ただのモノローグ

しがないヘイホーが書く日記

全部冬が悪い

2月になって明るい時間はだいぶ長くなったけど、今でも会社に行く日は暗い時間帯に起きなければならない。

自分は早起きは割と出来る方だが、暗い時間に起きることが相当苦痛らしい。布団から出た直後はそこそこ動けても、電車に乗って職場に着く頃には完全に疲れ切ってしまい、もう十分働いた後みたいにぐったりしてしまう。

 

先週、仕事関係で少しイラつく出来事が起きてから、また気分が落ち込むようになった。どこにも当たり散らせず自分の負担ばかりが増えてしまったので、何かバランスが狂ってしまった。

最近特に午前中がつらい。頭が全く回らず昔の嫌な記憶が浮かんで抜けなくなり、周りの人の声すら煩わしくなって執務室が息苦しくなる。

限界が来たらトイレの個室に逃げ、神経が落ち着くまで待ち続けるしかない。とりあえず仮眠をとればいくらかマシになるので、いつも昼休みまでどうにか耐えている。

 

思えば毎年2月は仕事の面でボロボロだった。社会人1年目で「お前は(考えが)ズレてる」と言われたのも2月、相手の話を聞けず本当に危ないトラブルを起こしかけたのも2月、勤務時間中に会社の偉い人の前でゲロを吐いたのも2月だ。去年はぶっ倒れていたので流石に何もなかったけど、あのまま働き続けてたら絶対問題を起こしていたに違いない。

年度末だから忙しいってレベルでもない気がする。傾向が分かったところで、結局は自分自身の弱さや無能さが原因であることが明白なので嫌気が差す。

 

鬱屈した気分を晴らそうとして休日に外に出ても、とにかく寒い。冬だから寒気を感じたり多少体調が崩れるのは当たり前のことだろうけど、ここ数年、迂闊に風邪も引けやしない。ちょっと頭が痛くなるだけで不安になってしまう。

逆に家にずっと引きこもっていると、暖房が必須になり月々の電気代が高くなる。1月は在宅勤務で長時間パソコンをつけていたのもあってか、電気代が普段の倍近くにまで跳ね上がった。冬はどう過ごしてもマイナスになるな。もう何も出来ん。今の不調も、全部冬のせいにしてしまおうか。

 

実際のところは、季節に関係なく気分が落ち込むことなんてしょっちゅうだ。過去の嫌な出来事は自分なりに清算したつもりだけど、それでも自身の問題は何一つ解決していない。

とにかく将来に展望がなく、やりたいことも一切思い浮かばない。仕事が安定しているだけ幸いだろうし、「十分いい環境にいるんだから黙って働いとけ」みたいに言われそうだけど。恵まれたところに居てもうだうだ考え込んでしまうのだからどうしようもない。

自分の中の欠陥はハッキリ分かっているつもりだ。それを埋めるために色々動く気になれないのは、そもそも現状を改善したいと思っていないからかもしれない。元々何もせず過ごすことがいちばん好きなのだ。しかしそれだけだと潰れてしまうという面倒な性質があるので、数少ない趣味や娯楽、たまの旅行などで騙し騙しやっている。

今のところ30歳まではまぁ問題ないとしても、正直40までまともに生きていられる自信がない。いや、単純に生きるだけなら出来るだろうけど、その頃には活力なんて枯れ切っているんじゃないだろうか。今でさえかなり危ういんだから。

 

…とりあえず今の業務が片付いたら少しはマシになるはずだ。それからテレワークをガンガン入れよう。そして明るい時間に起きて、ゆっくり朝食を食べ、本当にやるべきことだけをやりながら好きなように過ごそう。現実が思い通りにならないなら、そこから思い通りになる出来事を増やして中和すればいい。