ただのモノローグ

しがないヘイホーが書く日記

ある1日

(第2回 日記祭のはてなブログ企画に投稿しようとして、没にした方の日記です。noteに書いた文章を基にしています。)

 

5月3日(火)

布団から出て、時計を見るとまだ9時半。マックグリドルが食べたくなり、近所の朝マックでテイクアウトする。おもむろにかぶりついたバーガーからは、甘さとしょっぱさが平等に容赦なく襲ってきた。まさに味の暴力、唾液がどばどばと溢れ出る。


何となく憂鬱な気分だった。原因が分かったところで簡単に解決するものではないだろうし、こんな時は何も考えないのが一番だ。不定期にやってくる波のようなもので、何度も経験していると流石に対処法っぽいものも身に付く。


分厚めの小説を読みながら、外に出ようと思い立った。天気もいいのだし、適当に散歩して疲れたら喫茶店にでも入り、読書なり勉強なりしてみればいい。

読みかけの小説、気分転換用のエッセイ、それから試験勉強用の資料や参考書、筆記用具。色々トートバッグに詰め込んだら、なかなかの重さになった。これを片手で持つのはしんどい。すぐさまバッグの中身を、リュックサックに移し替える。基本的に遠出する時にしか使わないリュックだったので、ちょっとした特別感が出た。

目的地は上野公園。通勤用定期券の区間内にある駅を降りて、少し歩けばすぐに着く。とりあえず外出したい時に何も考えず来てしまう、暇つぶしの通例スポットだ。


2年ぶりにタバコを吸った。何となく、そういう気分に駆られていたのだ。自宅最寄りのコンビニでハイライトメンソールを買い、改札をくぐる前に1本吸う。苦い煙とミントの香りが鼻腔を突き刺し、同時に脳が少し壊れていく感覚が分かる。

僕がタバコを吸うようになった理由は、単純に「時間潰し」として便利だったからだ。仕事の合間の休憩時間の他にも、飲み会の時にぼんやりと喫煙しながら人の話を聞くのが楽でよかった。自分から喋るのは得意ではないので、何かをしながら聞きに徹するにあたって、タバコは最適なツールだったのだ。

しかし会社で自由に喫煙出来なくなった辺りから、自分でタバコを買うことはめっきりなくなった。元々長期間吸わなくても、全然気にならない体質だったのだ。ごくたまに「喫煙したい」と思うことはあったけど、その気持ちは一瞬で消えるような程度で、実際にニコチンを摂取したのは久しぶりだった。


電車の中で色々考えごとをしているうちに上野公園に着く。大型連休のせいか、ある意味予想通り混み具合だ。

でも冷静に考えると、以前普通の週末に来た時と、それほど変わらないようにも見える。規模はどうであれ、僕からすれば「なんか人がいっぱいいるな」くらいの認識にしかならない。楽器を演奏している人や、曲芸を披露している人たちなど、いろんな人を見かけた。

園内を彷徨きながら、目的は自然と喫煙所を探す方向にシフトしていた。何度も来た場所なので写真を撮る気にもならないし、やりたいことが浮かなばない。しかし案内図にそれらしきものは載っていないし、ネットでサッと調べた場所にもない。撤去されたのか。世間は喫煙者に対して本当に風当たりが強い。

結局、公園入口付近の一角に、そのスペースをようやく見つけた。早足で駆け込み、2本ほど連続で吸う。中身がスカスカのハイライトは一瞬で短くなり消失した。喫煙欲は大体満たされた。


上野に行くとほぼ必ず寄るドトールで、午前中読んでいた小説を開く。店内で注文したのは、ミルクレープとハニーカフェオレ。甘味に甘味。ブラックコーヒーは午前中に2杯飲んだのでもう十分である。

500ページを超えるその小説は、ここにいる間だけでは到底読みきれそうにない。それでも淡々とページをめくっていたが、3章の途中辺りで、同時に聴いていたプレイリストが終わりを迎え周りの声が鮮明に聞こえるようになってから、集中力が一気に途切れた。もっと速く本が読めたらな、とはいつも思う。

帰り際に、Gmailの受信ボックスを確認する。抽選に申し込んでいたライブの、当選メールが届いていた。よかった。楽しみがまたひとつ増えた。

 

