ただのモノローグ

しがないヘイホーが書く日記

近況と今後

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2週間ほど前に、勤め先に退職願を出した。

来年の3月いっぱいで会社を辞めます、という意を込めて。

 

4年半くらい続けてきた仕事だけど、やっぱり業務内容が自分に合わなかった。

新卒で入社した会社だったが、仕事にどうにも興味が持てなくて色々頭に入らなかったり、つまらないミスばかり起こしたりしていた。自分は周りと感覚がズレていることも思い知らされて、人からナメられることも多かった。

それでも入社当初は頑張ろうと思っていたし、何年か続けていれば仕事も身についてある程度気分が楽になるのではと信じてやってきたけれど、自分が成長しているような感覚は今でも全くない。寧ろ気力は徐々に無くなっていく一方で責任だけが大きくなり、次第に会社にいること自体が苦痛になるばかりだった。ずっと我慢しながら仕事をしていたという感覚だ。

こんな状態で5年も10年も続けていくのは無理だと思った。いつか潰れてしまう。定年までなんてもってのほかだ。

 

退職自体は今年の夏頃からずっと考えていて、気持ちが変わらなければ12月中に話をつけようとも思っていた。来年度の人事異動のことも考えて、12月中に。

話をしようと動き出していた辺りで、タイミング悪く色々業務が重なってしまい、最近精神的にしんどい状態が続いていた。元々マルチタスクが絶望的に下手だったし、ちょっとのアクシデントとかで頻繁にパニックを起こしていた。何年かやってきたがそれらも一向に改善できなかった。

最近は職場にいるだけで気分が鬱々としてしまって集中力が全く湧かず、席に座ったまま何も出来なかったりトイレの個室に長時間篭ったりすることが増えていった。

流石にこの状態はやばいなと思う妙に冷静な自分がいる一方で、今の気分のまま話をすればすんなり受け入れてくれるのではと考える卑怯な自分もいた。

 

上司に退職の話を切り出した時は、それまで考えていたことを洗いざらい吐き出したつもりだ。

そのあと更に上との面談を通して、今無職になるとコロナ禍の影響もあって再就職はおろか、バイトすらも採用が厳しいから次が難しいと、しつこいくらい繰り返し言われた。こういう時世だし何度もニュースで見てきたので分かってはいたことだけど。

 

とりあえず色々話をして、退職の時期を先に延ばし、その間、有休や休職などを使って休養するような方針になった。

今後のことを時間をかけて考えてほしいと言われたのと、その間にコロナが(ワクチンの普及とかで)少しでも収束すれば動きやすいだろうということらしい。退職するのはそれからでもいいだろうと言われた。いいんだろうか。

休職とかを使って無理矢理長く在籍するのって何だか給料泥棒みたいだから気が引けたのだけど、上がそういった方法を勧めてくれているからということで、その提案を受け入れた。

 

こうして予想だにしないタイミングで長期休暇を得てしまった。

最近はそういった面談や仕事の引継ぎ云々で忙しかったけど、ようやく落ち着いてきたのでこうして書き上げた。今は有休を消化しつつ休んでいて、おそらく年内にあと1・2回は出勤することになるけれど。

休職になれば半年~1年くらいは休めるらしいので、それまでに少しは色々収まってくれればいいのになと思う。

 

今と全く違う部署への異動も勧めてくれた。そこは元々所属していた部署よりも人との関わりが少なく、黙々と作業に打ち込めそうな感じではある。

ある程度休んでそっちへ移動するのもありかなと思ってしまった。でもあそこまで話をしておいて結局やめずに残ることになりましたーなんてことになるのも嫌な感じがするんだよな…。周りの目も怖いし。

といっても今の会社以上に給料も福利厚生も安定している所って中々ないだろうし、やめた後のことなんて全く考えていなかったし、この先やりたいことなんて全然浮かんでこない。少しでも自分に合った業務内容で在席できるのなら、図々しく居座ってもいいのかもしれないな。そこでも合わなかったりダメになってしまったら、今度こそ本当に会社を辞めるべきなのだろう。

 

自分がこの先何ヵ月休むことになるかは分からないけれど、とりあえず気力の回復に専念しつつ(元から大してないけど)、その中でまた色々やれたらいいなと思う。