ただのモノローグ

しがないヘイホーが書く日記

公園巡り(1月15日〜1月19日)

1月15日(土)

実は年明けくらいにツイッターのアイコンを変えようかと考えていたのだけど、SNSってその人とアイコンが一緒にイメージされることが多く、それが崩れてしまうのが怖くなったのでやめた。

まぁ変えるとしても似たようなヘイホーの写真にするつもりだったけど。今のやつが割と気に入っているので、まだこのままでいいや。これからも宇宙を漂い続けよう。

 

心療内科で診察が終わってから、図書館に行って本を借りる。帰る途中で行ったことのなかった公園に寄ってみた。

遊具が充実していて、子供用の自転車やゴーカートを走らせるサーキットなんかも整備されていた。子供はみんな楽しそう。僕も小さい頃、こういうの大好きだったな。

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同じ公園の奥の方に、動物が飼育されている広場があった。

いろんな種類の動物がいてすごい。モルモット、孔雀、ブタ、ヤギの他にも、猿やインコ、烏骨鶏などもいる。

猿は元気に走り回っていたし、モルモットはみんな密集しながら眠っていてかわいかった。ヤギって本当にメェ〜って鳴くんだな、と改めて気付けたのも面白い。

東京に来てから動物園に行ったこともなかったので、たくさんの動物に囲まれるのが新鮮だった。家から少し歩く程度の距離にこんな所があるのを知らなくて、そういった面でも、自分の中でかなり衝撃を受けた。ちょっとした感動だ。この街に住み始めてもうすぐ3年になるけど、知らないことがまだまだ多く残っていそう。

 

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動物を見ていると気分がよくなって、それから周りの公園をひとつずつ巡るように歩いていた。この街には公園が多く、散歩コースの幅が広がって純粋に嬉しい。電車に乗らなくても楽しめるものがたくさんある。

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公園を歩きながらいつも思うのは、「地元にもこういう所があればよかったのにな」ということだ。実家のある田舎にはあんまりこういう場所がなかったので。

自転車で気楽に回れる距離の中で遊び場が充実していたら、もう少し明るい子供時代が過ごせたかもしれない、と考えてしまう。どれだけタラレバを言っても仕方ない話なのだけど。

 

スーパーで値引きされたミニクリームパンを買ってから帰宅した。65円で6個入りはお得だ。

ピクミンにエサをあげていたらなかよし度が最大になり、ギフトのおつかいに行かせる。京都で見つけた個体だったので、行き帰りの時間が中々やばい。

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3日かけて、東京と京都を往復か。頑張ってくれ…。ちなみにこのあと、所要時間5日のおつかいも発生した。しばらくこういうのが続きそうだな。

 

1月16日(日)

昨日トンガの海底火山が大噴火を起こして、その影響で日本にも津波速報のメールが来ているらしい。夜中にツイッターで少し騒ぎになっていた。

僕のスマホは全く鳴らないなと思って詳細を見てみると、どうやら東京は微妙に対象外っぽい。それにしても太平洋側の全域ってすごいな。僕の住んでいる地域も標高がそこまで高くないので、万が一のために情報は追っておく方がよさそう。

(結果として、津波注意報はその日のうちに解除されたのだった。)

 

寮の先輩とデニーズに行く。

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適当にセットメニューを頼んだ。ハンバーグのあとに、サイドメニューのパンケーキが来る。

「あまおう苺とアボカドチーズクリームのパフェ」という限定メニューがあったので、2人とも挑戦してみた。おいしかったけど、まぁこんなもんだよなって感じの味。パフェって写真やメニューで見るとワクワクするのに、実際に食べるといつも少し後悔が残るのは何でだろうな。

帰りにポケモンレジェンドアルセウスを予約してきた。ダイパリメイクは結局買わないまま攻略サイトを見てしまったけど、こっちは予測がつかないので買うぞ。

 

帰宅後は図書館の本をちまちま読む。あとはnoteを読み漁ったり、自分の過去の日記を読み返したりしていた。大体去年の今頃の時期から、本格的に日記を書くようになったのだ。

最初の頃は身体が重いとか朝起きられないなど、とにかく物理的にしんどいことが頻繁に書かれてある。ずっと会社を休んでいる状態で、気分が重い上に身体も鈍っていたからな。あの頃はあの頃で大変だった、と今さら実感する。