試験勉強は全く進んでいなかった。

 

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どないしまひょ(12月5日〜12月10日)

12月5日(月)

仕事。1日中しんどかった。風邪とか熱ではなく精神的に圧迫されてる感じの意味で。何もかもダメになりそうな気がする。もう勤務中に元気な状態はほぼなくて、基本的に空元気か愛想笑いのどちらかしかやってない。

ムシャクシャしたので帰りにスーパーで納豆とキムチと明太子を買い、それらをどんぶりご飯に全部乗せて貪り食った。雑な辛さで少し心が満たされた。

 

12月6日(火)

仕事でしょうもない失敗をやらかした。アホだ。完全に自分の確認不足だった。入社7年目で起こすミスじゃない。

なんか完全に嫌な流れがする。明日がある意味最大の山場なのにヤバい。とりあえず一旦全部を忘れて乗り切ろう。事前にこれだけ惨めな思いをしておけばこれ以上酷くはならんだろ。家の湯船をピカピカに掃除して、ゆっくり風呂に浸かった。

 

仕事、毎日が不安過ぎてミスターサタンみたいになってるな。サタンのように、力が弱くても人間力や人望があれば生き残れるだろうか。

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12月7日(水)

今週の大きな山場は乗り切った。とりあえず吉報を祈って待とう。

普段あまり行かないスーパーでパンを買って食べた。この街はやたらスーパーが多くて、上手く活用すれば安い値段で色々買えるかも。めんどくさいからつい近所のまいばすけっとばかり行ってしまうのだけど…。

 

12月8日(木)

米の予約を忘れて、ウインナーだけ炒めて食べる。急に力が抜けてしまったな。

仕事でやるべきことはまだいっぱいあるのだけど、脳ミソをくり抜かれたみたいで思考の焦点が上手く合わない。あと口内炎が痛い。

諸々の日程調整をようやく終わらせた。後は淡々とこなしていけば、今年いっぱいは何とかなるはず。なってくれ。

 

帰りに六厘舎系列の店で、中華そばを食べた。

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値段の割には良かった。麺がすごくちぢれてて、これは好みが分かれるかも。スープは美味かった。やっぱり自分はつけ麺よりラーメンの方が好きだな。

 

12月9日(金)

実家で不審な電話に出てしまい、そこから番号と住所を特定され嫌がらせを受け続けるという夢を見た。内容がかなりリアルで怖かった。

金曜日にエネルギーが無くなるのはいつものこと。頭は回らないしストレスのせいか胃がキリキリ痛む。時間休を取りたかったけど、今やりとりをしている人につい「今日は定時まで居ます」と言ってしまって後に引けなくなった。

 

予定通り定時に上がり、渋谷へ。ジェーン・スーさん、能町みね子さん、phaさんのトークイベント「漠とした3名」に行ってきた。

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配信で何度か観ていたイベント。東京では初めて有観客で開催される。全体を通して、凝り固まった思考をほぐしてくれるような程よい刺激になった。お酒を飲みながらうんうんとトークを聞いていると、時間はあっという間に過ぎた。

 

12月10日(土)

電車に乗って御茶ノ水へ。ラーメン大至でお昼を食べた。醤油ラーメンがすごく美味かった店だ。今日は背脂を食べるつもりだったけど、季節限定らしい辛味噌ラーメンを選んでしまった。最近異様に辛いものばかり食べたくなる。

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真ん中のハートは唐辛子バター。スープに溶かすとまろやかになって良い味になった。口内炎のスリップダメージだけが、ただただつらい。

それから湯島〜上野をのんびり歩く。上野公園で見かけた彫刻のように真っ白のサラリーマンパントマイマーが面白かったので、100円玉を投げ銭した。不忍池で大勢の人がカメラを構えていて、何だろうと思ったら綺麗な青いカワセミがいた。

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自分は惨めで情けないという考えがずっと抜けずに気分が晴れない。おそらく精神がものすごく弱っている。

なるべく沈まないように「俺はこんなもんだししかたない」と適当に思っていても、意志が弱過ぎて周りを見ると自分がすっからかんで何もなくてつまらない人間だな、とか考えてしまう。

こうなってしまうのは大体自分の偏屈な性格のせいだ。直したくても直せないのは経験上分かり切っているし、早めに症状に気付いて対処するしかない。とりあえずSNS見るのやめよう。

