ただのモノローグ

しがないヘイホーが書く日記

モデルナワクチンの記録

先週仕事を早上がりし、コロナワクチンの2回目を接種してきた。注射自体は1回目よりも痛みは感じず、ボーッとしていると一瞬で終わる。

僕は左腕にワクチンを打ったのだけど、30分後に何故か右手の方から痛みや痺れが出始めた。軽く握ると、指の付け根辺りがズキッと痛む感じ。どうして逆側から副反応が出るんだろう…?

 

接種後はやたらと腹が減るという情報を聞いたので、会場を出たあと、近くにある魚介豚骨のラーメンを食べた。

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うまかった。昼食を食べていなかったのもあるけれど、替え玉を頼んでスープまで飲み干す。

この時点で時刻は大体13時半で、いつもならこの時間にここまでガッツリ食べてると、満腹で夜になっても食事したいと思わなくなる。しかしこの日は違っていて、夕方くらいに普通に腹が鳴ったりした。情報は正しかったのだ。適当な料理をして夕食にした。

 

1回目の摂取時はその日の20時くらいに発熱したので、今回も割と早めに副反応が来るだろうと想定していた。22時くらいから微熱が出始めたけど、それ以外に体調は問題なくてだるさもないので、睡眠薬を飲んで寝た。

 

その夜中、悪寒で目が覚める。

うおおお、とうとう来たぞ。布団に潜っても体の震えが止まらない。ただ寒いだけじゃない、身体の内側から訴えかけてくるような、本能的にやばいと分かるこの感じ。いつ以来かな…。

最後にインフルエンザにかかったのが4年近く前だから、本当に久しぶりだな。それまでは自分の中で1年おきにインフルになるというジンクスがあったのだけど、いつの間にやら迂闊に熱すら出せない時代になってしまった。

 

腕や身体が痛くなるのは嫌だけど、ワクチンの副反応で高熱が出るのは正直楽しみだったのだ。熱があると心置きなくグッタリ出来るし。

元々何もせずに過ごすのは得意な方だけど、体調が悪いと存分に休んでよいという大義名分が生まれる。動きたいという気力も、外へ出たいという気力もなくなる。

 

…という理由があったので、高熱が出たと分かった瞬間は確かにだるいのだけど、お待ちかねのイベントが発生してくれたみたいに心の中はウッキウキになっていた。この時の体温は37.6度。

そこからはいろんな意味でフィーバータイム。悪寒による震えと謎の高揚感が混ざり眠っては起きてを繰り返す状態が続いた。意識がありつつも夢の中にいるような感じで、部屋の景色が明らかにおかしい。カラーボックスの中の本が明らかにスカスカだったり、ピンク色の変なモンスターのぬいぐるみがあったり…。「もう二度と助からない」的な謎の幻聴っぽいものまで聞こえてきたけど、そうかそうなのかと、適当に聞き流していた記憶がある。

深夜4時頃に改めて体温を測ると38.5度。これが熱のピークだった。バニラアイスを食べるとメチャクチャうまかった。

 

結局、朝8時くらいにハッキリと目が覚める。いつもの布団、いつもの本棚、見慣れたいつもの部屋の中にいた。

まだ身体はだるかったけど何とか動かせる程度だったので、朝食に卵かけご飯をだらだら食べる。前日の動けるうちに予約炊飯をしておいてよかった。頭痛もするので念のため食後に解熱剤を飲んだ。

それからデルタルーンの実況動画を見たり等していたけど、すぐに純粋な睡魔が襲ってきて、そのまま夕方までぐっすり寝てしまう。やっぱり夜中は全然眠れてなかったんだな。爆睡していた。

夜にもう一度布団に入る頃には体温も平熱に戻っていて、ワクチン接種3日目の朝には殆ど体調も回復した。左腕の痛みは若干残っているけど、問題なく上げられる。

 

これで僕のワクチン2回目の副反応は終わりを遂げた。久しぶりに高熱を出してヒャッハーしてたけど、これが何日も続いたら流石につらいよな。体調が戻ってからはマクドナルドでポテトをテイクアウトするなりした。

 

 

(以下、この週末の出来事)

 

遅まきながら、アマゾンプライムで「オッドタクシー」を見た。

都会に住むしがないタクシードライバーが、周りで起こる喧騒に巻き込まれながら、やがて大きな事件に発展していくストーリー。

現代における社会の問題や、様々な立場にいる人間それぞれの苦悩がえげつないほどリアルに描写されていて、少し心苦しいところもあった。それでいて物語として非常によく出来ている。多くの人が勧めているのを見てきたが、その期待を上回る面白さだった。

 

 

松屋で初めてうなぎ丼を食べた。最近はいつもねぎ玉牛めしを食べてばかりだったんだけど、この急な路線変更には少し理由がある。

以前からうなぎについて好きか嫌いかと訊かれると、「まずくはないけどあんまり。2〜3口食べたら飽きてしまう。」という答えを必ず用意していた。何故だかうなぎに対して、あまりいい記憶がなかったのだ。

でも、最近その答えが自分の中でも疑わしくなってきた。本当にすぐ飽きるのか?そもそも最後にうなぎ食べたのいつだっけ?思い出せない。

思い出せないなら、食べてみるしかない。今なら考えが変わるかもしれないし。そんな考えを片隅に置いて松屋に行くと、たまたまうなぎ丼キャンペーンをやっていたので早速注文したのだった。

 

感想としては、おいしかった。普通においしかった。何口食べても飽きなかった。上から山椒を振りかけると、その香りも相まって更においしくなった(山椒は元からすごく大好きだ)。要するに、昔の僕は間違っていたということになる。

新しい発見ができて、また自分の考えを改めるいい機会となってよかった。まぁうなぎは頻繁に食べるものではないけれど(自分の中では、という話)。これで会社の先輩から、急に「今日はうなぎ奢ってやるぞ!」と誘われても笑顔で着いて行くことができる。大きな進歩だ。

 

まぁ、そんな機会は絶対に来ないのだが。