ただのモノローグ

しがないヘイホーが書く日記

時間が止まっている(11月4日〜11月9日)

11月4日(土)

昨日の疲労がえげつない。筋トレをしていたおかげで腕だけは無事だけど、それ以外は全部ボロボロ。ライブ中に長時間爪先立ちをして圧迫されたせいか、右足親指の爪が青黒くなっていた。こうなったのは初めてではなく、時間が経てば綺麗になることをいちおう知っている。

歯医者の定期検診に行ってきた。大きな異常はなかったけれど、経過観察の箇所が増えた。そのあと百均や雑貨店で、文学フリマ用の装飾品を買った。テーブルクロスとか。自分の中では日記本を作ること自体がいちばんの目標だったけれど、せっかく出店するのだからイベント当日も楽しみたいし、本もしっかり売り出したい。

 

11月5日(日)

治ったと思っていた風邪がぶり返してきた。暑いのか寒いのかよく分からず、汗が止まらない上に喉の痛みも強い。今年の初めに似たような流れでコロナの発症に繋がったので、なんかすごく怖い。今日は学生時代の友人と飲む約束があったのだけど予定をキャンセルし延期してもらうことにした。ここでくたばるわけにはいかないので我慢だ。

文フリ用のポスターを簡単に作った。昔からデザインのセンスは皆無だけど、まぁブース番号と売るもの、あと値段がハッキリ分かればいいかなと思っている。

 

11月6日(月)

目が覚めても外は真っ暗。嫌な時期になってきたな。喉の痛みだけが治らないのは乾燥のせいか。

仕事中に洟が出るようになった。自分の中では、洟が出ると治りかけの状態に近付くんだけどどうだろうか。定時で退勤し、町中華で四川炒めを食べて帰宅した。薬を飲んで早めに寝る。

 

11月7日(火)

鼻の詰まりで何度も目が覚めた。外は雨風が強い。比較的長時間眠ったおかげか目覚めは良く、喉の痛みも消えていた。だるさはまだ少し残っている。書類のチェックを終わらせるため出社。

 

そういえば、技術士第二次試験の筆記試験の合格発表が出ていた。僕の受験番号は記載がなかったので不合格。小論文は去年よりやれた感覚があったけど、やっぱりダメか。まぁ全然勉強出来てなかったもんな。

自宅に届いた通知書を見ると、詳細の評価は去年と全く同じ。つまり微妙にあと一歩、といったところだった。正直技術士の資格が仕事に直接役立つ訳ではないし、合格したところでまた会社にいいように使われるのが想像出来てしまうので、もう受けたくないな。とか言いながら、たぶん来年も同じような状況になってるんだろうな…。

 

11月8日(水)

朝からくしゃみが止まらん。少なくとも社会人になってから、いちばんたくさんくしゃみをした1日だった自信がある。職場ではずっと鼻をかみ続けていた。

仕事を時間休で早退し、コンビニで文フリ用のポスターを試し刷りしてみた。悪くないけど、もう少しブース番号の文字を大きくしてもよさそうだな。店内にドライフルーツの小袋が並んであり、欲望に負けて色々買ってしまった。

アラサーになり、風邪が簡単に治らなくなったことを実感する。数年前はメチャクチャ汗をかきメチャクチャ寝れば1〜2日で治せたはずなのに。あと冬に一度風邪を引くと、そこから暖かくなるまでずっと鼻水が止まらなくなるような感じになる。いつも気付けば治っているのだけど寒暖差アレルギーみたいなものか。

 

11月9日(木)

仕事は省エネ気味。やれることだけを淡々とやった。

今日は会社の飲み会があったのだけど、風邪が治りきらないことを恐れて急遽欠席にした。上の役職の人が多くて何となく気の進まなかった飲み会なので、結果的には良かったかもしれない。

定時退社し、本屋で漫画を買って帰る。異様にお腹が空いていて、電車に乗る前に駅近くのカレー屋に寄った。特別美味しい訳ではないがスプーンが進む。平日は何もしないほどお腹が空く。働けば働くほどストレスが溜まり食欲がなくなるしな。

 

秋葉原はユーサネイジアの夢を見るか?』を読む。現代の秋葉原を舞台にしたサスペンス漫画。

サスペンス要素が出てくるのは1巻の後半からで、それよりも「時間が止まったアラサー」の痛々しさがやたら刺さった。つい共感してしまうところもあるけれど、自分の黒歴史を色々思い出してしまう。主人公の年齢が自分と同じであることもリアルさを加速させる。

いろんな意味で胸が痛くなるのだけど、「こういう行為は世間一般からするとメチャクチャ痛くて恥ずかしいんだぞ」という自戒の念を込めるためにも、時々はこういう作品を読むべきなのかもと思う。でないといつまた自分が調子に乗るか分からない。『シャドーハウス』の新刊も含めて、何だか人間の醜い部分をたくさん見たように感じた。