 

布団にこもって『ぼっち・ざ・ろっく!』の未視聴分を一気に観た。ライブ後の打ち上げとかは自分も学生時代に経験したので、見ていて面白かったな。僕もコミュ障の極みなのでずっと端で笑ってやりとりを見ていた記憶がある。

 

第2回 日記祭に行ってきた

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日記屋 月日さんが主催するイベント『日記祭』に行ってきた。会場は下北沢のBONUS TRACK。

その名の通り、「日記」を主体としたイベントだ。日記本の即売会やトークショー、日記帳の販売など日記にまつわる様々な催しがあった。他にもコーヒーやビールの販売があったり、休憩スペースも充実していた。

 

このイベントにははてなブログも協賛として参加しており、そのブースでは数量限定で『はてなブログの日記本』が無料配布されていた。

これはいろんな人のはてなブログ記事(2022年内の日記1日分)を集めて本にするという企画なのだけど、その中に僕の日記も載せて頂くことになっていた。応募数が非常に多かった中で、選ばれた69人の日記が掲載されている。これに自分も入っているのはすごく嬉しいことだ。

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日記祭に来てから最初にはてなブログのブースに入り、本を受け取った。中を開くと本当に自分の文章が載っていて感動した。一部分とはいえ、自分の書いた文章が本になるのはこれが初なのだ。

ちなみに僕が応募したブログ記事は、下のページから1日を切り取って修正したものです。

 

去年の秋から日記を書き続けていて他にも候補があったけれど、今年の自分らしい良い1日といえばやっぱりこれだな、と思ったので。

リメイクするにあたって画像や動画を削除し、文章も1500字以内に収めつつ日記らしい1日を通した内容に少しずつ加筆修正した。早く応募したくて急いでまとめ上げたのでかなり荒削りな部分もあるけど、いい日記になったと思う。

 

即売会では委託販売も含めて、たくさんの日記本を買った。こういうイベントは事前に回るブースや買うものを決めてから来るのだけど、毎回それより多くの量を買ってしまう。通りすがりのつもりで見た本がすごく気になってしまうのとかザラだ。出店者の人たちと程よい距離感で話が出来たのも良かった。

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買ったものたち。

 

田中祐介さんと内沼晋太郎さんのトークショーも聞いた。「人はなぜ日記を綴るのか」というテーマで色々な話を聞く。日記に対する思いは人それぞれだろうけど、僕は「何かを書きたい欲」で日記を続けている感があるな。

以前はエッセイっぽい文章に憧れていて、ブログ色々書いていた。それから一度会社を休職した時に、せっかくだからその日々を記録してみようと、毎日日記を書くようになった。

日々の出来事や自分の考えを文章化して発信するのに、日記は便利なツールだと思う。ありがたいことにブログの読者も少しずつ増え、それが純粋に書き続けることのモチベーションにもなっている。話の中で日記屋 月日がどういう経緯で生まれて、どんなお店なのかも具体的に知ることが出来て良い機会になった。

 

僕は全体を通して1時間くらいの滞在だったのだけど楽しかった。天気が良かったのとBONUS TRACKのオープンな雰囲気も相まって、会場全体が快適な空間になっていた。

3回目の日記祭も既に決まっていて、僕はその出店選考には落ちてしまったのだけど、やっぱり何かしらの機会で同人誌は作りたいな。今後の目標のひとつにするか。

 

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生産性の無い話(11月30日〜12月4日)

11月30日(水)

ここ最近酷かった背中の痛み、ゲームをやらずにストレッチを繰り返していたらだいぶマシになった。今でも朝起きると若干痛みがあって、首や肩はガチガチにこりっぱなしなのだけど。

仕事。今日も協議の日程調整で、いろんなところに電話した。電話は苦手だから変に疲れる。とりあえず日にちが決まれば何とかなるだろ。

 

12月1日(木)

今日から12月だ。Apple Musicの年間リプレイ(今年どの曲やアーティストをたくさん聴いたかの記録)が出たので、僕も確認してみる。

アーティストとしてLAMP IN TERRENが1位なのは予想通りだけど、その中でいちばん聴いてるのが『I aroused』だったのはちょっと想定外かも。年明けぐらいの時期によく聴いていた記憶がある。

