更新した。

 

1月9日(日)

中学時代の吹奏楽コンクールで、いきなり自分がDJを任される夢を見た。真心ブラザーズの『サマーヌード』を流すと場が盛り上がったので、起きてからもしばらくメロディが頭から離れなかった。

 

1ヶ月ぶりに歯医者へ行く。神経の治療の続き。仮埋め部分はだいぶ削れていたけど、特に何も言われなかった。

Amazonから荷物が届く。「死ぬまでずっと持っておきたいCDアルバム」を何枚か決めていて、数日前にそのいくつかを注文していた。自分が大事だと思えるものを手元に持っておくと、心に余裕が生まれる感じがする(たくさんではなく、ある程度数を絞ることで尚更重要なものだと実感出来る)。

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電車に乗って阿佐ヶ谷駅へ。何気に初めて来る街だ。イベントか何かがないと東京の西側には滅多に来ない。

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知らない街に来たら、とりあえずブックオフを検索して入るようにしている。特に何も買わなかったけど、気になる本を数冊メモしておいた。

1時間ほど商店街や大通りを散歩してから、パンの田島で休憩。安納芋クリームとリンゴのコッペパンがおいしかった。昭和の校舎のような内装もオシャレで落ち着く。

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18時半から、阿佐ヶ谷LOFT Aでエリーツの新年会イベントに参加してきた。

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ビールを飲みながら、作家さんたちの話を(それぞれの新刊も交えて)聴く。

滝本さんの小学校時代の読書がメチャクチャ面白かった。本のタイトル『魔獣戦士ルナ・ヴァルガー』に、リモート参加のめろんさんが速攻で反応してさらに笑う。

 

待ち時間の間に、佐藤さんによる突然のじゃんけん大会。1発目は佐藤さんがチョキを出し、僕はパー。

うわ負けた、と思っていたら、「それじゃあパーの人〜」と言われて一瞬テンパる。俺やん。負けだけどええのか。しかもパーは僕1人だけだった。じゃんけん大会終了。

第2部開始前に、なんと景品として佐藤さんの小説をもらった。復刻版『鏡家サーガ』シリーズの2作目だ。今日買う予定だったからすごく嬉しい。

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第2部の質問コーナーでは、「新しいものを取り入れるのが苦手なんですが、皆さんどのようにインプットしていますか」といった質問をしてみた。

エリーツ内で議論があったけれど、最終的に「自分の力だけでは限界があるし、他人の好みからいろいろ取り入れてみよう」って感じの結論になった。

最後は滝本さんによる瞑想によって締められる。サウナの外気浴のようなイメージで、かなりリラックス出来た。

 

トークイベント終了後は、書籍即売会とサイン会。雑談しながらたくさんサインをもらった。佐藤さんの『転生!太宰治』や、滝本さんの『異世界ナンパ』をここで買う。

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phaさんの『がんばらない練習』にサインをもらえたのが嬉しかった。僕が最初に買ったphaさんの本で、今の自分の土台になっている本だ。

新しいものが苦手という話について、YouTubeや各種サブスクなど、AIにいろいろ決めてもらうのもいいかも、というヒントをもらう。確かに、そういうのをあんまり活用出来てないんだよな。有休を使って、新規開拓の時間を無理矢理にでも作ってみようか。

 

イベント全体を通して、凝り固まった思考が和らいだ感じがして、来てよかった。アウトプットの習慣は大事だと思うし、今後も何かしらの形で続けていきたい。

帰りの電車で聴いていたthe pillowsが、なんか普段よりいいなと思えた。