でも、ここで日記を書き始めたのを機に、自分の生活スタイルがある程度確立した感じがあるんだよな。

つまらない日記とならないように、1〜2週間ほど先を見据えて「この日はこれをやろうかな」と考えたりすることで、予定を整理するのがうまくなったし。書き続けていてよかった。

メンタルの回復具合も、当時の日記を読み進めると結構よく分かる。さわおさんのソロツアーに行った日以降が、それまでと比べてやたらアクティブになってるな…。

 

1月17日(月)

出勤。月曜の朝はどうしても足が重い。音楽を聴いてやる気を引き上げよう。

新しい業務を受け持った。作業に没頭していると時間が経つのが早いな。集中力がないから、すぐに手が止まってしまうけど。

 

最寄りの駅前で、ブライダル関係の街頭アンケートをやってるらしい人に声をかけられる。デート商法的なやつかな。めんどい。独身ですか?と訊かれたので、「いえ、違います」と答えた。

「あ、ご結婚されてましたか。失礼しました〜」と、一瞬で会話終了。もちろん嘘です。

 

5月のビバラロックにスピッツの参加が決定して、ツイッターでもトレンドになっていた。

以前はスピッツが出る関東のフェスには、とりあえず行くようにしていたんだよな。本当にスピッツだけを観る目的で、あとの時間は適当に食事したりのんびり他のライブを眺めたり。

今年はどうするかな。とりあえず他の出演者を見て考えるか。

 

1月18日(火)

仕事。淡々とやることを進める。今日は弟の誕生日なので、昼休みにおめでとうとLINEを送っておいた。

ピクミンが京都のおつかいから帰ってきた。岩のボトルキャップは初だ。知らない街に行くと、未所持のデコピクミンに出会いやすい。

 

1月19日(水)

在宅勤務。日中はのんびり作業。

昼休みに動物広場の公園まで散歩してきた。今日はモルモットが元気に動き回っていて、草を食べたり水を飲んだりしていた。金網越しに猿の写真も撮ってみる。

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まん延防止等重点措置が正式に決定された。期間中にライブの予定が2つある。もう延期や中止の判断は主催者に委ねるしかなさそうだけど、そうなってしまったらやるせないな。

 

魚川祐司『仏教思想のゼロポイント』を読み終えた。

仏教って歴史の中で多くの宗派や解釈が生まれていった訳だけど、ゴータマ・ブッダの仏教は「人間として正しく生きる道」を説くものでは決してなく、むしろそういう思考をぶち壊して、輪廻から解脱した境地(=涅槃)を目指すものだった。

そうした仏教の基本的な性質のほか、悟りとは何か、また実際にその境地に達するための詳細までまとめられている。

僕がいちばん面白く感じたのは、大昔のブッダの時代から、人間は他人と比べるのをやめられない生き物だったということだ。あれから約2500年経った今も、そういう本質は全然変わっていない。現代人が未だに過度な劣等感や優越感に支配されがちな事実にも納得がいく。

 

あと、業の概念も好きだ。業(カルマ)とは単純な「行為」以外にも、インド思想の文脈では「のちに結果をもたらすはたらき」といった風に、もつ少し広い意味を持つ。

人間はこれまで積み重ねてきた無数の業が作用していて、それによる行為の繰り返しから「癖」が身に付き、それは己の欲望を満たそうとする「煩悩」に変わる。自業自得のいう言葉のとおり、善い行為はいずれ楽として返ってくるが、逆に悪い行為はのちに苦として返ってくる。

 

この考え方は、見方によっては気楽に生きるための大きなヒントになるかもしれない。人間は輪廻転生の過程で、前世の業を引き継いで生きている等と語られている。しかしそこまで規模を広げなくても、人は現世にいるだけで十分過ぎるほどの業を背負っていると思う。

「どんなに些細な悪行もしたことない!」なんて人は流石にこの世にはいないだろうから、「いずれはどこかで何かのツケが回ってくる」と半分くらい諦めておけば、日常で多少嫌な目に遭っても気持ちの切り替えがしやすくなるのではないだろうか。

もちろん実際はそんな簡単にはいかないし、そもそも「自然に湧き出る物語を止める」という、仏教の根本的な思想からすると邪道な考えかもしれないけれど。


人間の心理を学んだり処世術を身に付けたいなら、歴史や宗教を知ることはよい方法のひとつだと思う。人間ってどれだけ技術が発達しようが、何百年何千年経とうが、同じような悩みや過ちをずっと繰り返していることが分かるので…。