曲単位ではくるりの『loveless』がトップに。今年1年をひとつの曲で表すなら、迷わずこれと答えると思う。納得の結果だった。実際はiPhoneの他にウォークマンも愛用しているのだけど、大体同じ曲しか聴いてないので似たようなランキングになるだろうな。

 

仕事を定時で切り上げ、同じ部署の後輩と飲んだ。みんな色々大変そうだな。上司や先輩ガチャを外すとかなりしんどいものがある。今の自分はあまりそういうのは感じないので、まぁ恵まれてる方なのだろうな。

同じ社員寮の後輩もいて、「あの街めっちゃいいですよね」「家賃補助出る期間までずっと居座りそうやな」「期間終わっても同じ街に引っ越すかもしれないっす」などと話した。

 

12月2日(金)

在宅勤務。その気になれば1時間ぐらいでチェック出来る書類を、ついダラダラして午前中いっぱいまで使ってしまった。

午後は調整内容を相手先にメールしたり、のんびり過ごしたりする。やるべきことはちゃんと進めてるから大丈夫なはず。

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終業後にポケモンをやる。あとひとつの杭がどうしても見つからなくて、ついに攻略サイトを見てしまった…。全部をノーヒントで見つけたかったど、延々と探していてもストレスになるし仕方ないな。準伝説4匹をコンプリートした。

お昼にスーパーで買ったチョコワを、1日で1袋食べ切ってしまった。料理をするのもめんどくさいし、食事もすぐ楽な方に逃げてしまう。

 

12月3日(土)

布団の中で音楽を聴きながら過ごすも、気分は良くならず。何となく今年1年を総決算したようなプレイリストを作りたいのだけど、上手くまとまらない。

お昼に汁なし坦々麺を食べに行った。元気の出ない時は辛いものを食べればいいと、相場が決まっている。今日は山椒の痺れではなく唐辛子の辛さを前面的に楽しんだ。顔中から汗が噴き出る。

 

帰宅してからすぐに二度寝してしまった。やっぱり疲れてるんだろうか。目覚めてから本を読んだりプレイリストをいじったりした。

夜、寮の先輩と近所のビストロ系の居酒屋に行く。

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初めて来た所だけど、すごく良かった。とにかく料理がどれも美味い。特に自家製のソーセージが最高で、つい2回頼んでしまったほどだ。

ちょうど2人ともポケモンをやっていたので、なんか流れで「もしジムリーダーになったら何タイプでどんな手持ちにするか?」的な厨二くさい話をした。僕はエスパータイプで、こんなパーティになった。無機物と海洋生物ばっかり。

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こういう生産性皆無の話が出来るのは良いことだな。寮の先輩は虫タイプのイメージしかない。封印の杭を9割自力で探したことを話したら、純粋に怖いと言われた。

 

12月4日(日)

分厚い毛布が気持ちよくて、中々布団から出られない。何とか起きて、午前中にマイナンバーカードの申請をする。

オンラインで申請は一瞬で終わった。ずっと億劫で手を付けられなかったのがアホみたいに思えるな。スマホで撮った顔写真がちょっと暗かったかもしれないけど、別にいいや。自分の顔とかそこまで興味ないし。

 

近所のインドカレー屋でマトンカレーを食べた。最近食費を使い過ぎかも。もうすぐボーナスも入るしいいか。

帰ってきてから頭がぼんやりする。だらだらと未読の読み物を読む。先週コンビニプリントで印刷してきた、三輪亮介さんの『真鶴にて』がよかった。今年は一人旅が出来ずに終わりそうなので、ちょっと虚しい。

何となく風っぽい予兆があったので、ゆっくり風呂に入って汗をかき代謝を回した。ストレスとかプレッシャーとかも原因なのかな。今週は大きな山場があるから体調は崩せない。念のためバファリンを飲んで寝た。

 

背骨曲がってる(11月25日〜11月29日)

11月25日(金)

肩甲骨周りの筋肉がメチャクチャ痛く、起きるのにも一苦労だった。

仕事、いきなりやることがドッと増えるのが本当に歯痒い。でも自分が軽い気持ちで引き受けた分のしわ寄せが来ているのもあって、それに腹も立っている。何度も同じ目に遭っているのに、いつまで立っても学習しない。

