ただのモノローグ

しがないヘイホーが書く日記

壊れてないとやってられん(1月29日〜2月2日)

1月29日(月)

冬になるといつものことだけど、髪を切ってから後頭部や耳の周りが異様に冷える。これだけで風邪を引いてしまう時もあるので気を付けないと。

朝から職場で軽いパニックに陥り、そこからずっと目眩のような感覚にやられる。もちろん仕事は気乗りせず、まぁやれることを淡々とやっていただけ。定時でサッと退勤。たぶん明日からまた残業が多くなりそう。

 

小沼理『1日が長いと感じられる日が、ときどきでもあるといい』を数日かけて読み終えた。2020年から2022年、3年間の日記とエッセイを織り交ぜた本。良い日記本を読んでいると、当時の自分はどうしてたかな、どんな気持ちだったかな、と事前に色々考えてしまう。特にオリンピックの開催時期は僕もずっとモヤモヤしたものを抱えていた。そういうことを思い出しながら当時のブログを読み返してみると、何だか表現が今よりずいぶん詩的だった。

「自分が関わるものは全部ダメになってしまう気がする」という感覚は、僕も子供の頃から持っていてすごく共感した。集団行動における成功体験がほぼ無いに等しい。仕事でも特にそう思っているのだけど、それは単純に熱意がないだけなのかもしれない。自分の仕事の進め方はいつもどこか間違っている気がする。この本を知ったきっかけは、下のネット記事を読んだからだった。

 

カラーボックスの本棚の部分にぬいぐるみを置いているのが何となく嫌になり(本が取りにくい)、新しいラックを買うかどうか検討中。部屋を模様替えしたおかげで何かを置けそうな空きスペースも出来たし、ソファの近くに小さなテーブルも置きたい。ここへ来てやたらと家具を増やそうとしている。

 

1月30日(火)

会社でしょうもないミスをやからした。今日は大勢の前でのやらかしだったので、落ち込みも激しい。また周りからの信用を失った気がする。午後も顔を上げられないほどしんどかった。しかしどれだけ沈んでもトイレにこもっても仕事は減らない。20時くらいまで残業。

松屋の店内ラジオが嫌いすぎて、最近はめっきり駅前の店舗にも行かなくなった。作り物みたいな安っぽい明るさがどうしても受け入れられず、仕事の疲労が溜まっている状態で聞かされるといつもイライラしてしまう。外食の選択肢から自然と除外され、今では食べるものが分からない時は、適当にスーパーの惣菜を買っている。今日の晩ご飯は日高屋のニラレバ定食。

 

1月31日(水)

昨日を引きずっているせいか、何となく心が重い。関係のない余計なことまでうだうだと考え込んでしまい、気分がつらくなる。

週の定例会議、一人が延々と喋り続けて無駄に長引きイライラした。話が本題からどんどん逸れていくし、何なら会議終了後も上司と話を続ける始末。自分が消極的すぎるだけかもしれないけれど、ここまで一方的に自分の話を続けたいという気持ちが全く分からない。声が止みそうにないので、トイレの個室に逃げてこの日記を書いていた。

午後になって風邪っぽい寒気がし始める。今年度は本当に体調を崩してばかりだ。年度末から新年度にかけては毎年仕事のことで精神が不安定で、気付けばそういう時期になっている。定時で帰りたかったけどそういうわけにもいかず、19時まで残業した。

 

『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』4巻を読む。佐々木と山田(田山)、2人に漂うゆるやかで幸福なが好きだ。山田のむっとした表情が可愛かったり、終盤で佐々木の過去が垣間見えたり。夢中になっていると身体のだるさもマシになった。念のためバファリンを飲んで布団に入る。

 

2月1日(木)

今朝は少し暖かかった。今までが寒かったので相対的に、だけど。同じ班の人がなんか機嫌悪そうで、こちらまで居心地が悪くなった。何も関係ないし気にしなければいいはずなのに、何となくだるさが伝染してしまう。

今日は特に大きな予定はなく、ぼんやりしながら仕事を進めた。時間が経つにつれて余裕が無くなり、残業中、自分も人に気だるく接してしまった。時間が経ってから自分の幼さを痛感して勝手に落ち込んでしまう。

 

自分のメインの仕事はざっくり言うと「課内で作成された書類のチェック」なのだけど、それをやり続けていることに対して、同僚から「よく正気を保ってられますよね」と言われた。確かにずっと同じような作業の繰り返しだし、普通の人ならどこかで気が狂いそうになるのかもしれない。

どうしても担当者の都合に合わせなければならない部分があり、業務ペースを自分でコントロールし切れずにしんどいところはある。しかしライン業務はライン業務で不特定多数の人と関わらなければならず、それが怖い自分にとってはこちらの方が相対的に楽に感じたりする。大体課内の人間とだけ話していればいいし。

ただ、経験が浅いので周りと比べて失敗も多く、恥をかいたり軽く注意されるだけですぐに弱ってしまう自分が情けないと思う。あと会社全体に絡むプロジェクトに関わったことで、他部署の汚さを断片的に知った。なんか周りのいろんな人間に敵意を持っている自覚があり、諸々を考えると自分も既に正気を失っている自信しかない。こんな会社はどこかが壊れていないとやってられないのだ。

 

結局この日は22時くらいに退社した。帰りに家系ラーメンを食べたのだけど、カウンターの隣に居た人がホウレン草をわざわざコップに避けていて、流石に引いた。苦手なものは仕方ないとはいえ品が無さすぎる。

 

2月2日(金)

朝の電車の中で強烈にお腹が痛み出した。家を出る前に食べる朝食のせいだと思うけど(朝は無駄に消化が早い)、こういう日に限って、運転間隔の調整などで中々目的の駅に着かない。

仕事、曲がりなりに頑張った部分を感謝されるとつい浮かれてしまうな。自分は褒められることよりも感謝される方が気分が良くなるらしい。後者の方が人に影響を与えている感じが強いからだろうか。いずれにしても僕はチョロいと思う。

 

定時で退社し、適当に晩ご飯を食べたり家事を済ませたりなど。湯船に浸かってぼんやりしていると寝落ちしそうになった。夜はフリーレンのアニメをリアタイする。ヨルシカが担当している主題歌『晴る』、繰り返し聴いているうちに好きになった。最近のヨルシカの中でいちばん好きかも。「貴方を飾る晴る」と歌うところが特別印象に残る。