ただのモノローグ

しがないヘイホーが書く日記

May I wish to redo again?(2月9日〜2月12日)

2月9日(金)

ここのところ再び毎日日記を書いているけれど、何となく「そうしなくちゃ」と強迫観念に駆られている感じもある。ちゃんとした文章を書くのって結構疲れるし、無理はよくないな。この日記は起きたことをなるべくその日のうちに下書きにメモして、余裕のある時に肉付けをするという感じで整理している。

今日は在宅。午前中は気分が落ち着かず、音楽を流しながらブランケットを抱き抱えてうずくまっていた。午後にオンライン研修を受講したのだけど、自分の業務と直結しそうなパートが来たところで強烈な眠気に襲われる。まともに話を聞けなかったけど悪気はないんです…。

 

夕方、退勤後に目黒ライブステーションへ。作家バンドが集うライブイベント・サッカソニックに行ってきた。

EDIT-LIGHTというエレクトログループの音楽が好みだった。エレクトロの音楽とボーカルのウィスパーボイスが、シャンディガフで酔った頭によく響く。出番が終わった直後に音源と楽曲を基にした小説を買った。やくしまるえつこが好きな人はEDIT-LIGHTも好きになると思う。

 

エリーツのライブは久しぶりに観るのだけど、1曲目の『エコー』からググっと気持ちが引き込まれた。しっかり自分たちの世界を作っている。ゲストを招いて披露された『おやすみマイエンジェル』も、ラストの『髑髏砂漠』も楽しく聴けた。これはロックバンドだ。他のバンドも聴き応えがあり、出演者5組という長丁場だったけど、時間はあっという間に過ぎていった。

 

帰りは会場付近の蒙古タンメンで北極を食べる。辛すぎてスープを飲む余裕まではなかった。胃がぽかぽかの状態で電車に乗ったのだった。

 

2月10日(土)

昨日発表された、とあるバンドに関するニュースによって周りがザワついている。僕はそのバンドについてほとんど知らないのだけど、メンバーのコメント、そしてそのバンドの長い活動歴とも合わせて、事の重さは痛いほど伝わってきた。

この影響でツイッターのタイムラインもどことなく空気が暗く、見ているだけでもしんどい。Blueskyで「ツイッター見るのしんどい」と呟いた。こういう時にアカウントを作っておいてよかったと思える。そのあと、全く関係ない日記を整理して更新した。

 

天気が良いので外を歩いた。喫茶店でシナモントーストを食べつつぼんやり過ごしてから、動物の公園で写真を撮る。冬場のリスはよく肥えていて、猿はいつの間にやら大きくなっていた。

 

夕方、友人たちと一緒に、神田にある音STAGEというバーへ行く。楽器も演奏出来る音楽バー。こういうスタイルの店は東京に色々あるのだろうと想像していたが、実際に行くのは初めてでワクワクした。

さわおさんと共同でエフェクターを製作した山嵜南波さんが居り、the pillowsのアナログ盤やライブ映像を流したりしてもらった。

 

お酒を飲みながら、時々楽器を触る。ギターを弾く友人や、店員さんと一緒にピロウズの曲をセッションした。僕はもちろんドラムで参加。演奏したのは、ハイブリッドレインボウ、ONE LIFE、LITTLE BUSTERS。リトバスのドラムは完全に初見だったけど、ライブでたくさん聴いているぶん体がしっかり覚えてくれていた。他のお客さんのセッションを聴いたりなどもする。

オープンとほぼ同じ時間に来店し、かなり長居してしまったけど楽しかった。ここは楽器が演奏出来る人と来ると良いな。バーの周りはいかがわしい店が意外と多く、帰りにゾッとした。

ピロウズのアナログ盤がたくさんあった

 

2月11日(日)

明日のセッション会に向けてドラムの個人練習。本当は電子ドラムを買って自宅で練習出来る環境を作りたいのだけど、部屋に置くスペースが無かったり、1階じゃないので打撃音だけでも下から苦情が来そうで実現は厳しい。

1時間スタジオを予約し、演奏曲をサクッと叩いて確認する。まぁ演奏さえ止めなければ何とかなるだろう。昨日のおかげでセッションが楽しみになった。練習後に吉野家で牛丼を食べたけど、それだけでは物足りずにラーメン屋とハシゴしてしまった。糖質を摂りまくったせいか、帰宅してから強烈な睡魔にやられて寝落ちした。

 

2月12日(月)

ピロウズの曲をセッションしまくるイベント・枕カバー会の日。今日の会場はデイドリーム吉祥寺という場所。演奏スペースが部屋の中央にあり、360度全方面から演奏が観られるという面白い配置だった。自分の出番の前から、気合を入れるためにビールを飲んだ。

僕の担当曲は『Mr.Droopy』、『Rebroadcast』、『Beyond the moon』、『この世の果てまで』の4つ。枕カバー会の参加は3回目だが、曲数は何気に最多である。

演奏はとにかく無我夢中でやった。全然自覚がなかったけど「ドラムの音でかいね」といろんな人に言われて、自分の音が周りを食い過ぎていないか、調子に乗りすぎてしまったかと不安になった。後から映像を確認するのがすごく怖い…。でも、自分のドラムが好きだと言ってくれる人もたくさん居て嬉しかった。

Rebroadcast』はセッションメンバーに友人がたくさんいたので楽しみだったけど、曲自体が短いこともあり、あっという間に終わった。演奏中の記憶があんまりない。周りの音を聞く余裕もなかった気がする。『この世の果てまで』はフィルインが意外と細かく、ちょくちょくミスをやらかした。叩く数も多いので覚えるのにも苦労した。

 

思い返すと失敗ばかり浮かぶのがよくない癖だけど、イベントはとても楽しかった。終盤で空間全体が盛り上がっているところに混ざりながら、「ここで自分もプレイヤー側に居ればもっと楽しめただろうなぁ」などと考えたりする。打ち上げにも参加し、23時前に帰宅。明日から普通に仕事があるので憂鬱だ。