ストレスでずっと胃が痛かった。右足首の関節も痛くなってきた。なんか身体のいたるところが痛いな。ボロボロだ。帰りの電車の中で、マスクをせず何度も咳き込んでいる人がいて更にイライラ。

 

壱角家の限定メニューが気になって、帰りについ寄ってしまった。ブラックフライデーにちなんだ黒ネギラーメン。

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金曜ロードショーで『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を観た。金ローはちょくちょくCMが入って興が削がれるのがネックだけど、それでも泣いてしまうくらいに良かった。

最後の再会のシーン、これまで手紙でたくさんの言葉を紡いできたヴァイオレットがずっと気持ちを言い出せずに言葉を詰まらせてしまう表現がすごいなと思う。でも一番泣いたのはユリス少年の最期のところなんだよな。欲を言えば、やっぱりエンディングも見たかった…。

 

11月26日(土)

ポケモンの残りのストーリーを進めて、スタッフロールまで辿り着く。前作よりもいい話だったな。根っからの悪人が誰一人おらずに、よくここまでやれたなという印象。

 

夕方、予約していた整骨院に行く。背中と腰の痛みが酷くなってきて、一度ほぐしてもらおうと思ったので。

先週から長時間ゲームをやるようになったと正直に話すと、それはダメですね〜とド直球に言われた。まぁそうだよな。他にも触るだけで分かるほど背骨が曲がっていることを指摘される。今年の健康診断でも引っかかったところなので、やっぱり痛みを取るだけでなく根本的に治した方がいいのかな。

タオル1枚持つだけで出来る簡単なストレッチを教えてもらったので、それを継続してやっていくのがよさそう。まぁ帰宅してからまたポケモンやってしまったのだけど…。

 

11月27日(日)

やっぱり背中が痛い。昨日整骨院で、「寝ている間も筋肉が休まらずに強張っている可能性もある」と言われたことを思い出す。背中が浮いた状態で寝ているとそうなりやすいのだけど、枕を変えた訳じゃないしその辺は普段通りなんだよな。

 

ふらっと電車に乗って、以前人に教えてもらった喫茶店に行ってみる。

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雰囲気はすごく良かったのだけど、店主と常連さんとの話し声が大きくてあんまり落ち着かなかったな。オススメと言っていたガトーショコラは確かに美味しかった。このあと隣駅のサブウェイでサンドイッチを食べたりする。

 

ポケモン、封印の杭探しでほぼ1日中使ってしまう。ノーヒントで探すことになるので、最後のひとつが中々見つからないのはオープンワールドあるあるか。とりあえず南側の祠だけは解放出来た。

 

11月28日(月)

仕事。来週に一層忙しくなることが確定してつらい。なんで諸々タイミングが被るんだ。

残業中に少し人と喋る。肩の力が抜け切っている人は心の底から羨ましい。僕も同じ気持ちで過ごしたいと思っているけど、どうしても周りにビビって固くなりがちなんだよな。何とかなるだろうか。

帰りに松屋で麻婆豆腐丼を食べる。程よく辛くて美味いのだけど、ここまで来ると豆腐いらなくない?と思ってしまう。辛いひき肉とネギだけだと逆に値段は高くなってしまうのかな。

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11月29日(火)

仕事。何をやったかイマイチ思い出せない。時間休で早退したら雨風が強かった。折り畳み傘が無意味なくらい濡れた。1時間休程度だと大してゆっくり出来ないしあっという間に夜になるんだよな。

 

香山哲のプロジェクト発酵記』を単行本で読んだ。

連載の前段階における、プロジェクトの練り方を連載するという面白い発想。前作の『ベルリンうわの空』もそうだったけど、香山さんの漫画は"生活"をすごく大切にしている気持ちが伝わって、読んでいて心地が良い。僕もこういう自由を重視した生き方に憧れるのだけど、少なくとも会社員やってるあいだは無理だよなぁ…。

 

やり方を変えるべきか

今年も残り1ヶ月となってしまった。

毎年11月に入る頃、どんどん寒くなったり日の出が遅くなったりで物理的に調子が悪くなる。ほぼ同じタイミングで仕事が佳境に入ったりもするので尚更都合が悪い。

予測はしていたものの、今年もやっぱりしんどい。気分が沈んで思考もどんどんうしろ向きになってしまう。今はとにかく仕事を無事に終えられるかどうかが不安なのだけど、まぁとりあえずやるべきことを進めていくしかないな。現場時代に比べるといくらかマシで、ちゃんとやっていれば終わりは見えて来る感じだし。

