ただのモノローグ

しがないヘイホーが書く日記

孤独を受け取る

LAMP IN TERRENの定期公演『SEARCH』に行ってきた。

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テレンは毎月26日に渋谷で定期公演をやっているのだけど、僕がそれに参戦するのは初めてだった。最後にライブに行ったのが12月のリキッドルームのワンマンで、久しぶりに観たいなーと思ったので。直前になるまで気付かなかったけど、この日は第30回という節目だった。

STAR LOUNGEにも初めて来たけれど、最近は大きめの会場に行くことが多かったのもあって、たまにはこういうライブハウスらしい場所もいいよなと思った。何となく学生時代を思い出す。ドリンク交換のミネラルウォーターが常温で出てきて良心的だった(冷えてると結露でかばんが濡れたりするので)。

 

開演10分ほど前になると、最前列の人に透明プラスチックのフェイスマスクが配られる。なるほど、こういう対策をしている所もあるのか。ステージから割と距離も近いし、飛沫の心配も考慮しているのだろう。

僕は前から2番目の列にいたのでフェイスマスクの支給はなかった。性質上、顔や皮膚に何かくっついていると違和感が強くなってライブに集中出来なくなるので、逆に安心。

 

ライブがスタートし、序盤で『ワーカホリック』を演ってくれて嬉しかった。個人的に今いちばん生で聴きたかった曲だ。社会や仕事に疲弊している人は、みんなこれを聴けばいいと思う。

ワーカホリック

ワーカホリック

  • LAMP IN TERREN
  • ロック
  • ¥255

 

『Water Lily』の演奏中、ボーカルの大さんがハッキリ僕を指差してくれてビックリした。サビに入る前の「孤独は君がくれたものだよ」のところで。周りは女性客が多く、さらに自分がそこそこ身長のある方なので、そんな状況で結構目立っていたのかもしれない。

嬉しさとパニックが混ざってしまい、肝心の僕は笑って返すことしか出来なかった。何かノリのよいリアクションが出来たらよかったな…。せめてマスク越しの笑顔が伝わっていることを願う。

 

SEARCHは毎回公演ごとにテーマがあって、今回は大さんと真ちゃん、2人のギターソロをメインに置いたものだった。

近年のワンマンツアーでは聴けなかった曲もたくさん聴けた。インディーズのアルバム「PORTAL HEART」に入っている5曲のうちから3つも演奏してくれるとは思わなかったな。雨中のきらめきが好きだったから、イントロですごくワクワクした。

ボイドやmultiverseも長いこと聴き込んでいたけれど、これらが入ったアルバム「LIFE PROBE」も6年前に出たもので、たぶん今ではもう古めの曲って位置付けになってるんだよな…。

 

ライブの最後は『地球儀』で締められた。元々セトリには予定されていなかったという。リキッドルームでのアンコールを思い出すな。ミラーボールの下で、跳ねて踊って楽しかった(そしてめちゃくちゃバテた)。

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ここしばらくの間、音楽はほとんどLAMP IN TERRENばかり聴いている。自作のプレイリストをヘビロテしているような感じなのだけど。毎日聴いても、全然飽きないのだから仕方ない。

LAMP IN TERRENはちょうど僕が上京したタイミングで偶然知って、それからずっと音源を聴いたりライブに足を運んだりしてきた。たくさんの曲に引き込まれて、気付けば自分の中でも特に思い入れの強いバンドのひとつになっていたのだ。

 

そんなテレンも、今年で結成15周年。中学時代に結成したバンドが今も続いてるって相当すごい。メンバーの年齢も僕の3つ上で、割と近いんだよな。15周年という記念に、大きな企画も発表された。

ベストアルバムも楽しみだし、ホールワンマンライブも絶対に行くぞ。抽選に落ちたらつらいな。公式ファンクラブ、入会しようか。

 

 

来月の定期公演にも行きたくなった。元々8月はライブの予定が全くないし、一度くらいは行っておきたいというのもある。

チケットの抽選はもう終わってしまっているので、一般販売で踏ん張るしかない。でも残り枚数少なそうだなぁ…。