 

日記にも書いているのだけど、少し前から首・肩・背中がものすごく痛むようになった。整体に行っても改善されず、特に朝起きた時が酷くて起き上がるのが本当につらいほどだ。整体師の人から聞いた話と合わせると、思い当たる節は大体こんな感じ。

 

・元々猫背で姿勢が悪い

・今年の健康診断で「脊柱湾曲軽度」と診断された

・寝ている間に背中の筋肉が安まっていない可能性がある(痛みのピークが朝なのもそのせいか)

・最近長時間ゲームをやることが多くなった(これが決定打になったのだと思う。ほぼ同じ時期だし)

 

整体師に教えてもらった簡単なストレッチを続けて、しばらくゲームをやらないでいると痛みはかなり和らいだ。今でも朝は若干起きづらく、肩と首のこりはずっと続いているのだけど。

側湾症の疑いもあって、痛みが引かなければ病院に行かないと流石にヤバいと思っていた。まぁ生活を見直すと改善されたし、とりあえず経過観察としておこう。

 

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心療内科で処方されている睡眠薬を、最近は全く飲まずに生活をしている。もう2年近く心療内科に通院しているのだけど、なんか通う必要性が分からなくなって行きたくなくなってきた。

当初診断された不安障害は正直性格みたいなもので、一向に治せる気がしない。毎月地味に出費が痛いし、主治医は思い通りの回答が得られないとすぐ機嫌が悪くなるし、これ以上通い続けても意味がない気がする。元々は会社を休職するための診断書をもらうのが目的だったしな。今月の診察はいちおう行くとして、次は適当にバックれようか。

通院を辞めることによる最大の懸念事項が睡眠薬だったんだけど、サッと止めてみても案外普通に寝られている。数時間おきに目が覚めてしまうのは昔からだし、それ自体が苦痛になってる訳ではないので問題ないかな。朝夕食後に飲んでいる抗不安剤は無くなるまで飲むことにしよう。

 

自分の人生がすっかり停滞していて、虚無感がベッタリと張り付いている感覚がある。ライブなどのイベントに行っている最中はすごく楽しいのだけど、それが終わって時間が経った後の何とも言えない気持ちや、そういう予定がしばらくない時期の変な焦燥感とか。

今年は各アーティストの周年記念ライブが結構多く、全体を通して素晴らしいライブばかりだった。しかし来年以降も同じような気持ちで楽しめるだろうか、という不安が中々抜けない。

僕は就職してからずっとライブのために仕事を乗り切ってきたところがあるし、今後もそうやっていくのだろうけれど、もしそれすら飽きてしまったらどうしよう。やっぱりどこかでやり方を変えた方がいいのかもしれないな。

 

少し先に開催される、とある小さめの同人誌即売会イベントに出たいと思ったのだけど、その抽選に落ちてしまった。新しいことでもやってみようかと思って行動に移したものなので、これが個人的に結構ショックだった。

今書いているブログも、これに何の意味があるんだろうとか考えてしまう。結局は自分の生活や考えを整理するために書き残しているだけのものなのだけど。この1年で読者もかなり増えたし、これまでより多くの人に読まれるようになったので、何とかもうしばらく日記は書き続けたいという気持ちでいる。

 

10ヶ月待った(11月20日〜11月24日)

11月20日(日)

昨日ポケモンの最新作を買ったので、昨日の夜からプレイしている。

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バイオレットではなくスカーレットにした理由は、スピッツの曲にちなんだものだ。周りの知り合いは皆バイオレットを買ってるように見える。

後からキャラメイクなどをやりながら、バイオレットの青い制服の方がアクセサリーが映えそうでよかったかも…とか思ったりする。服装が固定っぽいのが地味にしんどい。

フィールドは完全なオープンワールドで、探索が弾む。夕方からライブがあるので、午後の適当な時間に切り上げた。今日はジムバッジを3つ集める。

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最初の御三家は炎タイプのホゲータにした。

 

外は大雨で暗くて寒い。かなりしんどかったけど、ライブのチケット番号はBで入場も遅くなりそうなのでゆっくり動くことにした。10年以上使っているウインドブレーカーを解禁する。

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今日はカミナリグモの15周年記念ライブ。何気に今年の1月からチケットを買っていて、今日まで10ヶ月近く待った。カミナリグモを観るのは2年ぶりだな。会場は渋谷のduo。入場時にオリジナルチケットをもらう。

フロアは指定席で、来場者特典のパンフレットがあった。ステージの装飾とduo名物のでかいコンクリート柱がマッチして、会場は全体的に秘密基地のような雰囲気があった。

 

ライブは『20号』から始まる。僕が初めてカミナリグモを観たのは上京した時の活動休止直前のライブだったのだけど、その時と同じスタートだった。

学生の頃から聴いていた数少ないバンドが活動休止すると知った時はショックだったけど、そんな重さを全く感じさせない曲から始まって、当時は胸を打たれた。ずっと好きで聴いている希望の曲だ。

 

カミナリグモは上野啓示さんとghomaさんの2人メンバーのグループなのだけど、今日はバンドセット、2人編成、ストリングスも入った編成と、色々な形態で演奏があって楽しかった。ストリングス編成は2年前の年末ライブを思い出す。『あの虹』のアレンジは壮大で好きだな。

 

僕は学生時代にハマっていた「BRAIN MAGIC SHOW」と「MY DROWSY COCKPIT」のアルバム2枚が今でも印象強く、その中からたくさんの曲が聴けたのが嬉しかった。でも最新のアルバム「Another Trip」もすごくいいんだよな。

純粋に音を聴いているだけで気持ちよくなる。カミナリグモの良さってこういうのだったよなぁ、といくことを思い出すきっかけにもなった。

 

ダブルアンコールの最後は『ゆらゆら魔法が溶けただけ』。これも初参戦のライブと同じ終わり方で、ああ何だか感慨深いな〜と思っていたが、メンバー退場後も手拍子が鳴り止まずトリプルアンコールに。ちょっとビックリ。良いライブだった。

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11月21日(月)

朝ご飯に白米と合わせるものがキムチしかなかった。朝からキムチを頬張る。

寒いのでウインドブレーカーを着て出勤したのだけど、帰りは暑くて汗が出た。この時期はいつも気温差がよく分からん。

何となく体調が崩れそうな予兆があったので、帰宅してゆっくり風呂に浸かった。明日はテレワークなのでつい夜遅くまでポケモンをやってしまった。ストーリーが気になって、ピクニックなどの新機能を楽しむ余裕がない。

 

11月22日(火)

在宅勤務。午前中は窓から光が強く差し込んでつらいので、遮光カーテンを閉じて部屋の電気をつけている。

あまり大したことはやらずに資料の確認などして過ごす。終業後はポケモンを進めた。

 

11月23日(水)

祝日。ほぼ1日中ポケモンをやっていた。ゲームに没頭するとあっという間に時間が溶けていく…。それでめんどくさい仕事のことも忘れられるので良いのだけれど。

探索や捕獲をやりながら、3つのメインストーリーをクリア。次からパルデアの大穴に入る。道中で新機能のピクニックなどもやってみた。ポケモンがわちゃわちゃ動いているのがかわいい。

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ノコッチが進化するのを知った時は度肝を抜かれた。

 

夕方、近所の坦々麺の店に行った。ゲームの中でスパイスが頻繁に出てきて、なんか辛いものが食べたくなったので。汁なし坦々麺と餃子セットを頼み、山椒と唐辛子をいっぱい入れた。

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11月24日(木)

腰と背中がズキズキ痛む。長時間ゲームをやってたことぐらいしか原因が分からない。普段より電車が混んでいてキツかった。

出張の帰りに、目的地とは逆方向の電車に乗ってしまった。仕事絡みでよく利用する駅なのだけど、何故か頻繁に乗る方向を間違える。大体考え事をしながら無意識に違う電車に乗ってしまっているんだよな。そういう呪いでもかかっているのかもしれない。

帰宅してふと洗面台の鏡を見ると、右肩がだだ下がりで左肩が異様に上がってるのがすぐ分かった。明らかに身体のバランスがおかしい。どうりで痛むわけだ。